中3の2学期~冬休み(冬期)

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01. 進路をイメージし始める

正確には中2くらいからですが、最初・・・小6とか中1くらいの頃は「獣医師になりたい」というようなことは言っていたのです。我が家はわんこを飼っておりまして、そのわんこが小5の夏に亡くなりましたのでその影響ではないかと思っておりました。

それが塾の友人・・・小学校1年からずっと仲良くしてもらっているお友達がいるのですが、その影響か「医者になりたい」ということを言い始めました。いやはや、まだまだ移ろうものだとは思いながらも、最終的にそこに落ち着くのだとしたら、もう今の今から準備を進めなければなりません。地元の最難関公立高校に合格すればよいということでは済まなくなります。

結果的に英語を早々に決着させる道を選んだのは正解でした。数学も高校内容を先取りする道を選んだことも正解でした。あとはこれをどこまで突き詰めていけばよいか・・・その点は未知です。塾屋ではありますが、私の担当範囲は中3までだったもので、高校での学習についての知見は薄いのです。

まずは入試に向けての準備を進めてもらいながら、一方では数学だけ高校内容の先取りを進める方向で中3の2学期を乗り越えてもらいました。

02. 12月の模試で失敗して

前の記事で書きましたが、ここまでまずまず順調だった模試・・・県内で10版以内はほぼ維持してきたのですが、12月の模試では33位となってしまったのですね。しかも、絶対的な得点力であったはずの数学が82点偏差値69.0とはじめて偏差値70を割ることに。

これはかなりショックでしかも焦りがあったらしく、正月以降は見違えるように勉強に取り組み始めました。ここまで中3の2学期も順調な結果をたたき出してきた我が子ですが、正直、東進の先取り学習以外はかなり遊んでいました。ゲームたっぷり・・・3年前の中学受験を思い出すレベルで遊んでいましたねぇ。だから結果この12月の模試結果はよかったのだと思いますね。

具体的には冬休みの中でもお正月期間はゆっくり休むものかなと思っていたのですね。31日~1月3日いっぱいくらいは。が、休んだのは1月1日くらいだったでしょうか・・・いや、1日も午前はちらっとゆっくりしていましたが夜には勉強をしていましたね。なのでほぼ休みなしでやっていました。さすが受験生、それくらいやってもらわねば!!

03. 1月にまた模試がある

ということです。受験生は大変ですねぇ。前回の模試から2週間くらいしかたっていないのですけどね。まぁ一応冬休みの間はがっつりと頑張っていたようなので何かしら成果が出てくれたらと思っていましたが、結果は県内5位、前回大きくこけた数学も96点偏差値75.9と無事復活を遂げたのでした。

もちろん、数学の不安はやや強くなったのも事実です。これまで思いのほか天井を感じずにやってこれたので、相当強いと思っていた一方、思ったより限界も近いのではないか・・・高校生になっていよいよ数学が本格化した時に苦しむこともあるのかもしれない・・・という不安です。今までの、例えば東進の特待生になったこととか、早稲田アカデミーの模試でも偏差値71.2をとるなどの実績があったので案外、多少の苦労でやっていけるのではないかという淡い期待があったもので不安が大きくなりましたね。

高校生になると多くは数学で苦労・・・死ぬじゃないですか。高校~大学受験で理系を諦める人が多いのはそういうことだと思っていますし、私も中学までは数学なんて簡単!と思っていた人間ですが、高校生になった瞬間についていけなくなったもので。だから我が子にもそんな可能性もあるのかもしれない、なんて思ったのですが、そんなこと今から気にしても仕方ないですからね。

まずはしっかりと模試結果を復習して次につなげていくことだけしっかりとやってもらって(言われる前に自分でやっていましたが)、先のことだけを考えるようにしました。

04. マーク模試の結果はすごいことに

もう1つ、滑り止めの私立高校・・・地方は公立高校がトップ、私立高校が滑り止めというパターンが多いです・・・、滑り止めではあってもそれなりの難易度の高校ではありますし、専願で目指す人もいるくらいなのでそれ専用のマーク模試があります。そしてその結果が県内1位、数学は79点でしたが偏差値80.4、3科目合計253点で偏差値80.0という派手な結果に!

こういう地方の少ない分母の中だから出る偏差値なのだと思いますが、まさか80台をたたき出すとは! 非常に平均点が低い大問や小問で満点とってとんでもない偏差値になる、なんていうことはあり得ますが、まるまる100点満点1科目で80を超えるのは大したもの、そうとう難しかった試験なのでしょうがそこで良い結果を出せたことはそのまま本人のモチベーションになりました。

すなわち、そこでまただらけモードに入る危険性もありましたが、引き締まったまま3月の入試本番まで向かっていくことができました。

05. 入試直前、3学期の各種模試結果

  • 定期テスト:2月=1位(492点)

  • 塾での業者模試:1月=5位、1月マーク=1位、2月=38位

  • 学校での業者模試:1月=1位

という感じ。

触れていませんが、こっそり受験直前の2月模試で38位というワースト、12月の模試結果でやらかしたように今回も数学で67点という結果に終わりました。ここでもやはり我が子の数学の力の限界・・・2学期の努力不足・演習不足が影響していること、そこからくる高校数学への不安を強く抱いたのは事実です。

それでも5科目合計では偏差値72.2を超えています。この時期の模試では、私立高校の専願で合格した人たちが受験者から抜けていきます。受験者数を見る限りは1000~1500名ほどが抜けています。公立高校を諦めたかスポーツなどの理由で私立高校を選択した人たちがいなくなった模試ですので、例年はここでは偏差値が高く出ることはないのです(より高学力者だけが受験する模試であるため)。そこでこの偏差値ですから、相対的には問題ないだろうと思っていました。

しかし、繰り返しながらここ・受験直前で大切なのは「反省を促すこと」ではないですよね、「大丈夫、自信を持ってやっていこう」と励ますこと。我が子の場合はかなりネガティブなもので、下手に褒めるとなおさら疑心暗鬼になるというか、より不安になるのですね。だからそのあたりのバランスのとり方は難しく、「あの励まし方が適切だったのかどうか」は今になってもわかりません。でも、その方向性で良かったのだろうとも思います。

改めて、親の役割は子どものことをよりよく知って適切に対応をしてあげることなんだなと思います。

さて、いよいよ次は本番入試です。

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