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16−2.母【くの字の平屋】に行く(2023/1/19)

前回は【つくるいえ】を母に見学してもらいましたが、母の懸念点を払拭するために今日は【くの字の平屋】へ。

【くの字の平屋】はこの時点で12年ほど経過しており、経年変化がどうなるのかを参考にしてもらうことにしました。

『12年でもまだ足りんけど、まぁ、しゃあないか・・・』

とブツクサ言ってましたが、そこは無視して連れて行くことに。

■くの字の平家

母の不安や疑問点を私が説明するより、飯田さんから説明してもらった方が説得力があるし、彼のことも分かってもらえるかと思い、説明は託すことに。

外壁はそとん壁、縁側は檜、外部の戸袋も木製、もちろん室内も自然素材。

この12年間で行ったメンテナンスが

⚫︎10年目くらいで戸袋を再塗装
⚫︎ぬれ縁の腐った一部を補修

だそうです。

飯田さんのお母様は当初不在だったんですが、おウチの中も見せていただいた母がひと言。

丁寧に暮らされてるんですね・・・見習わな・・・でも、物に囲まれてる方が落ち着くわ〜

せやなぁ〜ウチと大違いや・・・

というくらい、生活感がないわけじゃないけど整然としていて、いろいろなものを厳選して置いていらっしゃるんでしょうね。羨ましい限りです。

終いには、泊まっていきたいくらい!とまで言い出す始末。まぁ、気に入っていただけて何よりです。

■母の勘違い

今回の目的でもある母が危惧していることを母自身で質問し、飯田さんから説明してもらい、性能や耐久、通風についても分かってもらえたよう。

話が中盤に差し掛かった頃、

母『ここは飯田さんが設計した家なんですか!?』

私&飯田氏『ええーーーーーーーーーーー!?』

私からの事前情報をどう解釈したのか不明ですが、どうやら飯田さんじゃない他の人が設計した、自然素材を使用して年月が経った家を見せてくれていたと思ってたらしい・・・

一同大爆笑!!

母『さも自分が建てたかのような説明っぷりにおかしいなと思ってました笑』

飯田氏『正真正銘、私が建てました〜笑』

母『良かった、安心しました。この前見た家と同じ建具使ってるし、マネしてるんかと思った笑』

すごい勘違いに一同ビックリしましたが、誤解が解けて何より!
母の飯田さんに対する信用度も更にグッと上がったようで、ひと安心です。

『あとは金額との戦いやな・・・飯田さんのウデにかかっとる!』

と早速ハッパをかける母でした・・・。

■母の転機

途中で飯田さんのお母様も帰宅されて母子が2組、という変な状況に。

私と飯田さんは同い年なんですが、なんとッッ!誕生日もたったの2日違いということが判明し、その場が大盛り上がり!
彼の方がちょっとお兄ちゃん!笑

とっても和やかな雰囲気でお暇しようと外に出た時、母に転機が!!

飯田さんのお母様が乗っている車にふと目が留まり

この可愛らしい車は何やッ!?

話を聞くと『FIAT』というイタリアの車でした。

私たちの居住エリアには取り扱っているディーラーがないのでこれまで存在を知らなかったのですが、私も母もこの何とも言えない可愛らしさに一目惚れ♡
一気に虜になってしまいました・・・

FIATの存在を知ってから気にして見ていると、この田舎にも結構な台数が生息していることが判明。

■後日談

飯田さんに営業の方を紹介してもらい、母がFIATを購入することになろうとはこの時は知る由もありませんでした・・・

運命の出会いってあるんですね!

人との縁って何があるか分からなくて面白い。
家じゃなく、まず車を買うことになろうとは!笑



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