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誰でも釣れるけど奥が深い!イサキのコマセ釣りに再入門!/洲崎 佐衛美丸

※掲載終了の「@niftyつり」から2015年4月24日の「ゆるゆる釣り部」釣行記を一部修正して移植しました。ほぼ毎年恒例のイサキ釣りです。


この季節は毎年イサキを釣りたくなります

野に咲く花だったり、食卓に並ぶ野菜だったり、季節の移ろいを感じさせるものは多々あるけれど、釣りをする人ならやっぱり釣れる魚で日本の四季を感じたいところ。ってなんだこのオープニングは。

前回はノッコミのマダイで春を感じたので(まあ釣れなかったんだけどさ)、今回は春から夏にかけて最盛期を迎える魚の代表格であるイサキがいいかなと、洲崎の佐衛美丸へとやってきた。

二年振り二度目の佐衛美丸。席決めは予約順なので、席にこだわりたい人は早めの予約をおすすめします。

イサキは毎年必ず一度は釣りたくなる大好きな魚。日によって食いの良し悪しは当然あるけれど、基本さえ守れば初心者でもまあまあ釣れてくれる優しさを持ちつつ、しっかりとコツを掴んでいる上級者との差が釣果にちゃんと出るという奥深さも兼ね揃えた人気のターゲット。

毎年この南房総方面にイサキを釣りに来ているのだけれど、そろそろ初心者から中級者への階段を登るべく、今一度再入門のつもりで挑んでみようというのが自分の中のテーマである。

とりあえず港にある神社にて安全と大漁とその他もろもろの祈願を欲深くしておこう。

ちなみに前日はお客さんの全員が50匹というこのエリアの上限いっぱいという大漁だったそうで、期待値はマックス再結成、じゃなくて最高潮である。

私の取材同行で釣れない釣りにすっかりと慣れてしまったWさんが持ってきたクーラー(左側)が小さい!今日はきっと釣れますって!
港前にあるコンテナが受付ですよ。
チャーミングなおかみさんに、イサキのおいしい食べ方をおしえていただき、気分がさらに盛り上がる。
こちらが船長。初心者の方はその旨をしっかりと伝えておきましょう。
船に乗り込むと、すぐ下にウツボが泳いでいて、ついつい釣りたくなった。

イサキのコマセ釣りの道具について

このあたりのイサキ釣りは、60号のビシ(FLサニービシという黄色いやつ)を使ったコマセ釣り。基本的に竿を手に持っての釣りなので、マダイのコマセ釣りよりも、ビシアジ釣りの方が感覚としては近いかな。

タックルは2メートル前後で60号のビシが使える柔らかめの竿(7:3調子とかですかね)に、PE2~4号くらいの両軸リールという組み合わせ。電動リールを使う人も多いけれど、水深は20~40メートルくらいなので、手巻きのリールでも大丈夫。私も今回はあえて手巻きをセレクトしてみました。後半ちょっと疲れたけどね。

2.1メートルの竿とPE2号の手巻きリールでがんばります!

道糸の先にテンビンを結び、FLサニービシの60号をぶら下げ、仕掛け側には1.5ミリ30センチくらいのクッションゴムをセットしておく。

仕掛けはハリス1.5号の3メートル3本針が船宿仕掛け。船上でも購入できるけれど、そこそこ仕掛けを消耗する釣りなので、受付時に3セットくらいまとめて買ってしまうのがいいんじゃないでしょうかね。

竿やリールはもちろん、テンビン、ビシのレンタルやクッションゴムの販売もあるので、初心者の方はクーラーボックスとハサミだけ持っていけば大丈夫。船長のほかに中乗りさんもいるのが心強いよ。

60号のビシなんて年に何度も使わないからレンタルでもいいんだけれど、なぜか買ってしまうのが釣り人の性。
こちらが船宿仕掛け。一組400円、三組だと千円とお得!

コマセはアミエビ、エサはバイオベイト

コマセはオキアミではなくアミエビを使用するのだが、ここで肝心なのがビシの窓の開き加減。船長がおすすめするのは、下は全部閉めて、上の窓だけ三分の一くらい開けるというもの。

イサキ釣りはコマセをドバっと一気に出す撒き方ではなく、少しずつ切らすことなく撒くのが肝心だそうで、そのためにはちゃんと出るのか不安になるくらい、ちょこっとだけ窓を開けるのが正解らしい。竿の硬さや振る強さ、潮の速さなんかに合わせて微調整しつつ、ちょうど良い出具合を見つける。水中でのイメージが沸かなければ、出船前に浅いところでコマセを出して、その様子を観察してみよう。

窓の開け方といえば、そういえばこの前、とある雑誌でウツボ釣りの記事を書いたんだけど、その扉ページで私の社会の窓が全開だったんだよなー。あー。

コマセはアミエビ。
窓の開け具合はこれくらいでいいそうですよ。
コマセを詰めるためのシャモジが用意してあるけれど、こんなトングを持ち込んでみました。
手が汚れる釣りなので、古タオルが用意されてるのもうれしいですね。

使用するエサは船宿によって多少違うようだが、ここは白いバイオベイトという人工エサを米粒大にカットしたものが用意されているので、これをハリにチョン掛けする。

オキアミや赤いイカタンなんかを持参する人もいるそうだが、どうしてもエサ取りのウマヅラハギが先に食ってきてしまうらしく、船長の意見ではこの白いバイオベイトだけで十分だそうです。

不安になるくらい小さいが、これで釣れちゃうんです。
船首側(風上になる)から竿、コマセバケツ、仕掛けという順に並べるのがやりやすいかな。
船べりにはマグネットが張られているので、そこに3つのハリを順番に付けていく。
こんな感じでマグネットのヘリに引っかかっていると、仕掛けを投入するときに失敗するので注意。私は五回くらいやりました。

イサキ釣りはタナ取りが命!

顔が命なのはどっかの雛人形メーカーだが、イサキ釣りではタナが命。ビシアジ釣りのように底からではなく、海面からビシまでの長さで指示が出るので、それを守るのがこの釣りにおける一番のコツとなる。

そのためにはリールのカウンターだと微妙にずれることが多々あるので、道糸は10メートル単位で色の変わるところで切っておき、糸の色と目印でタナをきっちりとることが肝心となる。

船長の話では、たとえばタナが20メートルであれば、まず仕掛け分の3メートルを足した23メートルまでビシを沈め、そこから1メートルごとに竿を振ってコマセを出し、指示ダナの20メートルまで持ってくる。竿を振らずに20メートルまで巻いても、多少はコマセが出るのでOKらしい。まあお好みで。

そしてこの指示ダナでコマセを撒き続け、このタナでアタリをとり、このタナで魚を掛けるというのが、この地でのイサキ釣り。もちろんコマセがなくなったところで、回収してやりなおす。コマセがどれくらいでなくなるかは、ビシの窓の空き方で細かく調整すること。

指示ダナをしっかりと守り、誘い上げたりしないのが、最大のコツでありマナーだそうです。

魚探の反応のてっぺんが指示ダナなので、そのタナより上には魚がいない。そこで一人だけ1メートルとか2メートルとかビシを上げてしまうと、タナがぼけて周りにも迷惑が掛かるので、そこはしっかりと合わせるのが、この釣りにおける作法のようだ。

指示より上のタナのほうが釣れる魚が大きいという人もいるけれど、そんなことはないよというのが長年この釣りを見守ってきた船長の見解なのである。

コマセ釣りでアタリがあると、ついつい大きく竿先を上げる『聞き合わせ』をしてしまいがちなのだが、それもタナボケにつながるのでNG。アタリがあってビシを指示ダナより上げずに、そこでそのまま追い食いをしばらく待つ。

イカ釣りとかをなまじかじっていると、その場で追い食いを待っていたらせっかく釣れた魚が外れてしまわないかと心配になるのだが、それは仕方ないとすっぱり諦めて、追い食いで2匹、3匹と釣ることを優先するのが、釣果を伸ばすポイントらしいよ。

最初だけ自作のちょっと太い仕掛けでやってみようかな

さあここからは実際の釣行レポートである。ちなみに最初に断わっておくと、前編で書いた内容は下船後に船長から聞きなおした話も多く、釣りをしているときはそこまで理解できていなかったことを最初に断わっておこう。

前日に前回、佐衛美丸へと来た時の釣行記を読み返してみたところ、最初の投入で大物が掛かり、ハリスをブチっと切られていたようだ。なるほど、そういえばそんなこともあったような。

イサキ釣りはハリス1.5号という細い仕掛けを使うので、イサキ以外の大物が掛かったら切れてしまうのは仕方のないところ。ハリスを太くしたら肝心のイサキが食ってこないだろう。だがしかし、記事を二度読み直したらあの時の悔しさが蘇ってきたので、最初のうちだけは船宿仕掛けではなく、2.5号のハリスで自作した仕掛けで挑んでみることにした。

最初にバーンと絵になる大物を釣ってから、船宿仕掛けに切り替えてバンバンとイサキを釣るという完璧な作戦である。バーン、バンバン。

ハリス2.5号の三本針仕掛けを自作してきたよ!

出航する港にもよるけれど、ここのイサキ釣り場は目と鼻の先。船が港を出たなと思ったら、ちょっとしたらスピードを落として止まった。まさかと思ったが、もう釣り場に着いたらしい。さすがは洲崎の船宿、釣り場までのポイントがものすごく近いぜ。

そしてこの日は風も波もない絶好の釣り日和。前日の全員50匹という釣果と合わせて考えれば、私も上限いっぱいの50匹釣れちゃうんじゃないかな。50匹はまあオーバーでも、その半分の25匹くらいは釣れる気がする。

この前の記事でマダイ釣りにいってサメが一匹だった男とは思えない自信である。25匹も釣る釣りなんて、しばらくしていないんだけどね。

見事なベタ凪!そしてポイントが近い!

釣り場に到着して、まずは船長にコマセの撒き方を教えていただく。前編に書いたように、イサキ釣りではコマセをバーンと一気に撒くのではなく、チョロリチョロリと少しずつ出すのが大切なポイント。

手持ちで構えた竿をヒュンと鋭く振って、5秒に1回くらいのペースで小まめに撒くのがコツのようだ。やっぱりマダイ釣りのようにどっしりと構える釣りではないんですね。ビシアジ釣りよりもぜんぜん忙しいぞ。

わかんないことは船長や中乗りさんに何でも聞きましょう!
竿が柔らかい場合は特にですが、片手を添えてシャクると疲れないですよ。

最初のポイントはタナが20メートルと浅く、比較的大物が多い場所らしい。船長が言う大物とは、もちろん型の良いイサキという意味だが、私の耳には1.5号のハリスをやすやすとぶっちぎるイサキではない何かという意味に聞こえてくる。

コマセを詰めたビシを水深23メートルまで落とし、竿を振りながら指示ダナの20メートルで待つ。ちなみに最初リールのカウンターでタナをとっていたのだが、船長に言われて道糸の色で再度確認したところ、ご指摘通り1メートル程ずれていたよ。

ということで、道糸は10メートルの区切りの色が変わるところがちょうど先頭にくるようにしておきましょうね。細い道糸でリーダーがある場合は、リーダー込みで10メートルが計算しやすいかな。私は7メートル+リーダー1メートルと、とても計算しにくい中途半端な感じになっていて後悔しましたよ。

使っているうちに水深のカウンターが少しずつずれるんですよね。

さあ大物が食ってくるであろうと信じている朝の一投目。コマセを少しずつ撒いてアタリを待っていると、グググンとハッキリとしたアタリがまんまと到来!

イサキ釣りが久しぶりなのでよくわからないのだが、これはイサキではない何かのような気がする!

やばい、楽しい!最初から楽しい!

やっぱりいきなり来たよー!

一昨年とは違って、今回はハリス2.5号と一回り頑丈な仕掛けである。これでもでかいタイとかだったら切られる気もするが、幸か不幸かそこまでの大物という感じではないようだ。

顔を知らない相手との文通のようなやり取りを楽しみつつリールを巻いていくと、やっぱりその姿はイサキではない!

そう、あいつだ!

お前は……
ウマヅラハギ……

なかなかの引きを見せてくれたのは、この釣りではつきものの外道であるウマヅラハギだった。

ちなみに張り切ってコマセを撒きすぎると、イサキよりもウマヅラが寄ってきてしまうらしいよ。ちょっと窓が開きすぎていたかな。

口が固いからガッチリかかると抜けないんだよねー。

まあ最初は大物に対する予行練習ということで、ウマヅラを相手にするのもいいだろう。何事も経験値が大切だ。

さあ次こそはと張り切ったのだが、釣れたのはやっぱりまたウマヅラだったりして。あれー。

まあいい。いいんだよ。ウマヅラってこう見えてもなかなかの味なので、しっかりと血抜きをしておいしく食べてやろうじゃないか。

でもこれ以上はいらないからな。イサキと違って釣りをしない人にはなじみが薄いので(北陸とかだとよく食べる魚だけどね)、なかなか人にあげにくい魚だしな。

とか思ったんだけれど、なぜか私にはウマヅラが連発。あれー。

せっかくだからエラを切ってオケで泳がせて、血抜きをして持ち帰ろう。

いやでも、きっと次こそは大丈夫だよとコマセを詰め直して投入すると、今度こそきましたよ、ウマヅラとは違うビュンビュンとくるスポーティーかつトルクフルなアタリが!

これはやっぱり魚の王様である赤いアイツか、あるいはアジの仲間の最高級魚のアイツか、強烈な引き込みを竿の弾力で闘牛士のように華麗にいなす(っていうほどの引きでもないかな)。

そして上がってきたのはコイツだった。

メジナ!

なるほどーメジナかー。そういえば前にきたときもメジナが釣れたような気がするな。沖で釣れるメジナは磯臭さがまったくなくて美味しいから嬉しいんだけれど、やっぱりもうちょっとヴィジュアル的にも派手な魚が釣りたいんだよなー。

イサキ釣りとは思えない怪しいオケの中身。

さあ次こそは―って思ったら、今度はブチンとハリスが切られてしまった。あれあれ2.5号でも切られちゃう大物だったのか―と思ったけれど、糸の強度が問題なのではなく、エダス部分の結び方が適当だったので、そこからほどけただけみたい。

うーん。自分という人間が信じられない。

イサキ釣り以前にエダスの結び方を再入門しなくては。

私がこんな感じでイサキ釣りの王道を踏み外している間に、まわりではナイスなイサキが釣れていたのであった。一番釣れる時間を無駄にしてしまったかな。

艫側で釣れたナイスなイサキ。
同行いただいたWさんも良型をゲット。

こりゃいかんと自作仕掛けでの大物釣りごっこを諦めて、船宿仕掛けにさっさと変更。そう、私はイサキを釣りに来たのだった。

仕掛けを変えると、あっさりと良型のイサキが食ってきた。やたらと夢を追うのもいいけれど、やはり現実を見つめることも大切ですね。釣りって人生の縮図だよなと毎回思う訳ですよ。ふぅ。

船宿仕掛けにチェンジ!
わかりにくいけれどイサキです!

はい、やっぱり朝からちゃんとイサキ釣りの仕掛けでイサキを狙うのが正解ですね。なぜならイサキ釣りの船だからね。

結びがいい加減な自作の2.5号よりも、船宿仕掛けの1.5号の方が丈夫だということも学習。この後も少しウマヅラが釣れたけれど、1.5号の仕掛けでもタモなしで問題なく抜きあげられました。

そしてイサキ釣りの話に戻ります

そんな余談は置いておいて、肝心のイサキ釣りはどうだったのかというと、この日は絶好調だった前日に比べてガクンと食いが悪いそうで、なかなかの苦戦となってしまった。あれー。

ただ苦戦といってもまったくアタリがないという訳ではなく、いい群れにあたるとポツポツと釣れなくてくれるから飽きるということは無く、こんな私でも28匹となかなかの結果となりました。

この釣果でも船長に言わせると、コマセ釣りをもっと勉強しないとダメよっていう感じなのだけどね。ちなみに反対舷でやっていた常連さんは、こんな日でも上限の50匹に達したみたいです。

やっぱり数を伸ばすコツは如何に多点掛けを決めるかにあるようで、私はアタリがあるとついつい竿先を持ち上げる聞き合わせをしてから、ばれないようにとゆっくりリールを2メートルくらい巻きながら追い食いを誘ってしまうのだが、そうするとまだコマセの入っているビシの位置が上がってタナボケの原因になるんですよね。

アタリがあると、ついつい合わせてすぐ巻いちゃうんだよね。

指示ダナは魚探に映った群れのてっぺんなので、そこより上に魚はいないので、アタリがあっても合わせたりしないで竿の弾力でしのぎ(なのである程度柔らかい竿がいいみたい)、魚の引きでコマセが出るのを心眼で見守り、そのまま追い食いを待つのがいいみたい。魚が掛かった時というのは、魚が寄っていて活性が高い時なので、ハリが3つあるのだから1匹ずつ釣り上げるのはもったいないですね。

追い食いを待っていてばれちゃう確率が1/3あるとしても(イサキはアジよりも口が固いので、そこまでばれやすくないみたいだが)、2匹ずつ釣ることができれば、6回のアタリがあったとしたら、6回×(2/3)×2匹=8匹釣れる計算だ。もちろん3匹掛かればもっと釣れる。

この計算だと多少ばれても1匹ずつ釣るより追い食いさせたほうが効率がいいみたいだ。まあ計算通りにいくかは海の状況や腕にも寄るんだろうけれど。

アタリがあったらそのままタナをキープ!
すると追い食いさせることができる!たまにばれるけど!

っていうのは下船後にようやく理解した部分なので、今度乗船した時は、きっともっと釣れるはず!

仕掛けも最初から1.5号で多点掛けを狙いまくります!

さらに我慢をして追い食いをまっていると……※写真はイメージです
憧れの3点掛けもできる!適当にやっていてもたまにできるけど!
イサキは背びれが危ないので、持つときは必ず腹側から!
太ももで挟むと魚があばれないので、仕掛けを絡ますことなく安全にハリをはずせるよ。
塩焼きでおいしいタカベも釣れました。
最後に釣れたのはネンブツダイでございました。南無阿弥陀仏。
イサキだけでもオケの底が見えなくなるくらい釣れましたよ。
そのままズームイン(防水カメラです)!
イサキをクーラーに移す時は、船にある網をつかってください。素手だとヒレで怪我します。
Wさんと合わせて50匹くらい。アタリの少ない日だったとはいえ、十分なお土産じゃないでしょうか。
30センチ近い良型も結構混ざりましたよ。

イサキも外道もおいしかったです!

釣れたイサキは炙りやら塩焼きやらでおいしくいただいたのですが、おかみさんに教わった味噌漬けが簡単で絶品でした。これなら日持ちもするし、たくさん釣れても困らないし、人にもあげやすいかな。

その気になる作り方は……船宿で聞いてね!

イサキは皮をバーナーで炙った刺身が好きです。
シンプルに塩焼きでも当然うまいよ。
こちらがおかみさんから教わった味噌漬け。作り方はウロコを付けたまま……ゴニョゴニョゴニョ。
イサキのアラでダシをとったラーメンもうまかったです。
メジナの刺身もまた上品でうまいのよ。
しっかり血抜きしたウマヅラは肝が絶品。サッと湯通しして味噌と醤油と薬味と叩いて、本体の刺身を付けて食べると最高。
もちろんご飯に乗っけてもうまい。ワサビやショウガよりも一味が合うよ。


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