見出し画像

鬼滅の刃が人気な理由を考えてみた

鬼滅の刃を見ない日は無いってほど、鬼滅の刃は人気ですね。もう鬼もびっくりだよ。ミュージシャンなら紅白出場だよ。

かく言う私も鬼滅の刃にはハマってるので、自分なりに鬼滅の刃が人気な理由を考えてみた。

※アニメが放送されているところまで把握済みでの文章です

■鬼滅はどのように布教されていったのか

鬼滅の刃が一躍人気漫画になったのはアニメ化が大きい。

それまではジャンプ読者が主なファンだったのが、アニメ化で子どもに広まり、子どもと一緒に観る親にも人気が出て、大ブームを聞きつけた別の世代が一気に見始めたという流れだろう。

つまり、鬼滅は小さな子どもも親世代も魅了するポイントがちりばめられている。

■鬼滅の刃が人気な理由

ここからは若干テンションがおかしいです。ご了承ください。

・圧倒的分かりやすさ

なんと言っても分かりやすい!!!これに尽きる!!

まずはストーリーが分かりやすい。
人間と鬼が戦うって、聞き覚えありません?

そうです、桃太郎です。室町時代くらいから存在する(らしい)お話と同じ構図。「誰と誰が仲間なん?そんでどっちが良いもんなん?」という風な難しさが一切ない(現時点では)。王道のバトル漫画ですね。

お次に技とか色とかが分かりやすい。技は水・雷・火 etc...って感じで、それぞれのキャラクターの色も黄色やら赤やら青やらカラフル。これも何かに似てません?

そうです、戦隊シリーズです(○○レンジャーとかそういうやつ)。こういうポイントも子どもにとっては覚えやすいし、結構大きなポイントかもしれない。

・キャラが立ってる

それぞれのキャラがもう立ちまくり。口に竹咥えてる鬼になった女の子出てくるわ、猪のじゃりン子出てくるわ、金髪の雀使い出てくるわ、ちょっとサイコなお姉さん出てくるわ。そんでもって、みんな魅力的な人柄だから、みんなそれぞれ推しができるわけ。

全員紹介していると腱鞘炎になるのでエントリーナンバー1番の炭治郎だけ紹介するわね。

炭治郎!!!あれは世のお母さん方が絶大に支持するよね!!!

「鬼になった妹を治すために戦う、妹想いの優しいお兄ちゃん」なんて観た日にゃ、自分の子どもにもそうなってほしいと思うと思うもん(想像)。妹のためにボロボロになりながらも戦う姿を観て、私もグッときて泣いてしまったよ。

炭治郎はイナバ物置くらい安定した性格の良さで、裏切られる可能性が無いので、子どもにも安心して見せられる。これは親世代を魅了するポイントの一つだと思う。

・悪役にもドラマがある

これも結構大きいかも。悪役の鬼たちにも「鬼になった悲しい理由」があることをしっかりと描いている。それこそ、人間の弱さとか内面の葛藤とか。悪役を誰も共感できないような完全な悪として描くのではなくて、ちょっと分かるかもとか、そういう風に悪役にも共感できる余地を与えた描き方といいうのも大人にとっての魅力ポイントなのかも。

・日本的な要素

鬼滅の刃には時代設定が大正時代ということもあって、THE 日本的な要素が強いんです。市松模様、鱗模様、麻の葉模様などの和柄はもちろんのこと、日本刀をブンブン振り回しているところ、「型」とかを使う技の名前に至るまで、日本てんこ盛りで、なんだかんだ言って日本人はこういう要素が好きなのかと。たぶん遺伝子レベルでそういうものが組み込まれているんじゃないかな。

とまあ、こんな感じで分析してみました。これだけあーだこーだ言いましたが、読んでもらうのが早い!!!ぜひ興味持った人はぜひ読んでみて!くださいませ!!!

冷凍庫をハーゲンダッツでいっぱいにします!