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どのモノづくり業界も似たような問題を抱えている。

シャクモトさんの投稿はアパレルだけではなくて、どの下請け業者でも同じ問題を抱えています。


私も28歳の時に、下請け仲間を集めてブランド化を目論んでいた所、その活動を否定していた別の業者の告げ口で、メインのお客に恫喝されました。


印刷業の私と加工業の二代目が主導していたので、かなりエグいやり方でぶち壊されました…。


その後、加工屋の二代目は会社を辞めて、フリーの整体師になりました。
そして、チームはバラバラになりました。


それから、私は『ひとり』で新しい方向性に舵をきりました。
それが『いまの複業の小ロットのオリジナルグッズ製作』でした。
当時は、売上も少なくて恫喝したお客も静観してました。


しかし、それから10年後。
私の仕事が増えてき始めると再び圧力をかけてきました。


『打ち合わせがあるので会社に来てくれ』と呼ばれて相手の会社に行くと、いきなり社長に遠回しで圧力をかけられました。


しかし、複業の仕事も軌道に乗っていた事から、その圧力には恐怖を感じる事はなく、うまく話を逸らして切り抜けました。


その後の圧力をかけたお客さんとは、付き合いは継続しています。
少しずつ印刷業者も減ってきており、相手の対応も軟化してきました。
今は、比較的に良い関係性を保っています。


同時期に、私に圧力をかけたお客さんと取引があった加工屋さんは、感情に任せて喧嘩別れしてしまいました。


その後、加工屋さんは廃業寸前まで追い込まれまして、現在も業績が回復せずに苦戦しています。


あの時に、私も感情に任せて喧嘩をしていたら、昨年のコロナ禍で会社が終わっていたかも知れません。


当時、争いを回避した事が結果的にコロナ禍でも仕事を確保できて、複業の損失分をお客の仕事でカバーできました。


要は、一方的な値引き交渉は避けて、こちらの言い分もきちんと説明できる交渉スキルが必須です💡


また、複数の別の収入源を確保していれば、万が一の時に無理な要望や値引き交渉を断れます。


2021年は、下請けと呼ばれる製造業は、『脱下請け』と『ブランディング』、『独自の販売網の確立』などに取り組まないと生き残れないかも知れません。


また、脱下請けが難しくても、複数の収入源を確保する方向、それが出来ない場合は、無駄な出費の見直しや経営のスリム化を求められます。


年明け早々に暗い話題ですが、どうやって試練を乗り越えようかワクワクしています🔥


そのうち、皆様の知恵やアイデアをお借りするかも知れません💡


とりあえず、できる事から始めます⚡️


頂いたサポートは、新商品の開発や実験、新しいチャレンジへの資金として有効に活用させて頂きます!