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Interview #11 [注目選手] GK 田中悠貴

皆さんお久しぶりです。工学部機械知能航空工学科3年の細田風磨です。前回の野村くんのインタビューに引き続き、2人目のインタビューを行いたいと思います。今回インタビューさせていただいたのは、田中悠貴選手です。昨シーズンと今シーズンで多くの試合に出場し、高い足下の技術と安定感を持つ注目のゴールキーパーです!それでは早速インタビューに移っていこうと思います!

※以下、細田→細、田中→田、と表記します。


細:後期注目選手インタビューということで田中悠貴くんにインタビューをしていきたいと思います。最初に軽く自己紹介をお願いします。

田:経済学部経営学科4年の田中悠貴です。ゴールキーパーやってます。よろしくお願いします。

細:よろしくお願いします。早速質問していきたいと思います!

質問1 「前期リーグの反省」

細:前期リーグでは多くの試合に出場したと思うんですけど、前期の反省点があれば聞きたいです。

田:反省でいうと大きく分けて3つあるんだけど、1つ目は、前期は少し怪我もあって自分の当初の目標であった「全試合出場」を達成することができなくて、大事なときに怪我をしてしまってチームメイトにも迷惑をかけてしまったなということがあります。

細:連戦が続くと疲労が溜まって怪我は増えてきますよね。2つ目はどのようなことですか?

田:2つ目は、試合の前半の方で、自分のミスで失点というのが2、3点あって、それがいわゆるハイボールというコーナーキックの処理をミスって失点という形で、しかもそれが2試合連続でしてしまった。以降修正することはできたんですけど、そこで自分のミスで失点してしまったことは、反省すべき点かなと思います。

細:ゴールキーパーというポジション柄、ミスすると失点に直結するので責任は重大ですよね。最後の3つ目というのは?

田:3つ目はチームとしての反省という感じになっちゃうんですけど、上位相手に引き分けという形で終わってしまって勝ちまでいけなかったことです。前半はチームとして良いプレーができていたとしても後半になるにつれてプレーの質がだんだん落ちてきてしまったことが問題だと思っています。チームの特性上仕方がないことかもしれませんが、試合後半になってきても盛り上げる声だったり、後ろからのコーチングももっと頑張りたいなと思っています。

細:実際にボールに対してプレーする以外の声という面でも重要なことですよね。それでは、実際に反省を活かして現在やっていることなどがあればお願いします。

田:声の面では、練習で盛り上げる声だけではなくてメリハリのある声を出していこうかなと思っています。強度が低かったり、プレスが甘かったり、サボっている選手がいたら厳しく言うように心がけています。ハイボールに関しては、正直気持ちの問題というか少し苦手意識を持っちゃうとずるずるいってしまうことがあるので、自信を持って出て行って、出て行ったなら必ず触るという気持ちを持って一つ一つのハイボールに対してプレーするよう心がけています。

質問2 「後期リーグの目標」

細:前期の反省を得て、後期の目標などはありますか?

田:後期の目標に関して、チームについて話すと、上位相手に勝ちがなかったということで、上位相手に勝ちたいということがあります。なので、チーム全体として失点を減らしていくことが大事になってくると思います。自分はゴールキーパーなので、センターバックやHVと協力して少しでも失点を減らしていきたいです。それ以外には、ゴールキーパーからのビルドアップで効果的にWBやHV、ボランチにボールをつけたり、ボールの配球に関してより質を高めていって攻撃の起点になりたいと思っています。

細:守備面攻撃面の両方で重要な役割を担っていくことになりますね。

質問3「前期と後期で変わったところ」

細:先ほどの目標達成に向けてチームも個人も変わりつつあると思うんですけど、前期と後期の空いた期間で良い感じに変わった部分とかあれば聞きたいです。

田:前期の終わり頃は、怪我でボールが上手く蹴れていなくてWBに対して低いボールをあまり蹴れていなかったんですけど、怪我が割と治ってきて関東遠征や直近の練習試合で上手くボールをつけるということを目標にしてプレーをしてミスもありますが、何回か上手くプレーすることができてそういう面では変わってきているのかなと思います。あとは、関東遠征や練習試合で比較的失点するシーンでは、下からビルドアップをしていこうというところなどの目標を高く持ってそれにチャレンジしてミスして失点というのがほとんどで、前まで多くあった後手後手になって後ろ向きなミスでの失点というのは減ってきているので、そういったところではチームとしてやりたいことを明確にしてその中でのミスや失点なので、これは変わろうとしている証拠でよくなってきているのかなと思います。そのようなフィールドプレーヤーのミスからの相手のシュートをゴールキーパーの自分が止めることで、最終的にチームとして良い方向にステップアップしていくことができると思うので、そういったところでも貢献できたらなと思います。

細: 短い期間で良い方向に進みつつあるんですね!そのほかにチーム全体として変わってきているところなどもあればお願いします。

田:チーム全体のところでいうと、1年生が入ってきて割と競争が激しくなりつつあって、上級生も少しずつ試合に出れなくなってきてて、上級生だから試合に出れるというわけではなくなってきているかなと思います。

細:競争が激しくなることで、チーム全体のレベルアップにも繋がりそうですね。

質問4「応援してくれている方々へ」

細:それでは、最後に応援してくれている方へのメッセージをお願いします。

田:前期も何回か先輩方が見に来てくださったりして、それで頑張れているところもあります。さらに、後期からスポンサーもついて新しい格好いいユニフォームを着てプレーできることを誇りに思いますし、期待に応えられるようなプレーをしたいです。また、観戦に来ることができない遠方から応援してくださっている保護者を含める多くの方々の応援に応えられるように後期ではインカレ出場は厳しいかもしれませんが、その中で少しでも上の順位に上がれるよう頑張っていきますのでこれからも応援の程よろしくお願いします。

細:ありがとうございます!以上でインタビューは終わりです。ありがとうございました!


あとがき

今回の後期注目選手インタビューはいかがだったでしょうか?
ゴールキーパーというミスが失点に直結するという責任が大きいポジションで守備面のみならず攻撃面での活躍が期待される田中悠貴くんにインタビューをしていきましたが、前期の反省を活かして個人の課題を克服して、個人もチームも良い方向でチャレンジをして成長をしていることを知ることができました。まもなく後期開幕ですが、成長した東北大学蹴球部に注目していただけると幸いです。

次回のインタビューは昨シーズンキャプテンを務めた田邊悠太くんです!キャプテンではなくなくった今シーズン、どのような変化があったのでしょうか。次回もお楽しみに!

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