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女性が活躍する企業を応援する「えるぼし認定」

気になる話題をピックアップ。

SDGsの目標5は「ジェンダー平等を実現しよう」です。

特に、女性の可能性を広げるために掲げられている目標です。
世界では、6歳から11歳のこどもで一生学校に通うことができない女の子は男の子の2倍と言われているそうです。

また、日本は政治家として活躍してる女性の割合は9.7%(衆院議員)と、先進国から見てもとても低いです。

性別に関わらずどんな人でも、教育を受けること、適切な労働環境・賃金で働くこと・政治で活躍する世界にしようと、各国が力を入れています。

日本にも様々な取り組みがありますが、その中でも女性が活躍する企業を応援する「えるぼし認定」というものがあります。

「えるぼし認定」とは、女性の職業生活における活躍の推進に関する法律に基づき、一定基準を満たし、女性の活躍促進に関する状況などが優良な企業を認定する制度です。

「えるぼし認定」の認定基準は主に5つあります。
①採用
②継続就業
③労働時間等の働き方
④管理職比率
⑤多様なキャリアコース

そして、「えるぼし認定」には3つの段階があります。
・1~2つの基準を満たす:1段階目
・3~4つの基準を満たす:2段階目

・5つ(全て)の基準を満たす:3段階目

そしてその3段階の基準をクリアし、さらに指定されている要件を満たすと、「プラチナえるぼし認定」となります。
・5つの評価項目を、プラチナえるぼしの基準で全て満たしている
・策定した一般事業主行動計画に基づく取組を実施し、当該行動計画に定めた目標を達成している
・男女雇用機会均等推進者、職業家庭両立推進者を選任している
・女性活躍推進法に基づく情報公表項目(社内制度の概要を除く)のうち、8項目以上を 「 女性の活躍推進企業データベース 」 で公表している

どんな企業が「えるぼし認定」されているのかは、厚生労働省の「しょくばらぼ」というサイトで見ることができます。

このように基準を明確にすることで、企業が働きやすい環境を整える目安になっています。

項目や基準がはっきりしていると、課題に対してどこから着手すればいいのか、その具体策をどう立てるのか、がわかりやすいですね。

素晴らしい取り組みです。

「プラチナえるぼし認定」されるような、男女に関わらず働きやすい企業が増えていくことを願っています。


金賢守(キムヒョンス)


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