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突然、作品を見てくれるファンを増やしたいと思った絵描き

氷音

私は5年前の元旦に普段使いのツイッターアカウントとは別に絵描き用のツイッターアカウントを開設しました。開設理由は絵描きさんと交流がしたかったからです。（あと「pic」でツイート検索してフォローしてる絵描きさんの作品を見逃さないためです）

あれから５年ちょいが経ちましたが、自分の作品をもう少し広めたいという正しい欲求が芽生えてきたので忘れないように書き出しておきます。​


同人活動を始めるも赤字

楽しそうだなーって思って同人活動を始めましたが、もちろん赤字で在庫を抱える。

いや、そんな超売れっ子になって稼ぎたいとかこれっぽっちも思っていないのですが、楽しいから程よく在庫がはけて無理ない赤字で続けたい。だがそれがチョット難しい現状。

前にお隣さんがバシバシ売れててすごいなーと思って後でツイッターをチェックしたらフォロー数百人に対してフォロワー3000人程いらっしゃる方でした。画力はそこまで高くないけど題材がニッチで万人受けするような絵柄の方でした。

昔は分かりませんが今の同人業界はSNSのフォロワー（ファン）がそのまま売り上げにつながると思います。私もフォローしてる作家さんのSNSの名前欄を見てコミケの買い物リストを作りますから。


人間の基本的欲求を取り戻し始める

絵を描き始めて最初の頃はリア友とだけ繋がっていたmixiで投稿していたりHPを開設してひっそりと更新していたりと、全然作品をオープンに公開していませんでした。pixivもイラコン投稿や清書した二次創作絵程度であんまり積極的には作品を公開していませんでした。

そして作家としてのTwitterを開設して、pixivで知り合った絵描きさんや好きな作家さん達をフォローしてたまーに繋がろうタグなどで繋がりを広げていた程度です。


専門学校に入って他人に作品を評価してもらうことが多くなりました。あんまり自覚が無いのですがどうやら私の作品は尖っているらしいです。

「好きな人は好き」「結構好き」「個性的でいい」

文化祭や制作展で多くの嬉しい声をかけてもらいました。ひねくれものですが素直に受け取りました。

自分の作品って自分の事を知らない人からこんなに好きって言う人がいるのか～。ほえ～～～～！って感じです。

自分は簡潔に言うと自己満足のために絵を描いています。少し前は余裕がほとんどありませんでしたが、今は少し満足いくように成長して余裕ができました。マズローの欲求段階説で言うと生理的欲求から安全の欲求をへて社会的欲求にステップアップして人に作品を見てもらう楽しさというものを経験しました。すごい。

SNSという消費的なコンテンツの場では作品は完成した状態で発表する必要はないのかなと思いました。


きちんと作品を届ける大切さ

たまーにお友達を広げようと思い、繋がろうタグと言われるツイッター内で同士と繋がろうというハッシュタグに投稿して同じハッシュタグの作品を見て気になる人と相互フォローになるのですが、様々な方を見てきました。

同人誌即売会もあちこちに絵がうまい人がいるけどみんながみんな売れ行きがいい訳では無さそう…。当たり前ですが、良い絵を描けば必ずしも結果（数字）に繋がるわけではない。

でも、作品を知らないだけで好きなものが転がっているかもしれない。作品に触れる機会が無かっただけでこの作品を気に入ってくれる人がたくさんいるのでは？と思いました。

先日アクタージュの原作者が捕まりましたが、それをきっかけにその漫画を読んで好きになった人が数多くいると思います。今まで触れるきっかけが無かっただけで自分の好きな作品はこの世に無数もあるのではないか？？

私が大ファンの小畑健先生に出会えたのも先生が商業で露出していたからだし、Twitterでプロのイラストレーターさんをフォローする時もあの作品の作者だからって理由だし、露出しないと出会えなかったってことだ！

その好きな作家を見つかるようにするためには作家がその人の目に触れるまで露出していく必要がある！そして大切なファン・フォロワーになっていくんや！！

イベントで薄い本を買う程のファンならばおそらくフォローしてくれますよね！？

そうだ！ちゃんと作品を広めよう！フォロワーを増やしたい！


情報は発信者の元に集まる

情報を発信する人に一番情報が集まるというのは本当だと思います。

あの人はこういうのが好きだと知っていればプレゼントを選びやすいのと同じです。専門系のyoutuberの元にリスナーが集まってコメントが飛び交うのも同じですね。

私はもっと自分の作品に満足したいです。上を目指しています。SNSを通じていい出会いをしていきたいです。

そして作品を見せることで上を目指したいです。

…ということで、紆余曲折を得ましたがこれからきちんとSNSも頑張ろうと思います。


早速宣伝

京都なもんで自分は行けないうえにこのご時世。でもお近くにお住まいの方で興味があればとても素敵な体験になると思うので立ち寄ってください。

よろしくおねがいします。

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