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遺言ブログ #3 サッカーとの向き合い方

弊部を普段より応援してくださっている皆様、平素よりご支援いただき誠に感謝申し上げます。

長いようで短いと言ったら月並みでしょうか、そんな私の大学サッカー人生はあっという間に過ぎ、ついに自分の遺言ブログを書く日がやってきました。拙い文章になりますが最後のブログとなりますので多くの人に読んでいただけると幸いです。


「楽しかった」
リーグ戦最終節0-5で大敗した仙台大戦の試合終了のホイッスルが吹かれた瞬間そう思った。もちろんこの試合5点も取られたこと、後期の上位リーグ一つも勝利を挙げることができなかったことは非常に悔しかった。ただそれ以上に自分がやってきたことを出し切れたことに喜びを感じた。必ずしもすべてがうまくいったわけではないが自分のできる最高峰を出せた、そんな気がした。

自分がやってきたこと、感じたことここに書くことで誰かのためになればと思う。

一、ボールを持った時の選択肢を最大限増やす。
サッカーはいかにしてボールを前に運ぶかのゲームである。そのため点を取るためにはボールを前進させなければならないし、当然してチームは失点を防ぐためにプレスをかけて前進を止めようとする。相手の激しいプレスの中で適切な選択を取るためにはそれを実現するためのトラップ、キック、視野が求められる。
ものすごく当たり前のことじゃないかと言われたらそうだが、いくらリーグのレベルが上がろうが必要になってくることは同じだと、この三つの要素に限界はないと考える。したがって、基礎からの見直しをおすすめする。馬鹿らしいと思えても何度も同じことを行い、自分が完璧だと思うまで反復することが大事だ。そうやって自分は身に着けていった。是非じれずにやってほしい。

一、試合に出たことに満足しない
誰もが目標としている学生リーグ、自分はありがたいことに三年のころから出場させてもらっていた。三年のころは出ることに満足していた節があった。それが変わったのが去年の12月、ある先輩に「試合に出ることを考えるな、試合に出て何をするかを考えろ」と言われて、ハッとした。今年のリーグ戦、ミスはあったものの昨年の自分よりはチームに貢献できたという自信はある。
試合に出れていない人は当然の事、出ている人も試合に出て何をするか常に考えてほしい。イメトレは何回したっていい、自分の持てる最大限を出す準備を常にしよう。

あまり多くを言いすぎても覚えられないのでこの二つを心にとどめていただければ自分は報われる。

最後に、自分のこれまでのサッカー人生に関わってくれた人々に感謝したい。
宮野木サッカークラブ、SVV Scheveningen、JSC CHIBA, 稲毛高校サッカー部、
それぞれのクラブで関わってくれた皆様 いままでありがとうございます。

東北大学学友会蹴球部
同期 部活ではもちろん、部活後の談笑、みんなで行く旅行、BBQ, 飲み会すべて楽しかった。これからもよろしく 
後輩 コミュニケーションを多くとれていたわけではないけど一緒にサッカーをしてくれてありがとう。ダル絡みしていたらごめん
先輩方 生意気な自分に優しくしてくださり感謝しています。先輩方の歴史をうまく継げていたでしょうか。 

ありがとうございました!!!

そして
父上母上、いままでたくさんのサポートありがとう。

自分のサッカー人生、つらいこともあったけど最高に幸せでした。

次はフィジモン吉田達也
彼がどんな言葉を残してくれるか楽しみです。
遺言ブログとワールドカップ、眠れない日々が続きますね。

では!

追伸. GKのみんな 後ろからチームを盛り上げて きつい練習は避けないで自分と向き合って 期待しています。

経済学部 経営学科 4年 田中悠貴

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