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ウォームハーツコーヒークラブの100%が生産国への寄付になる、フェアトレードコーヒー
気になるニュースからピックアップ。
フェアトレードという言葉を聞いたことはあるでしょうか。
カフェや雑貨屋さんに、フェアトレード商品が並んでいる光景を最近よく目にするようになりました。
学校の授業でも取り上げられることもありますね。
なんとなく、「チョコレートやバナナ、コーヒーといった海外製品の生産者に、ちゃんとお金が支払われる仕組み」として知ってる人も多いと思います。
日本では多くの食品や日用品が安く販売されています。
私たち消費者に届く価格が安いということは、その製品を作っている生産者たちに入るお金も少ないということです。
特に、海外製品だといくつもの会社を通したり、長距離輸送するため、その分お金がかかります。
そもそもの生産者がもらえるお金は、一体どれくらいなのでしょうか。
国によって物価などが異なるため、一概にいくら、とは言いにくいですが、子供が学校に行けなかったり、そもそも日々食べていくことが難しいほど、貧しい生産者も多くいます。
FAIRTRADE JAPANによると、フェアトレードとは
”フェアトレードとは直訳すると「公平・公正な貿易」。つまり、開発途上国の原料や製品を適正な価格で継続的に購入することにより、立場の弱い開発途上国の生産者や労働者の生活改善と自立を目指す「貿易のしくみ」をいいます。”
https://www.fairtrade-jp.org/about_fairtrade/course.php
フェアトレード商品は多くありますが、売上の100%が寄付されることは非常に珍しいです。
それを実現しているのが、【ウォームハーツコーヒークラブ】の「マラウイコーヒー」です。
マラウイコーヒーの売上は、コーヒーの生産国であるマラウイ共和国のこども達の給食となります。
100%寄付が実現している理由は、多くの協賛企業の支援があるためです。
豆の仕入れから、焙煎、包装、配送が、協賛企業からの協力によって取り組まれているため、100%の寄付が可能となっているそうです。
SDGsの目標10は「人や国の不平等をなくそう」です。
多くの企業がコラボレーションすることで、100%の寄付を実現しているウォームハーツコーヒークラブからもわかるように、世の中の意識が豊かさを分かち合うことに向きつつあります。
消費者としてフェアトレード商品を選択することも、「人や国の不平等をなくす」ことへの第一歩といえます。
金賢守(キムヒョンス)
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