[映画]ステージ・マザー
私は、映画に対し苦手意識があった。
理解する前に物語が進んでしまい、簡単に巻き戻しができないことに…。
しかし、憧れの人が映画好きだった時に、いつか一緒に感想を話せるようになりたいなと思い、映画館へ足を運んでみた。
上映中の一覧から選んだのは、2/26より公開中の「Stage Mother」
テキサスの田舎町に住むメイベリンは、息子リッキーの訃報を受ける。
長らく疎遠だった息子の最後を見届けるためにサンフランシスコへ行き、息子がドラァグクイーンでゲイバーを経営していたことを初めて知る。
さらに、バーの経営権は母親であるメイベリンにあることもー。
(Stage Motherのパンフレットより参照)
物語の冒頭では、ドラァグクイーンに偏見を持つ母親メイベリンだったが、息子が生きている間にできなかった、理解してあげられなかった後悔から、母親という立場でバーの皆んなや周りをいい方向に救っていく内容だった。
挫折のような上手くいかないことも起こるのかな?と思いきや、すべて順調に進んでいき、少し物足りなさを感じた。
また、寂しさを紛らすためにドラッグから抜け出せない従業員との会話で「多くの人と知り合うけど孤独を感じる」という台詞が印象に残った。
私も孤独を強く感じやすい方だが、先々週と先週のマツコ会議にて、マツコさんが「孤独って人がいないとできない」とおっしゃっていた。
孤独に感じるのは当たり前で、皆んな孤独の中を生きているんだと考えることで
気持ちが少し楽になったことを思い出した。
映画全体を通して刺激的な場面が多く、R18ではなかったのが不思議。
R12ではあるものの、親子で鑑賞したら解説するのに親がたじろぐのでは…。
私のお気に入り度 ★★☆☆☆
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