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アキバヨウフクテン

オタクをオタク足らしめるものは何か?
それは知識量である。=愛
しかし、1つのガジェットが革命を起こした。
もはや10MBのハードに128GBの外側HDDがついたようなものだ。

スマホが人類総オタクを可能にした。

それ故にオタクは優位性を失い、A-BOYそしてヲタク、ヲタへと変化していく。

それによって街も変わってゆく。
秋葉原はこの20年で大きく変わった。
特にこの10年の変化はとてつもない。
電気街からアニメ、メイドさん。そしてアイドル。そこに大人のいや〜んなお店が参入し、街が画一的に商業化していった。

もはや、個性的なお店はなくなる一方だ。

だからみんな行かなくなる。
じゃあガチ勢たち、どこ行った!?
NEXT AKIHABARAはいずこ?

どこにも行っていないのである。
ネットで買ってるから。

この画一化したセカイにもはや店頭販売の優位性はなくなり、より便利により早くお目当てのものにたどり着く。
それをいち早く取り入れたのも、やはりオタクだったのである。

あれ?この構図見たことあるな。

洋服業界も全く同じような道を辿っている。

来るよ来るよ、大きなうねりが。

トレンドの尖端を気取ってはいるけどその実、時代に取り残されていることに冷や汗をかきながらそれでもなお、二の足を踏み続けるこの業界。

テラバイトの武装をしたこれからの人類に、今の装備で太刀打ち出来るのかい?

実店舗では【服を売る】だけでは魅力的に映らない時代がきっと来るだろう。

いや、既にメタバース内のスキンで商いをしている人達がいるかもしれない。いつの間にかリアルの売上に迫っているかも?
今まで培ってきた技術や経験。使わないままに仮想世界の墓場と化すのか?

果たしてこの10年、生き残りをかけた戦いがハジマルのであった。


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