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IKEBANA Artとは

今日は2022年10月12日。
初めて挑戦するアートフェア、UNKNOWN ASIA2022の3日前。
初めていけ花をアートとして表現する機会だが、出展前の記録として書き留める。(開催後だとまた違う感情になるため)

いけ花とは

いけ花の解釈は様々あるが、僕はいけ花という得体の知れないものを
建築、芸道、アートの3つの側面で解釈している。

個人的な解釈ではなく、あくまで歴史の文脈の中で導き出した現段階での答えである。

artとしてのいけ花

いけ花が芸術として解釈され出したのは江戸時代以降のことでわりかし最近の事です。作庭家の重森三玲、華道家山根翠堂らによって提唱された。
背景には形骸化した古典的いけ花に対する反旗精神であり、型に縛られた華道を否定するものであった。
中川幸夫という衝撃的な半ばグロテスクないけ花の芸術的表現が一時代を築いたが、芸術的表現としてのいけ花はそこまで具現化されていない。

アートフェアへ挑戦する意味

挑戦とは書くものの、アートフェアに出るというのは一つの表現がアートの世界でどのような評価を受けるのか、自分で確かめたいというのが大きい。
いけ花は所詮遊びなのでそれぞれが好きなように生ければいいものだが、
アートというこれまた曖昧な世界で、いけ花自体が持つ自然美や哲学的思想、そもそもの存在意義が外の世界でどこまで戦えるのか。いけ花の現在地が知りたい。

外の世界

出展後にはまた新しい感情が湧くんだろう。
アートも各々の自由表現とはいえ、メッセージ性や歴史的価値、独自性などによって評価される。(のだと思う)
何かしら評価され、色々言われるんだろう。
それらを踏まえ、今後のアートとしてのいけ花の方向性や意味など考えたい。

今の花をいけよ

これは僕の座右の銘というか大切にしている言葉です。
2022年10月現在の"今"の表現。精一杯表現しようと思う。

IKEBANA Art

最後に展示に際しての解説文をちょい出し。
細かい内容については、また時間があれば記録したい。

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