東田直樹『自閉症の僕が跳びはねる理由』
13 みんなといるよりひとりが好きなのですか?
「いいのよ、ひとりが好きなんだから」
僕たちは、この言葉を何度聞いたことでしょう。人として生まれてきたのにひとりぼっちが好きな人がいるなんて、僕には信じられません。
僕たちは気にしているのです。自分のせいで他人に迷惑をかけていないか、いやな気持ちにさせていないか。そのために人といるのが辛くなって、ついひとりになろうとするのです。
僕たちだって、みんなと一緒がいいのです。
だけど、いつもいつも上手くいかなくて、気がついた時にはひとりで過ごすことに慣れてしまいました。
ひとりが好きだと言われるたび、僕は仲間はずれにされたような寂しい気持ちになるのです。
15 表情が乏しいのはどうしてですか?
みんなが僕たちと同じような考えではないからです。
ずっと困っているのは、みんなが笑っている時に僕が笑えないことです。
楽しいと思えることやおかしいことが、みんなとは違うのだと思うのです。そのうえ、辛いことや苦しいことばかりの毎日ではどうしようもありません。
とてもびっくりしたり、緊張したり、恥ずかしかったりした時も、僕たちは固まるだけで感情を表に出すことができません。
人の批判をしたり、人をばかにしたり、人をだましたりすることでは、僕たちは笑えないのです。
僕たちは、美しい物を見たり、楽しかったことを思い出したりした時、心からの笑顔が出ます。
でもそれは、みんなの見ていない時です。
夜、布団の中で笑い出したり、誰もいない部屋の中で笑い転げたり、僕たちの表情は、周りを気にせず何も考えなくていい時に、自然と出てくるものなのです。
17 手のひらを自分に向けてバイバイするのはなぜですか?
小さい頃「バイバイして」と言われても、僕は自分の方に手のひらを向けて振っていました。
体操やダンスなども、どんなに簡単な振り付けもできませんでした。
それは、真似をすることが難しかったからです。とにかく自分の体の部分がよく分かっていないので、自分の目で見て確かめられる部分を動かすことが、僕たちの最初にできる模倣なのです。
手のひらを振りバイバイしているのに向きが逆だと言われ、僕は意味が分かりませんでした。
ある日、全身がうつる鏡を見て、手のひらだけが自分の方を向いていることに僕は気づいたのです。
18 ものすごくハイテンションになるのは嬉しい時ですか?
理由が見当たらないのにけらけら笑い出したり、ひとりで大騒ぎしたりすることがあります。
何がそんなに楽しいの? とみなさんは思うでしょう。
そんな時僕たちは、頭の中で想像しているのです。正確に言うと、僕たちが想像していると言うより、色んな場面が突然頭の中にひらめくのです。それは、自分にとってとても楽しい思い出だったり、本の中の1ページだったりします。
みんなには分からないかも知れませんが、思い出し笑いの強烈なものと思ってください。
20 少しの失敗でもいやですか?
僕は、何か失敗すると頭の中が真っ暗になります。
泣いてわめいて大騒ぎ、何も考えられなくなってしまうのです。それがどんなほんのささいな失敗でも、僕には天地がひっくり返るほどの重大な出来事なのです。
例えば、コップに水を注ぐ時に、少しでも水がこぼれることさえ僕は我慢ができません、
人から見れば、なぜそんなにも悲しいのか理解できないと思います。自分でも、たいした失敗ではないと分かっています。しかし、感情を抑えることが難しいのです。
失敗すると、まず津波のように、僕の頭の中で失敗した事実が押し寄せて来ます。
次に、津波で木や家が倒されるみたいに、僕自身がそのショックで崩されてしまうのです。していいことや悪いことも、その時には分からなくなります。とにかく早くこの状態から逃げ出さなければ、僕は溺れ死んでしまうからです。逃げ出すために、いろんな手段を取ります。泣いてわめくだけではなく、物を投げたり人をたたいたり……
しばらくして、ようやく落ち着きを取り戻した時、僕は我に返ります。気がつけば、津波はどこにも起こってなくて、僕が暴れた後だけが残っているのです。
それを知った時、いつも僕は自己嫌悪に陥ります。
21 どうして言われてもすぐにやらないのですか?
したいことも、しなければならないことも、すぐに行動できないことがあります。やりたくない訳ではないのです。気持ちの折り合いがつかないのです。
何かひとつのことをやるにしても、僕は、みんなのようにスムーズに物事に取り掛かることができません。
気持ちに折り合いをつけるということは、どんな作業か説明します。
まず、何をやるのか考えます。
次に、自分がそれをどうやるのかイメージします。
そして最後に、自分で自分を励ますのです。
この作業が上手くいくかどうかで、スムーズに行動できるか、できないかが決まってきます。
自分がやりたくても、やれない時もあります。体がいうことをきいてくれない時です。体がどこか悪いのではありません。なのに、まるで魂以外は別の人間の体のように、自分の思い通りにはならないのです。それは、みんなには想像できないほどの苦しみです。
僕たちは、見かけではわからないかも知れませんが、自分の体を自分のものだと自覚したことがありません。
いつもこの体を持て余まし、気持ちの折り合いの中でもがき苦しんでいるのです。
23 何が一番辛いですか?
みんなは気づいていません。僕たちが、どんなに辛い気持ちでいるのか。
僕たちの面倒をみるのは「とても大変なのよ」と、周りにいる人は言うかも知れません。
けれども、僕たちのようにいつもいつも人に迷惑をかけてばかりで誰の役にも立てない人間が、どんなに辛くて悲しいのか、みんなは想像もできないと思います。
何かしでかすたびに謝ることもできず、怒られたり笑われたりして、自分がいやになって絶望することも何度もあります。
僕たちは、何のために人としてこの世に生まれたのだろうと、疑問を抱かずにはいられません。
側にいてくれる人は、どうか僕たちのことで悩まないで下さい。
自分の存在そのものを否定されているようで、生きる気力が無くなってしまうからです。
僕たちが一番辛いのは、自分のせいで悲しんでいる人がいることです。
自分が辛いのは我慢できます。しかし、自分がいることで周りを不幸にしていることには、僕たちは耐えられないのです。
飛行機が好き
北海道に家族旅行した時のことです。
飛行機に久しぶりに乗りました。
前に乗った時は小さかったので気づかなかったのですが、僕は離陸時にかかる体への重力が、とても心地よかったのに驚きました。
そこでこんな話を考えました。
そこは、小さくて静かな緑色の星でした。
自閉人「ここが僕の星なのさ」
地球人「何だか体が重くない? 手足におもりがついてるみたい」
自閉人「君の星では、僕はいつも宇宙遊泳している感覚なのさ」
地球人「なるほど、よくわかるよ」
なんて会話ができる、自閉症にぴったりな重力の星があれば、僕たちはもっと楽に動けるのに……
25 跳びはねるのはなぜですか?
僕が、ピョンピョン手を叩きながら跳びはねる時、一体どんな気持ちだと思いますか?
すごく興奮しているから、何にもわかってないと思われているでしょう。
僕は跳びはねている時、気持ちは空に向かっています。空に吸い込まれてしまいたい思いが、僕の心を揺さぶるのです。
跳んでいる自分の足、叩いている時の手など、自分の体の部分がよく分かるから気持ち良いことも跳びはねる理由のひとつですが、最近もうひとつわかったことがあります。
それは、体が悲しいことや嬉しいことに反応することです。
何か起こった瞬間、僕は雷に打たれた人のように体が硬直します。硬直は、体が硬くなることではありません。自分の思い通りに動かなくなることです。縛られた縄を振りほどくように、ピョンピョン跳びはねるのです。跳べば、体が軽くなります。空に向かって体が揺れ動くのは、そのまま鳥になって、どこか遠くへ飛んで行きたい気持ちになるからだと思います。
自分に縛られ、他人に縛られ、僕たちは籠の中の鳥のように、ピーピー鳴いてバタバタと跳びはねるしかありません。
どこか遠くの青い空の下で、僕は思いっきり羽ばたきたいのです。
28 手や足の動きがぎこちないのはどうしてですか?
体操していると、先生から「肘を伸ばして」とか「膝を曲げて」と注意されます。
手足がいつもどうなっているのかが、僕にはよく分かりません。
僕にとっては、手も足もどこから付いているのか、どうやったら自分の思い通りに動くのか、まるで人魚の足のように実感の無いものなのです。
自閉症の子供が、人の手を使って物を取ろうとするのも、距離感が分かってないために、自分の手ではどれ位伸ばせばそれに届くのか、どうやればつかめるのかが、分からないからだと思います。実際に何度も経験すればできるようになります。
しかし、いまだに僕は人の足を踏んでも分からないし、人を押しのけても分かりません。触覚にも問題があるのかも知れません。
29 みんながしないことをするのはなぜですか? 体の感覚が違うのですか?
どうして靴を履かないの?
どうしていつも半袖なの?
体の毛をそったり、抜いたり、痛くないの?
みんながしないことをするたび、誰もが不思議に思うことでしょう。
自閉症の人は、体の感覚が違うのでしょうか。そうするのが好きなのでしょうか。
たぶん、僕は両方とも違っているような気がします。
そうしなければどうにかなってしまいそうなくらい、その子は苦しいのです。
感覚が違うというのは、神経が正常に働かなくなっているということですが、神経は正常でもその人の気持ちが感覚の異常を引き起こしているのだと思います。誰でも苦しければ、自分で何とかしようと思います。
感覚がおかしいと錯覚するのは、苦しさのために自分がそう思い込んでいるせいだと思います。そこに神経が集中すると、体のエネルギーが一点に集まって、感覚に違和感を覚えるのではないでしょうか。
普通の人は気持ちが苦しくなると、人に聞いてもらったり、大騒ぎしたりします。
僕たちは、苦しさを人にわかってもらうことができません。
バニックになっても、大抵見当違いのことを言われるか、泣きやむように言われるかのどちらかです。
苦しい心は自分の体の中にため込むしかなく、感覚はどんどんおかしくなってしまうような気がします。
36 色んな物を回しているのはなぜですか?
自分がくるくる回るのが好きだし、何でもかんでも回しては喜んでいます。
回っているもののどこが楽しいのか、分かりますか?
普通の景色は回転しません。
回転するものはとても刺激的です。
僕たちから言わせると、それは見ているだけでどこまでも続く、永遠の幸せのようなものです。
見ている間、回転するものは規則正しく動き、何を回してもその様子は変わりません。
変わらないことが心地よいのです。
それが美しいのです。
38 ミニカーやプロックを一列に並べるのはなぜですか?
並ぶことは愉快です。
水などが流れ続けることも快感です。
みんなは、何かに見立てて『ごっこ遊び』などしますが、それのどこが面白いのか僕は分かりません。
こりごりだというくらい、順番や並べ方が気になります。
僕たちは、線や面(パズルなど)が大好きです。それで遊んでいると、頭の中がすっきりするのです。
39 どうして水の中が好きなのですか?
僕らは帰りたいのです。ずっとずっと昔に。人がまだ存在しなかった大昔に。
自閉症の人たちは、僕と同じようにそう考えていると思います。
生物が生まれて進化して、なぜ陸に上がって来たのか、人になって時間に追われる生活をどうして選んだのか、僕には分かりません。
水の中にいれば、静かで自由で幸せです。
誰からも干渉されず、そこには自分が望むだけの時間があるのです。
じっとしていても、動いていても、水の中なら時間が一定の間隔で流れているのがよく分かります。
僕たちにはいつも目や耳からの刺激が多すぎて、1秒がどれだけで、1時間がどれだけなのか見当もつきません。
自閉症の人には自由がないのです。
なぜなら、僕たちは原始の感覚を残したまま生まれた人間だからです。
僕たちは時間の流れにのれず、言葉も通じず、ただひたすらこの体に振り回されているのです。
ずっとずっと昔に帰れたなら、きっと今のみんなのように生きられるでしょう。
40 テレビのコマーシャルを好きなのですか?
好きかと聞かれると困ります。なぜなら、よく分からないからです。
みんなは、僕たちが口に出せば好きだと思うみたいですが、そんなことはないのです。
コマーシャルをよく覚えているのは、繰り返し見ているからだし、コマーシャルが流れるとテレビの前にとんでいくのは、自分の知っているものが写っているのが嬉しいからです。
どうして、みなさんはコマーシャルに興味がないのですか?
あんなに何度も繰り返し見せられると、まるで友達が遊びに来てくれたような感覚になりませんか?
僕は、コマーシャルは好きではありませんが、知っているものがテレビに映ると興奮します。なぜなら、コマーシャルの内容がよく分かっているし、すぐに終わるので安心して見ていられるからです。
それを見ている姿が楽しそうに見えるのは、僕たちがいつも不安定で無表情だからでしょう。
コマーシャルを見ている時、僕たちの素顔がのぞけると思います。
大仏様
どこかに行った時に、思い当たる理由もないのに泣きだす人を見たことがありませんか。
その人が話せないだけで、泣いている理由はあるのです。
中でも意外だと思われるのが、嬉しくて泣いていることです。
僕もこの間、家族で鎌倉に行った際、大仏を見たとたん、感動して泣き出してしまいました。
大仏様の威厳のあるすばらしさと共に、歴史の重さや人々の思いなどが一度に僕の心に押し寄せて来て、僕は涙が止まらなかったのです。
大仏様は、僕に『人は、誰でも苦しみながら生きていくものだから、決して逃げてはいけないよ』と教えてくださっているようでした。
僕は、誰でも感動する心を持っていると思います。泣いていることが、すべて悲しかったりいやだったりすることではありません。それを知って欲しいのです。
48 すぐにどこかに行ってしまうのはなぜですか?
僕の心は、いつも揺れ動いています。
どこに行きたいわけでもないのに、目についた場所に飛んで行きたくなる気持ちをおさえられません。
周りの人に怒られて自分でも嫌になるのですが、どうやったらやめられるのか分かりません。
行きたくて動いているのではないのです。そうすれば気持ちがいい訳でもありません。まるで、タイムスリップしたみたいに、いつの間にか体が動いてしまうのです。
誰かが止めても、何が起こっても、その時には悪魔が自分にとりついたかのように、自分が自分でなくなります。
どこに解決策があるのでしょう。
今も僕はその衝動と戦っています。
以前に比べると、少しずつ良くはなっているようです。
有効な解決策はありませんが、マラソンや歩くことは体がすっきりします。すっきりすると、自分の体の位置(重力を感じる)が自覚でき、落ち着けるような感じがします。
51 なぜくり返し同じことをやるのですか?
自閉症の人が繰り返しを好きなのは、自分のやっていることが好きだとか、楽しいからではないのです。
まるで、何かにとりつかれたかのような態度に驚く人もいると思います。すごく好きでも、普通あんなに繰り返せるものではありません。僕らは繰り返すことを、自分の意志でやっているわけではないのです。
たぶん、脳がそう命令するのです。
それをやっている間は、とても気持ち良くすごく安心できます。
だから、僕らから見れば自分の気持ちに正直で、何にでも取り組める普通の人がとても羨ましいのです。
自分の気持ちとは関係なく、いつも脳はいろんなことを僕に要求します。
僕がそれに従わないのならば、まるで地獄に突き落とされそうな恐怖と戦わなければならないのです。
生きること自体が、僕たちにとっては戦いなのです。
52 何度注意されても分からないのですか?
してはいけないことなのに、何度注意されても同じことを繰り返してしまいます。してはいけないということは理解できても、なぜか繰り返してしまうのです。
『自分が何かしでかす→何か起こる→誰かに注意される』この場面が、自分が行動を起こしたことによって成り立つ原因と結果の一場面となって、強く頭の中に記憶されてしまいます。
やってはいけないという理性よりも、その場面を再現したい気持ちの方が大きくなって、つい同じことをやってしまうのです。
すると、頭の中が一瞬、まるで感電したようにびりっとします。その感覚はとても気持ちのいいもので、他では同じような快感は得られません。(しいてあげるのなら、ビデオで同じ場面を繰り返し再生することでしょうか)
けれども、悪いことはしてはいけないのです。これを理性として、どうなおしていくのかが大きな問題です。
僕も何とかなおそうとしていますが、そのためのエネルギーはかなりのものです。我慢することは、苦しくて苦しくて大変です。その時に必要なのが、周りにいる人の忍耐強い指導と愛情でしょう。
僕たちの気持ちに共感してくれながら、僕たちを止めて欲しいのです。
55 いつも動いているのはなぜですか?
僕は、いつも体が動いてしまいます。じっとしていられません。じっとしていると、まるで体から魂が抜け落ちてしまうような気がするのです。不安で怖くていたたまれないのです。
僕はいつでも出口を探しているのです。
どこかに行ってしまいたいのにどこにも行けなくて、いつも自分の体の中でもがき苦しんでいます。
じっとしていると、本当に自分はこの体に閉じ込められていることを実感させられます。とにかくいつも動いていれば落ち着くのです。
誰でも、僕らが動いていると「落ち着きなさい」と言います。でも、動いていた方が安心できる僕にとっては、落ち着きなさいという言葉の意味がなかなか分かりませんでした。
動いてはいけない時があることは、僕にも分かるようになりました。動かないことができるためには、少しずつ練習するしかないのです。
57 どうしてパニックになるのですか?
僕たちがどうしてパニックになるのか、みんなには分からないと思います。
パニックになる原因にはさまざまなことが考えられますが、環境を整えたり本人にとって不快なことを取り除いたりしても、パニッりになることもあるのです。
みんなが僕たちを誤解していることのひとつに、僕たちはみんなのような複雑な感情は無いと思われていることです。目に見える行動が幼いので、心の中も同じだろうと思われるのです。
僕たちだって、みんなと同じ思いを持っています。上手く話せない分、みんなよりもっと繊細かも知れません。
思い通りにならない体、伝えられない気持ちを抱え、いつも僕らはぎりぎりのところで生きているのです。
気が狂いそうになって、苦しくて苦しくてパニックになることもあります。
そんな時には泣かせて下さい。側で優しく見守って下さい。苦しさのあまり自分が分からなくなり、自傷、他傷行為をするのをとめて下さい。
58 自閉症についてどう思いますか?
僕は自閉症とはきっと、文明の支配を受けずに、自然のまま生まれてきた人たちなのだと思うのです。
これは僕の勝手な作り話ですが、人類は多くの命を殺し、地球を目分勝手に破壊してきました。人類自身がそのことに危機を感じ、自閉症の人たちをつくり出したのではないでしょうか。
僕たちは、人が持っている外見上のものは全て持っているのにも関わらず、みんなとは何もかも違います。まるで、太古の昔からタイムスリップしてきたような人間なのです。
僕たちが存在するおかげで、世の中の人たちが、この地球にとっての大切な何かを思い出してくれたら、僕たちは何となく嬉しいのです。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?