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12−1.住宅会社探し《第1話》

伝えたいことがありすぎて、自分たちの家づくりのことについて全く書いてないことに気付きました・・・

でもこれまでのことを書かないことには、我が家の家づくりのスタート地点にすら立てなかったのでお許し下さい。

ここからは、どうやって工務店を探していったかということと、その合間に家づくりの勉強も並行していたので、そのことも挟みながらお話ししていこうと思います。

■こんな会社あったけど・・・

自分たちの建てたい家のイメージが固まってきたので、どんな住宅会社に頼めばその希望を叶えてくれるのか、今後の人生を左右することとなる住宅会社探しが始まります。

初めはデザインや見た目の良さそうな地元の工務店をひたすら検索!

最初にもお伝えしましたが、私が家づくりを始めようとしたキッカケのひとつが『夏涼しく、冬暖かい家』が欲しいということ。

でも、そんな家どうやったらできるん?

って思いながら最初に見つけた会社がコチラ。

地元の工務店で、いろいろなテイストのおウチを造っていてインテリアもお洒落な感じだったのと、営業がいないので家づくりの相談に行って最初に話すのが設計士、というちょっと変わったスタンスの工務店でした。

また『全館空調』の機械を導入できる(オプション)とのことで、『おッ!いいかもッ!』とちょっとときめいてしまいました。


ですが、オットくんからひと言。

『その設備高いんでしょ?壊れたらどうする?』

た、確かに、おっしゃる通りです・・・


この頃は家の中身(性能や躯体)のことなんて何も知らない状態で、ただ上辺のデザインやその会社が謳っていることを真に受けていた青臭いガキでした・・・

あかん・・・一番あかんヤツ・・・さてさて、検索やり直し_φ(・_・


オットくんは私の意見に大概は賛成してくれるんですが、ここぞ!というときはハッキリ意見を言ってくれるので、有頂天になってる私のストッパーになってくれたり、逆に悩んでいる時は背中を押してくれたりと、とても頼りになる存在です。

■そもそも高気密高断熱住宅ってなに?

そんな中、やっと『夏涼しく冬暖かい家』=『高気密高断熱住宅』なんだと知ることとなります。

勉強していくうちにそこを見極められる知識を得られたので、今思えば、機械に頼るような上辺だけの設備に飛びつかなくて良かったな〜とつくづく思います。

他にも一応、高気密高断熱と謳っている会社もチラホラありましたが、一定の水準ではなく会社によってマチマチであることが判明・・・

そんな基本的なことも知らなかったのか・・・と残念に思うと同時に、家を建てる前に分かってよかったな、と心底思います。

もちろん、それまで知る機会がなかったからという事実があるわけで・・・

そもそももっと一般的に知られていたら、家を建てるときには当然のこととして失敗する人がいなくなるし、住宅会社もピンキリじゃなくなるし、一定レベルの住宅を日本も供給できるのにな、と残念でなりません。

それが業界の人に言わせると、大きな力が働く『住宅業界の闇』らしいですが・・・

ちなみに、日本の住宅性能は先進国の中で最低レベルだとご存知ですか?

ものづくり大国ニッポンで『made in Japan』のモノは世界から認められているのに、住宅だけは輸出されていない。それが日本住宅の本質ってことです。

この件に関しては、また別の機会にでもお話ししようと思いますが。

ココだ!という住宅会社に辿り着くのはいつのことやら・・・


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