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巷で人気の自作グッズ|色々な機材情報

オリジナルグッズは、業者に頼よりも「自分で作る」という流れになっています。


正直、私の商売的には困った状況です(笑)


ただ、自分でグッズを作りたい方々には「良い時代」になりました。


今回は「グッズ製作のプロ」から感じたことをレポートします。


安価な機材はリスクを伴います。
激安レーザーもありますが、レビューを見ると使えそうにもありません。
※専門知識があれば、なんとかなるかもしれまんが・・・


レビューの低評価をよく読むべし!

木材や紙系の焦げを防止するには、エアアシスト機能は必須です。

エアアシスト機能の予算がない場合は、観賞魚用にアイテムを流用するしかないですね。※風量が弱いので使えるかわかりません💦



まず、シルクスクリーン印刷のプロとして衝撃を受けた機材がコチラです!

自社ではシルクスクリーン製版は外注(製版屋さん)に出しています。

こちらは、別途でレーザー加工機が必要になります。
それでも、当日に製版ができるスピードと機材の安さにビックリしました!

しかも、今なら34,100円のクーポン付き!!!

マルチカラーセット


プロが使う機材としては、版の耐久性やデータの再現性は気になります。

それでも、ハードルが高いシルクスクリーンという技法を安価にできるシステムは本当に衝撃的でした!

ただ、製版をする時に「レーザー加工機の彫刻モードの数値」が、使うレーザーの機種によって異なるので、試行錯誤しながら数値を見つけるのが大変そうです。


素人の方でも印刷ができてしまいます。
色々と教えたい(笑)


LEDレーザー

製版に使うレーザー加工機は、最低でも下記のスペックが必要です。
なぜ、同じメーカーを選びかというと、セットする治具が別売りで用意されているからです。

下記のレーザーは20Wですが、10Wの機種もあります。
でも、10Wですと作画(彫刻モード)スピードが遅いので、1版を作るのに凄い時間が必要です。20Wに変更するだけでも30分〜2時間は早く完成します。※製作範囲によって異なります。

また、製版以外にも、色付きのアクリルや木材などをカットできます。
特に、木材やMDFを使う場合は、エアアシスト機能は必須です!

MDFをカットした時に、焦げの具合が著しく変わります。

なぜ、透明のアクリルがカットできないかというと光源がLEDだからです💡

高価なLEDレーザーもあります。
こちらは、保護カバーがついていて、オプションパーツも豊富です。
オートフォーカス機能(カットに適したレーザー光の自動高さ調整)
排気ダクト付き(機材をカットした時に出る煙を排出する穴)
※排煙ファン付き
ハニカムパネル(レーザーカットする機材を置くカット台)
エアアシスト機能(木材の焦げを低減)

40Wもあると、彫刻スピードが速くなるので、最初にご紹介したシルクスクリーンの製版を作る時にも速い時間で作ることができます。
木材のカットも20wで10mmが、40Wですと18mmの厚みまでカットできます。※xToolのサイト情報から抜粋してます。


レーザー出力は小さいけど、複数の機能が付いた機種もあります。
ブレードカット(カッターの刃)が付いていて、カッティングシートをカットできます。




CO2レーザー

CO2レーザーも水冷と空冷の2種類があります。

水冷CO2レーザー

水冷は、発信管を冷却水で冷やす方式です。
メリットは、CO2レーザーの中でも安価な価格で購入できます。
ただし、冷却水を定期的にの補充する必要があります。
また、長時間の使用では、発信管が熱を持ってしまい出力が不安定になります。(カットに不具合が起きたりします。)

また、発信管の寿命が短くて発信管も高額です。


空冷CO2レーザー

本体の価格が水冷CO2レーザーよりも高額です。
初期投資が高いです。

水冷CO2レーザーと比較すると、彫刻モードがかなり綺麗です。
また、アクリルのカット断面も綺麗です。
空冷のため、冷却水の補充もなく発信管も長寿命です。


水冷CO2レーザーと同等の性能ですと、2倍以上の価格になりますが、、、
発信管のメンテナンスは年1回の保守で十分です。
また、長期間の使用を考えると発信管の交換が少ないことから、3年〜5年以上は使用するなら、メンテ費用を考えると空冷式の方がコスパが高いです。




自社にある空冷CO2レーザー加工機は5mmまでカットできます。
※ワット数でカットできる厚みが変わります。

自社にあるレーザー加工機は、透明のアクリルも普通にカットできます。
また、エアーアシスト機能も標準装備です。

10年間は故障なしでした。※使用頻度によって異なります。
12年目で発信管の交換になり、現在は使用していません。
(発信管は高額です。)

水冷の発信管は安いですが、1年に1回は交換することを考えると長寿命の空冷の発信管の方がコスパが高いです。※使用頻度によって異なります。


xToolでも、水冷CO2レーザーはLEDレーザーの2倍近い価格になっています。
※10月4日までキャンペーン価格で安くなっています。




レーザーグッズについての書籍



プロが使う機材のレーザー情報などはコチラ



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