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シンガポール旅行に関する紀行文{Drip}

タイトルの元ネタがわかる人は、 どれくらいいるのだろうか。 「元ネタがある」ことを示すことそれ自体、 とても趣がないような気もするので、 「元ネタがある」ことだけを示そう。 こうして自己満足に振り切るでもなく、 かといって、 他者の希望を適える姿勢をとるのではなく、 その間のどっちつかずの状態において、 自分が体験したことを 半ば露悪的に書き記すことこそが、 この旅とその振り返りを通して改めて痛感した 「計画」と「調整」 の重要さを体現する営みの始まりである。 というこ

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    • シンガポール旅行に関するキコウ文・ユニバーサル・スタジオ・シンガポールから帰国まで、編

      ある程度の日数が経つと、 その街に身体が馴染んできて、 基本的な動作に緊張感がなくなる。 バスに乗る、ものを買う、改札を通る。 そういう動作が全然新鮮じゃなくなってくる。 感情に関しても同じようなもので、 ここまで来るとその場その場の空気をイチから楽しむというより、 慣れでできたベースの感情にどう起伏を持たせるか、 できてきた日常の中にどう非日常を入れ込むか、 みたいな段階になっていた気がする。 4日目、つまり旅行最終日程であるこの日は、 ユニバーサル・スタジオ・シンガポ

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      • シンガポール旅行に関するキコウ文・セントーサ島で遊んで夜にジュース飲むくらいまで、編

        3日目となるこの日は、セントーサ島で過ごした。 セントーサ島は完全に観光のために開発されている、 と断言できるような超計画的な空間で、 その分いろんなものが行き届いているが、 じゃあローカルな「場所」としてのセントーサ島はどこにあるのだろう? と思ってしまった。 (あとで調べてわかったことだが、 セントーサ島には戦争にまつわる悲惨な歴史があり、 それらをある意味覆い隠すことを目的として、 ちょっと過剰なまでに開発を進めたそうだ。 こうした歴史を踏まえて再び訪れるなら、 また

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        • シンガポール旅行に関するキコウ文・ガーデンズ・バイ・ザ・ベイで『上を向いて歩こう』を聴く、編

          ガーデンズ・バイ・ザ・ベイもまた、 大いに「計画」を感じさせる場所だった。 世界各地で、 ばらばらの時期に、 ばらばらに咲いているはずの、 有機物である植物が、 計画通りに動く空調によって 厳密に管理されたドームの中で、 揃いも揃って爛々と咲いている姿は、 確実に美しかった。 同時に「不気味だ」とも感じたが、 その光景を「不気味だ」と感じることは、 なんだかひどく不謹慎なようにも思えたので、口には出さなかった。 頑張って咲いたのだから、 それがたとえ温室育ちであろうと、

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        シンガポール旅行に関する紀行文{Drip}

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        • シンガポール旅行に関するキコウ文・ユニバーサル・スタジオ・シンガポールから帰国まで、編

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        • シンガポール旅行に関するキコウ文・セントーサ島で遊んで夜にジュース飲むくらいまで、編

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        • シンガポール旅行に関するキコウ文・ガーデンズ・バイ・ザ・ベイで『上を向いて歩こう』を聴く、編

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          シンガポール旅行に関するキコウ文・着いてからUber Eats的なものをとるあたりまで、編

          空港からホテルに向かう電車を待っていると、 ホームの脇に、自殺防止の看板があった。 そこには 「あなたの人生や生命には責任が伴う。 それをもう一度、よく考えましょう。」 みたいなことが書いてあった。 なんとも欧米的な表現だな、と思った。 そういえば、この旅行の中で見かけた看板や広告は、大抵「欧米っぽい」ものだった。 電車の自殺防止、 バスの乗務員への暴力行為防止、 警察官募集、とかのポスターや看板。 やっぱりシンガポールにも自殺や暴力はあるのか、まあそりゃそうか。

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          シンガポール旅行に関するキコウ文・着いてからUber Eats的なものをとるあたりまで、編

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          シンガポール旅行に関するキコウ文・前乗りから到着まで、編

          はじめにことわっておきたいが、 ここから数回にわたって書く内容は、 あくまで個人的な内省である。 同行した皆さん(いや、むしろ旅の主体はみなさんであって自分は帯同させていただいたにすぎないのだが)の考えに関して言及するものではもちろんないし、 そう捉えられてしまうような事態にならないよう、 多人数での旅ではあったが、 あたかも1人旅であったかのような視点で記述させてもらう。 「いやお前のnoteなんて誰も読んでねーんだから前置きいらねーよ」 みたいな声が脳内にある社会から聞

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          シンガポール旅行に関するキコウ文・前乗りから到着まで、編

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          髪を染めることに関する自己分析的省察

          この文章を書いている3/13から見て明後日、 つまり、3/15日、美容室に行く。 そして、自分はしばらくこの美容室には行かない。 2020年10月。大学1年生。 東京(神奈川だけど)の街に出てきました。 中途半端な時期だ。なんでだっけ? 思い出さない方がいいこともある。 東京(神奈川だけど)に出てきて、 最初に行った美容室があまり合わなくて、 翌月から行ける別の美容室を探した。 近所で、個室で、というところに惹かれ、 この美容室に通い出した。 個室じゃないところで、

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          髪を染めることに関する自己分析的省察

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