中1後半戦と英検


中1の2学期終了

前回の記事でも触れましたが、中学生になって最初のテストはおよそ120人中3位でした。夏休み明けの9月の定期テスト(2回目)で見事に初めて1位をとり、11月の定期テストでは2位を維持し良い状態を維持しています。

これくらいの成績を取ることができることがわかってしまえば、正直、1位も2位も3位もあまり変わらんのですよね。ここまでくるとネタバレっぽくなりますが、当方の公立高校入試は「内申点(通知表)と入試本番の成績を合算」して合否を判定します。最難関の高校をはじめ、将来的に大学入試を目指すことになるであろう普通科の高校は「内申3:本番7」で合算されるので、本番重視となります。

東進中学ネット、中1の12月から中2後半の受講開始

中1の夏休み(8月)から中2前半の数学の受講を開始しましたが、中2前半は主に計算(連立方程式とか1次関数)なので、まぁ簡単だったでしょう。11月までに受講を終わらせ、12月から中2後半に突入します。

中2後半から数学は「証明」が始まります。ここは慎重に見守りました。いちいち口をはさんだりはしませんが「証明は苦労したわー」みたいな親の苦労話的に話題に触れると「そんなわからんとか苦労するとかいうほどではないよ」とやや自慢げに返ってきたので、楽観はしませんがほめて伸ばしていく感じで、進捗は急がせず、証明から立体にかけては時間をかけて丁寧に確実に進められるように意識して見守っていました。

高校受験の目標ができる

で、この頃、我が子の口から出ていたのは「中学受験で合格したところに進学しなかったことへの後悔」でした。中学受験を基準に小1から学んできておりましたし、結果としてありがたいことに相応の学力も身につけることができていた我が子にとって、一般の公立中学校での指導レベルがあまりにも平易すぎて苦痛でならないことに気が付いたのです。説明を受けなくてもわかるレベルのことをゆっくり何度も何度も説明される苦痛。取らなくても頭に入る内容のノートを丁寧に書いて提出まで求められる苦痛。そう、それはもう「苦痛」以外の何ものでしかなかったのです。
結果、「絶対に〇〇高校に入る!」と。それは県内でトップの進学校の名前でした。その高校には「普通科」と「理数科」があり、「理数科」の方がさらに難易度が高いのですが、そこへ行くと。高らかに宣言したのでした。

となると、通知表は5段階9科目で45点満点、これが3年分で135点満点になりますが、130前後が求められます。120点台でも限りなく130に近い点数です。合算した時に「3」にしかならない内申点ですが「3」を馬鹿にしてはいけない。
5科目がオール5、技能系4科目がオール4だと41で3年合計123となり、その段階ですでにビハインドを追うことになります。入試本番でだれにも負けないくらいの高得点を取れたらよいですが、それはまだ中1ではわからないところ・・・ですから、今はしっかりと良い通知表を積み重ねていくことが大切になります。
とは言え、5科目で5を取るのであれば定期テストで90点前後取っていれば、あとはよほどふざけたことをしない限り5をもらえるわけですから、根詰めて1位とか2位とかを目指す必要はないんです・・・が、そこは娘のプライドのようで、地元ではだれにも負けるわけにはいかない、みたいな気持ちで頑張っていたようです。それで後になって勉強が面倒に感じられる方が困るのですが、行っても伝わらないでしょうからねぇ・・・モチベーションが変な方向に行かないようにだけ気を付けて、オンとオフをうまくコントロールできるようにサポートをする毎日でした。親としてはオフの時間を見ているのがしんどいのなんの・・・でした。

1月に英検3級に挑戦

ということで、中1の3学期、1月に英検3級に挑戦しました。4球をスキップすることで、経験値がないことはやや不安でしたが、まぁ4歳からネイティブの発音を聞いていますし、文法の呑み込みは早かったし、もともと記憶力はよい方だから単語も何とかなるだろう・・・ということで、無事合格しました。

文法の覚えも早かったんで、準2級は単語次第だろうと思っていました。ということで中2の6月に向かいます。

1年間のテスト結果などまとめ

ということで、中1の3学期に英検3級合格、というのも含めてまとめます。

  • 塾の模試は「春4位→夏1位→夏9位→冬1位→冬1位」と期待以上の結果。

  • 定期テストの順位は「1学期3位→2学期1位→2学期2位→3学期1位」という結果。

  • 英検3級合格

  • 学年の最後に行われる学校での実力テスト(ちょっとした業者テスト)は、定期テストの点数を上回る得点で1位

  • 通知表40~41

  • 東進中学ネット中1の8月から中2前半、約4か月で受講を終えて12月から中2後半に突入。

いやはや、親としては信じられないですね。自分自身は勉強する習慣が全くなくて、授業を聞いてわからないことはなかったので「これでいいだろ」と思って何もしていませんでしたが、定期テストでは5~7位くらいで高校になってからすぐについていけなくなりました。自分ももう少しちゃんとやっていれば何か違ったのだろうか・・・と何とも言えない気分になりつつ、我が子ながら尊敬しかない、そんな結果でした。

が、御覧の通り「目指す」と宣言した県内のトップ高校理数科に行くのは通知表が足りない・・・。ダメではないですがギリギリ下限というところ。ここには悩みました。要は「なめてる」んですよね。必死にまじめにやるなんてかっこ悪いとでも思ってたのだと思います。これは結局中3になるまで修正ができませんでした。

とは言え、理解力も含めた学力という点では自分の経験にはない状況になっている我が子に対してはどのように接していくのが良いのか大いに悩んだものなのです。似たような悩みを持っている人たちと思いを共有出来たら、と思います。私の場合、塾屋なのでたくさんの子どもたちと接してきた経験値があるのでかなりましでしたが、そういったものがなければもっとてんぱっていた・・・というか何もできなかったと思います。塾屋の経験が役に立ったなと。

そんなこんなで中学2年編に続きます。

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