年々苦手になっているもの


子供の頃は苦手だったのにだんだん食べれるようになったものって多いと思う。


私の場合はピーマンとか納豆とかその辺り。


逆に子供の頃好きだったのに今苦手になった食べ物は生クリーム。


あの甘ったるい感じがダメになってきた。


パフェとかのトッピングでついているような量であればまだ大丈夫なのだが、某パンケーキ屋さんにあるあのとてつもない高さの生クリームには恐怖すら感じる。

ショートケーキやロールケーキなどのスポンジケーキ×生クリームの組み合わせも胃もたれするようになった。


チョコレートなどの味がついていればまだ耐えられる。


実はこれは夫も同じで、結婚披露宴でのケーキカットから新郎新婦がお互いにあーんして食べさせ合うあのシーン


なんやっけあれ


ファーストバイトや、そうそう。

本当は2人ともやりたくなかったという裏話がある。


スタバのフラペチーノも時々トールサイズまるまる飲み切るのがしんどくなることがある。


不思議なことにミスドのエンゼルクリームは大好き。


スッキリした甘さで軽くて食べやすいからだ。


世の中の生クリーム、全部あれにならないかな。




食べ物の話は一旦終わる。


食べ物とは別に私は年々苦手になってきているものがある。


それは狭いところ


大人になってから閉所恐怖症になってしまった。


パニック障害のひとつ。


コロナ禍になってからさらに悪化したと思う。


マスクを必ずつけなければならないようになってしまったからだ。


閉所恐怖症になってから辛くなったのが乗り物


マスクをして乗り物に乗ると
「もしここに閉じ込められたらどうしよう」と思うようになってしまった。


乗り物という部類に入らないかもしれないが、それを初めて自覚したのはエレベーター。


築年数の古い建物のちょっと狭いエレベーターなんかは入口付近にいる分にはまだ大丈夫だが、人が多くなり奥に進むに連れ息苦しくなってくる。


だから自然とエレベーターガールになりがち。


満員電車も苦手で極力ラッシュになる時間帯を避けて乗るようにしている。


ただ単に人混みが苦手というのもあるが、あの狭い空間にギュウギュウに押し詰められる感じは本当に息が詰まりそうになる。


だから今まで電車登校、電車通勤はしたことがない。


最近は窓を開けている車両が多いのでありがたいが、冬場の暖房が効いた車両なんかは人混みと暑さでパニックになりそうになる。


なのでたまに乗る時はマスクの下にかいた汗をハンカチで拭くふりをしたり、飲み物を飲むなどして適度にマスクを外す機会を伺っている。


今住んでいる地域はそこまで都会じゃないためありがたいことに車で移動することがほとんど。


車なら自由に窓を開けれるし、一人の時ならマスクを外すなどして工夫ができる。


しかし先日夫と車で出かけたときにパニックになりそうになったことがある。


ガソリンスタンドでの洗車だ。


盲点だった。


エンジンを切り、夫とはいえあの狭い空間の中で人と洗車が終わるのを待つ。


たった数分間のことであるが

「あ、やばい」


過呼吸になりそうになる。


外で待っておけばよかった。


咄嗟にマスクを取り、シャツのボタンを外し、靴と靴下を脱ぎ少しでも解放感のある格好になる。


顔まわりをハンカチで扇ぎながら大きく深呼吸する。


飲み物を用意していなかったことを後悔した。


夫には何度か閉所恐怖症であることを伝えていたが、実際に目の前でそのようになるのは今回が初めてだったためかなり心配をかけてしまった。



閉所恐怖症は昔のトラウマなどが原因で発症することが多いそうだが、私のように大人になってから突然なることもあるそうだ。


今回はイレギュラーであったが今のところ普段の日常生活の中で特に困っていることはない。


閉所恐怖症の治療は薬物療法や心理療法らしいので、あまりにもひどくなってきた場合は迷わず精神科を受診しようと思う。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?