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お前だけが俺たちを熱くさせる。

ホームでの湘南戦、ショッキングな勝ち点1の後に気持ちの整理も兼ねてノートを書いたぶりにまた気持ちの整理をしたい。

我らがコンサドーレ札幌はそこからも厳しい戦いを続け、順位は単独最下位。周囲からはクラブに対する疑念の声が多く聞こえている。
結果が伴わない中、監督の続投宣言、さらには三上代表取締役からのお気持ち表明とクラブからのアクションはいくつかあるもののゲームの内容、結果そしてクラブの方針やサッカーのスタイルなどサポーターからは様々な意見が飛び交っている。
しかし、ゴール裏中心部をはじめとするコアサポーターの情熱はホーム、アウェイ問わず開幕当初から変わらないどころか最近の状況を加味して今まで以上に熱い雰囲気作りが出来ていると自負している。

果たしてクラブが苦しいこのタイミングで俺たちに出来ることは何か?最近は試合前、そして試合後1人で考える時間が増えた。
そして、僕自身が辿り着いた答えは信念を貫くことに尽きるという考えだ。
我々はいくらお金を払おうとピッチに降りてゴールを決める事はできない。一方でお金をクラブや街に多く落とす事により財政面でのバックアップを行いチームの補強や強化費に充てて貰うという考え方もあるであろう。

では今のクラブの危機的な状況を鑑みて億単位のお金を早急にペイしてくれる富豪や企業がすぐに見つかり、その結果による補強が迅速に行われ今期の残り試合を全て勝つ事ができるのだろうか?
残念ながらこの考えは現実的ではなく、今自分たちが出来る1番のクラブへの行動はこの札幌というクラブを信じて、見捨てない事だろう。

J1に上がってから早10年弱、苦しい時代を知らない若いサポーターも増えてきている中で、ここまで降格争いに大きく足を踏み入れる事なく戦ってきたというここ近年の時間が物語るのはチーム、サポーターを含めて負け慣れて居ない部分がどこかあるように感じている。
なんとかなるという気持ちが開幕前の補強から今日まで我々サポーター、そしてクラブからも垣間見えていると僕は未だに感じている。

もちろん、負けたくて試合をやるわけではないがこれまでの試合を振り返るとどこか勝つ為の試合が見られないのだ。
これまでの札幌には負けても拍手を送りたくなるような素晴らしいゲームが年に数試合必ずあった。

この状況を打破する為にはクラブとしての団結、そして覚悟の現れが最も必要であると考えている。
僕自身は負け続ける事や順位が最下位である事よりも選手や試合から気持ちが見えない事が1番の問題だと感じている。

次は負けらない、次は頑張る、そのような記事やインタビュー、選手の声に今季これまで何度裏切られた事だろうか。
それは、一般のファン層は離れるだろうし今の札幌はお金と時間をかけて見たいサッカーをできない、しないのだ。

クラブの30年弱の歴史を振り返った時、今季の2024年シーズンは間違いなくクラブの転換期でありまた歴史に残るシーズンになる。
その上で残された試合をどのように戦いどのように札幌としての価値を見出し守り抜くのか。今季の残りのテーマはこの言葉に全て詰まっている。

情け無い試合はこれまでもたくさん経験している。降格も昇格も定着もこれまで僕たちはやれる札幌、やる札幌に魅了されて今日まで生きているのだ。
僕は今季のこれまでの戦いを見て、今までの情熱が冷めるような生半可な気持ちでこのクラブとは向き合って居ない。極論を話せばクラブがJ2に落ちてもJ3に落ちてもコンサドーレ札幌というクラブがあり続ける限り僕の血は赤と黒なのである。

しかし、これまで10年以上の月日を経てみんなで作り上げてきた強い札幌を守る為には今季の残り試合今まで以上の覚悟と情熱で最高の雰囲気をスタジアムで作り出しこの厳しいシーズンをsurviveして行く必要がある。

この状況を逆手に取ればこれまで毎年10位前後の順位を彷徨うシーズンが続いて居た中で何年振りかに心の芯から沸るような負けられない試合がこれからずっと続くのである。
この状況を楽しみながら札幌を信じてサポートするのみだ。

先ほども述べたように何があろうと我々のクラブは札幌であり続けるのだから、悔いなく今できる全てを込めてクラブを全力でサポートする事が今この状況に置かれる我々の1番のテーマになると信じている。
今年の初冬、12月の頭に泣いているか笑っているかはこれからの俺たち次第である。すなわち俺たちはまだまだやれるのだ。
やらなければならないのだ。
やっちまえ2024🔴⚫️
懐かしい響きではあるが本当に覚悟を持って信念を持って札幌のためにこれからの未来のために信じる事を続けたい。

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