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IgA腎症の治療 | 定期検診(退院後67日目)

こんにちは、僕です。

IgA腎症の治療のため、入院して扁桃摘出&ステロイドパルス療法を行い、その退院から67日目。今回からクリニックさんで定期的に受診することになりました。

前回の定期検診(総合病院にて)から2週間程度しかまだ経っていないものの、クリニックを予約するときに、その定期検診時点から1ヶ月後だと予約がすでに多く入っているということもあり、前倒ししてこのタイミングとなりました。

窓口で受付を済ませると、血圧の測定、採尿、血液検査と事前に済ませます。

血圧は退院後も毎朝測っていますが、上が110~120の間、下が70~80の間くらいの推移なので至適血圧の範囲で推移しています。減塩を心がけていますからね。むくみもなし。

尿検査と血液検査の結果は次回の検診(1ヶ月後)時に分かります。本当はもっと早く分かるのだろうけど、通院するタイミングもないので。

院長先生と久しぶりの対面

しばらくして診察室に呼ばれ、久しぶりに院長先生と対面。実に3ヶ月ぶり。

入院と治療大変だったでしょう?特にステロイドパルス、と院長先生。

いえ、ステロイドの副作用も強く出ることはなくつらさはなかったですよ!抗凝固薬のヘパリン24時間点滴3日間×3回は行動制限が出るのでそれはつらかったですけど、と僕。

ただ、服用している薬の副作用なのか、今の生活に支障が出ていることは伝えるも、やはり薬を飲んでいる以上、こうすれば解決!というのはなさそう。

そして、病院を退院したときに持たされた書類(引き継ぎのお手紙)とこれまでの数値の経過を見る。

扁桃摘出からステロイドパルス後の尿タンパク値の減少をみて、だいぶ尿タンパクが減ったね、良かったじゃない!と喜んでくれた。前もそうだったけど、この院長先生は本当に親身になって喜んでくれるから、こちらも安心してもらえて良かったってなる。

簡易検査では尿蛋白(ー)に

続いて、さきほどの採尿の簡易結果をみる。尿蛋白は(ー)だったそう。詳細は次回の検診時には分かるけれども、簡易検査では検出されないか、検出できないくらい少ないレベルまで減っているということが分かる。これはとても良い傾向。

尿潜血は+1とか+2とかだった記憶が。毎度のことですが、尿潜血は残るケースもあるそうです。潜血はそこまで気にしなくても大丈夫。

薬は一部変更、さらに減る

前回の病院での定期検診時に処方された薬がまだ2週間分あるので、次回の通院まで持つ程度の薬をもらうことになる。

院長先生曰く、もう飲まなくていい薬もあるし一部の薬は変更で、と。話している感じでは、どんどん薬を変えていきたい・減らしていきたい様子が伺えます。

先生によって考え方って当然違うので、そういうこともあるのでしょうが、なんだか面白いです笑。これで副作用も収まってくれればいいのになと期待。

これまで服用している薬

・プレドニゾロン錠(ステロイド):30mg/隔日
・イルベサルタン錠(降圧剤):50mg/日
・コメリアンコーワ錠(腎疾患用):100mg×3/日
・パリエット錠(ステロイド性潰瘍対策):20mg/日
・イコサペント酸エチル粒状カプセル(抗血小板薬):600mgx2/日
・アレンドロン酸錠(骨粗鬆症対策):25mg/週
・アルファカルシドール錠(骨粗鬆症対策):0.25μg/日
・ファンギゾンシロップ(口腔カンジダ対策):うがい3回/日
・イソジン(感染症対策):うがい3回/日

次から服用する薬

・プレドニゾロン錠(ステロイド):30mg/隔日
・ランソプラゾールOD錠(ステロイド性潰瘍対策):15mg/日
・イルベサルタン錠(降圧剤):50mg/日
・エパデール(抗血小板薬):900mgx2/日
・アレンドロン酸錠(骨粗鬆症対策):25mg/週
・アルファカルシドール錠(骨粗鬆症対策):0.25μg/日

ステロイド性潰瘍対策に飲んでいた胃薬が、ランソプラゾール(通称タケプロン)に変更、効果が緩やかに。

血液サラサラにする抗血小板薬はジェネリックから先発品のエパデールに。容量も600mg→900mgに増量。

エパデールに変更した理由ですが、抗血小板薬に関しては先発品のエパデールと後発品で効き目がぜんぜん違うというアドバイスを頂いたので、薬局で処方箋を提出する時に先発品で!とお願いした結果です。600mg→900mgへの増量理由はコメリアンコーワをやめるため。

変更となった薬

・イコサペント酸エチル粒状カプセル(抗血小板薬):600mgx2/日
・パリエット錠(ステロイド性潰瘍対策):20mg/日

服用終了となった薬

・コメリアンコーワ錠(腎疾患用):100mg×3/日
・ファンギゾンシロップ(口腔カンジダ対策):うがい3回/日
・イソジン(感染症対策):うがい3回/日

コメリアンコーワはエパデールでまかなえるということで終了。ファンギゾンシロップ、イソジンも現在の状態であれば利用する必要はないとのことで終了。

結果、薬が減ったので、体への負担も気分的にも楽になりました。特にうがい系は面倒くさいのと、ファンギゾンシロップは冷蔵保管する必要があり、冷蔵庫を圧迫していたのでした。

ステロイドは減量したばかりということもあり、30mg/隔日で変わりはありませんが、少なくとも次回の検診時までは30mg/隔日で飲んでくださいと言われています。裏を返せば、次回にはまた減薬できる可能性があるので、この調子で体調を維持しつつ、スムーズに減薬できればなと思っています。

こころなしか、ファンギゾンをやめてからは喉の変な違和感は軽減された気がするし、退院後ずっと気になっていた副作用というか異変が緩和された気がしています…。まだ、完全に実感できているわけではありませんが…。

飲まなくて良い薬は飲まないほうが良い。いくら治療とはいえ、同時に摂取しなければならない薬が多ければ多いほど、体への負担も出るのだなぁと思う秋の夜です。

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