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自分が納得できるほうの未来へ-不登校児の新学期あれこれ

次女。
小学6年生になりました。

こんな感じで始まった新学期。

今のところ毎日登校しております。
が。

まあ、長いこと教室から離れていたので、思う通りに行かないこともあり…。

新学期3日目。
なかなか起きてこないと思ったら、パジャマのまま座り込んでいる次女。

えと…。
学校まで送っていく約束だったが…。
ま、間に合うのか??

「行きたくない…。」

おお!
3日目で!!
なにがあったんだろ?

休みたいなら休んでも良いのだが…。
聞いてみたい。

私「えー。差し支えなければ教えてください。なにが理由で行きたくないの?」
娘「うーん…。」
私「差し支えあれば言わなくてもいいけど…。送って行くなら時間に限りがあるからね?」
娘「うーん…。」
私「じゃあさ、行くか行かないかは出る時間で決めるとして、とりあえず身支度しよう!ね?」
ちょっと焦りが出る、タイムカードに縛られているヒラ会社員の母。

娘「あのさー?」
おお。
話す気になったか!
娘「ずっと教室に行ってなかったから、掃除当番表に名前がないの。」

私「ああ、それなら先生に話をして、当番表に名前入れてもらえば?私から連絡しとく?」
娘「いや、それ自体は構わないのね。」
あ、構わないんだ?

娘「でも、やることわかんないから、毎日先生に、なにをすればいいかって聞いてたの。それも別にいいんだけどね。」
あ、いいんだ?

娘「それを聞いてた友だちがさ。『自分で考えて行動すれば?』って言ってきてさー」
あ、それは嫌だよね。
私「当番表に無いから仕方ないじゃんね?それ、あなたが悪いわけじゃなくて先生の落ち度よね?」

娘「そう!だから、友だちに『当番表に名前がないから仕方ないじゃん』て言ったのよ」
あ、言ったんだ?

娘「でも毎日言ってくるのね!今日も掃除の時、同じ会話繰り返すと思うとダルい!」
ああ、そりゃダルいわ。笑

私「当番表に名前入れてくださいって連絡しとこうか?先生に。」
娘「いや、もう言ったし。」
あ、言ったんだ。

娘「だから学校行きたくないなー」
そかー。

私「掃除だけ回避すれば学校にいても大丈夫なの?」
娘「大丈夫!」

うーむ…。
先生も、お忙しいだろうが…。

しかし、これが原因で、また学校に行かなくなるとしたら、もったいないな…。

さて、どうしたもんか…。

娘「わかった!」
私「なに?」
娘「給食を食べ終わったら帰ってくる!」
私「まあ、自分がそれで良ければ構わないよ?」
娘「それでいい!そーする。」

そうして次女本人の了承を得て、学校への連絡事項を入力する欄に毎日、同じことを繰り返し記入する私。

「本人が帰りたいと言ったら帰らせてください。保護者への連絡は不要です。勝手を言って申し訳ありません。
また、掃除当番表に名前が無いことから掃除への参加に抵抗があるようです。お忙しいとは思いますが当番表の修正をお願いします。」

モンペと思われただろうか…。
まあ、いっか!笑

一身上の都合による早退を繰り返した数日後の夕刻、次女からライン。
「当番表が新しくなって名前が載ったから、今日はちゃんと掃除して放課後まで学校にいたよー。」

そかそか!
良かったねぇ。

娘「というわけで!友だちと遊びに行ってきまーす。」

どうしたらいいのか自分で考えて。

自分で出来ることは自分でして。

自分でできない部分は人に頼ってみたりして。

そうやって前に進めば良いよね。

学校に行くか行かないかじゃなくて。

自分が納得できるほうの未来へ。

それが一番大切なこと。