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【夜行バス】最前列中央席って実際どう?

三列独立型の夜行バスに乗車する際に、最前列の中央席が一つは存在します。
今回、その最前列中央席に乗車する機会があったので、レビューしてみます。

WILLER EXPRESS ReBorn

利用させていただいたのは、ウィラーエクスプレスのリボーンです。
三列独立シェル型シートが装備された、睡眠を追求した夜行バスになります。

利用区間は東京~大阪
大きい車体に太めのタイヤ

座席の位置

最前列中央席は、willer公式サイトからの予約であれば、予約枠が分かれており、事前に確認することができます。

三列に独立したシートのうち、バスの入り口から車内に入った真正面が最前列中央の席です。

座席番号は01B

シート

リクライニング角度驚異の155度を誇る高級シート。
それぞれ仕切りが付いており、他のお客さんの存在を感じることなく、安らかな眠りにつくことができます。

リボーン特有のシェル型と呼ばれるシート(ペットボトルすまん)

乗車視点

消灯前走行中

フットレストが無いため開放感がある

消灯後走行中

カーテンを閉めた状態

サービスエリア休憩中

目の前に景色が広がる

感想

簡潔に述べると、

疲れているなら爆睡できるが、割と気を遣う席

でした。

走行中の振動に関しては一般的なバスに比べて少なく、座席もリクライニングがかなり効くので、乗り物酔いすることもない快適な移動でありました。

前回乗車した一般的な4列シートでは、隣の人に寄りかからないようにするため寝返りがうてないことで、体の節々を傷めましたが、今回はそのようなことはありませんでした。

むしろ寝返りを打たなくても良いほど座席のフィット感があり大変快適です。例えるならば、車の後部座席に横になって乗車している感じ。

備品に関しては、嬉しいことに座席右側の壁のポケットにはアイマスクが入っており、車内灯や街灯の光で目が覚めるといったこともありませんでした。

しかしながら、約2時間おきの休憩時間にはどうしても起きてしまううえ、帰ってきたお客さんは階段を登った先にある私の席の前を通る必要がありますので、寝汗でぐしょぐしょになった就寝中の私の姿を真っ先に見ることになり、気分を害さないように気を遣うことになります。

特に足元は、靴下を階段方向に投げ出しているため、備え付けのブランケットを足下までかけるなどの配慮が必要です。

フットレストが無い点については、座席にあぐらをかくようにすれば問題ないと思います。ただフットレストに加えて荷物置きもなくなる点が厄介でした。特に靴は、自分の座席の足を跳ね上げてできた真下のスペースに収納することになりますので、降車の際には、先に靴を取り出した後に座席の足を下げるという一工夫が必要です。

まとめ

最前列中央席は、その設置位置の関係上、やはり他の人の目線が気になるものです。せっかくなら気を遣わずにぐっすり眠りたい方は、それ以外の席にすることをお勧めします。


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