ゲームは悪なのか

 noteの機能を今ひとつ理解し切れていないかったため、結構書いた文を一度飛ばしてしまいました…。
 が、最近の中でも結構言いたかったことを書いてたので、記憶を頼りにもっかい書こうと思います笑。

 最近ゲーム時間を制限するというような条例が話題になってますよね。可決されたと知ったときには思わず、「えぇ…?」と声に出してしまいました。

 筆者はかなりのゲーム好きなので、少し客観性がないのかなぁと思うところもありますが、そう思われたとしても書きたい笑。

 言いたいことが何個かあるので、小見出しっぽくつけて一つ一つ書こうと思います。(長め)

どうしてゲームに限って?

 今やゲームというのは単なる娯楽ではありません。eスポーツという概念が世界的に普及し、その人気は爆発的なものがあります。

 大会も数多く開催され、世界中のプレイヤーがその日のために日々練習し、打ち込んでいることでしょう。ゲームのタイトル、いわば競技の種類も多種多様。プロゲーマーという概念も、今では一つの職業として確立したものとなりました。

 そんなゲームが制限されるって、おかしくないですか?
 同じようにたくさんの人が打ち込んでいるであろう、スポーツと比べてみましょう。
 こちらも当然世界的な人気があります。世界中に選手がいます。毎日のように練習していることでしょう。そして沢山の競技があります。

 細かいことを言い出せばキリがないですが、こうして見てみると、実は共通する点ばかりじゃないでしょうか。

 どうしてゲームだけが制限の対象になるんですかね。

ゲームが生み出すコミュニティ

 この文章を読んでくださっている皆様は、どれくらいゲームをした経験があるでしょう。

 私はよく、オンラインでのコミュニケーションを活用するゲームをしています。

・TC(テキストチャット)
・VC(ボイスチャット)

 この二つが主なコミュニケーション方法です。このおかげもあって、私には今、ゲームを通して仲良くなった友人が2人います。リアルでの関わりはゼロです。それでも、ものすごく居心地がいいんですよね。
 なぜかというと、もちろん気が合って、一緒にゲームを楽しめるというのはもちろんですが、リアルな悩み、特に身近な人にはなかなか相談できないようなものを気兼ねなく話せるんです。これって今のご時世だと、リアルの人間関係ではなかなか作るの難しいんじゃないかなと思います。

 ちなみにその2人というのは、1人は同い年の男性で、もう1人は10個上の女性で、それぞれ社会人の方です。どちらもお住まいは全然遠いところ。おそらくゲームをしていなければ、繋がることなんてまずなかったでしょう。
 そんな素敵な出会いの場でもあったりするんです。

ひきこもりの原因はゲーム依存?

 これよく言われますよね。確かにその場合も多少はあるのかもしれません。ただ、根本的なひきこもりの原因としては、ゲーム依存ではないと思います。

 実際の生活や、人との関わりなどなど。その人にとって、リアルの居場所がないというのが、ひきこもりの前提にあるんじゃないかなと思います。そんな中で見つけた拠り所が、おそらくゲームなんです。もっと言えば上に書いたようなコミュニティなんです。

 それすらも奪ってしまったら…
 実はとても酷いことなのではないかと感じずにはいられません。

 どのような実態があって、制限するに至ったのかまで詳しく知らないのであれですが、もし仮に、ひきこもりの原因=ゲーム依存という考え方があるとすれば、それはちょっと違うんじゃないかなぁと思います。

プロゲーマーという進路

 職業として、プロゲーマーというものが認められるようになる社会です。世界的な動きとしても、これは言えると思います。

 そんな一つの可能性を、早々と摘み取ってしまうことになりませんか?

 生きている中で沢山のものを知って、触れて、体験して、自分が将来何をしたいのかを考えていくことは、人の一生のなかでもとても大切なことだと思います。

 その営みのなかで、例えば教師になりたい、エンジニア、警察官、漁師などなど、自分のなりたいものを見つけていくものですよ。

 その選択肢の中に、ゲームの道はあってはいけないんですか?そんなはずはないでしょう。
沢山の選択肢から、やっぱりこれがいいと手に取ったのがその道なら、何も問題ないじゃないですか。

 そしてこの考え方でいうと(少し飛躍してしまいますが)、本来ゲーム依存に対して取るべき対応って、制限してゲームの時間を減らすんじゃなくて、それ以外の世界に触れる時間を増やすことだと思うんですよ。確かにゲームの道しか知らずにいるっていうのは、進路的にもまずいと思います。だからこそ、弱化の対応よりも強化の対応を考えるべきなんじゃないかなぁと…

余談ですが…

 もし誰かが、「プロゲーマーになりたい!」って言ってるのを聞いたら、やっぱり否定的な声がまだ多いと思います。それって多分、多分ですけど、プロゲーマーという職業をなめてるからじゃないですかね。

 これはYouTuberなんかにも言えますよね。普段私たちが見るのは、一見彼らが遊んでいる様子や、楽しいことをしている様子ばかりです。でもその裏にある準備や、努力や、技術について皆さんはどれだけ知ってますか?

 私だって詳細に説明することはできません。ただ、その仕事が決して楽なものではないし、簡単に仕事として成立させることができるものでもないことは理解しているつもりです。

 別にそれらの新しい職業を目指す人が増えればいいとは思いませんけど、目指す人たちに対して「頑張れ!」と言えるのが当たり前の世の中になったらいいなぁと思います。

最後までお付き合いいただき
ありがとうございました!

いいね、コメントいただけると嬉しいです!
お待ちしておりますゞ