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あの頃飲んだものとは違う、神戸ワイン

先人の教えは尊い。

なんとなくそう思って
母親に昔言われたことを
素直に守ってたりするんですが

「食器は人数分プラス1つ買いなさい」は

ぜんぜん聞かなくてよかったなーって
思っています(笑)


1枚割れても
ちゃんとお揃いで使えるって
我が母っぽいなと思うけど

5人家族のわが家で
毎度6つの食器を買うのは
想像以上に高額で悶絶するし

想像以上に割れません!笑


そして
6つはおろか
5つ一緒に使うこともないし
そのセオリーが必要なのは
お茶碗くらいじゃないかしら?

と、昭和の教えを
祟って呪っていますw


全然会ってないけど
次に会う時には
絶対言ってやろうと思います。

でも

「そんなに食器は要らない」と

真顔で母に言われそうではありますが。


・・・


さてさて
ひょうごマニアには《摂津》より
神戸ワインがたくさん勢揃いしています。

1974年生まれの浅野が
5歳の時に生まれた神戸ワイン。

その当時飲酒が許されていた
成年のみなさんは
どんなイメージをお持ちですか?

神戸市の農業振興施策の一環で
ブドウの栽培から始められた
完全なメイドイン神戸のワイン。

わたしが当時はじめて飲んだ
神戸ワインのイメージは
良いものではありませんでした。

ワインの味なんてわからない
20代の若造でしたし
そもそもワインなんて飲む機会も
そんなにありませんでしたが
周りの大人たちが

「神戸ワインは美味しくない」

と言って評価していなかった。




そのイメージを引きずっていた
わたしですが

この度自信を持って友人に
オススメしたいワインに
(勝手に)認定します!

お前、どの口が言うてんねんって?

まったく相変わらず
ワイン通でもありません。

しかし、友人と開催した
ワイン格付け会では優勝したし
勢い余ってワインセラーも買ったし

通じゃないけど
ワイン好きやで
くらいにはなってると自称して。


・・・


みのりの公社に訪れた時
心の声が漏れちゃうわたしは
ソムリエの源田さんに
言っちゃったんですよね。

「昔神戸ワイン美味しくないって
 聞いたことがあるんです」

って。

そしたら源田さん

「そうなんです。当時はまだ
 ブドウの畑の土も安定してなくて
 思ったようなワインは
 できていなかったんですよね」


土がまだ安定してなかった?

え、そういうことなの?

薄っぺらい知識と
自分の見聞きしたことでしか
判断できないわたしは

大変な失礼なことを言ってしまいました。


神戸ワインは
1988年以降には
数多く受賞していて


みなさまもご存知のとおり

2019年
G20大阪サミットの夕食会にて
ベネディクシオンルージュが
選ばれました。

G20のワインは
日本ソムリエ協会会長の
田崎真也さんがつとめられ
彼の舌によりいや鼻?いや目?
(いや部位はどこでもいい)

田崎ソムリエのお墨付きで
トランプ大統領をはじめ
各国の来賓たちに振る舞われたのです。


「日本らしさ」とかで
誤魔化さなくていいワイン。

「あー日本のワインっぽいね」

とか言い訳なしでイケました。


あの頃飲んだ神戸ワインとは
もはや今は違うんですね。

土が豊かに育ち
プロをも唸らせるワインになっていた。




そういえば

食器は割らないけど
ワイングラスは
しょっちゅう割るので
人数プラス1と言わずに
ダースで買った方がいいよね←

外出ができるようになったら
ワインでも持っていって

母親と酔っぱらいながら

「食器は何枚買うのがいいのか」を

もう一度討論したいと思います(笑)