2024年中3の3学期 いよいよ受験本番〜発表前まで


01. 2月~試験本番まで5週間~

前回記載しましたが、当初の予定では2月中旬くらいまでにやるべきことをやり切って、あとは復習すればよい状態にする・・・という理想を描いてやってきましたが、それはやや見当外れだったかもしれません。より正確な判断はもう少し時間が経過しなければわからないので、今の時点では結論は出せないとは思っています。

というのも。
受験生となり、この半年や1年で基礎から応用までの広範囲にわたったところをグイっと押し上げてきたような場合、中3になってから通塾(受験勉強)を開始して大量の知識と経験を一気に取り込んでいる状態であるとすると、それをしっかりと定着させる活動をないがしろにするべきではなく、過去問などや未着手の問題に手を広げるよりも、受験勉強を始めてからの復習をしっかりとやることがより良い結果に結びつきやすい。一方、長期間かけてしっかりと定着と熟成を進めてきたような場合・・・今のところ我が子はそれにあたるのではないかと思っているのですが・・・は、構築された土台を頼りにしてどんどん過去問を「こなしていく」という活動に振り切っても良かったのではないか、という反省です。

実際、2月はそのような活動をしていたのですが、もう少し前・・・中3の秋ぐらいからはそのような動きに振り切らせても良かったのではないかと。

実際、それまで武器になっていた数学が、11月の模試と1月の模試でこれまで見たことの内容な点数(偏差値・順位)を取ってきました。その時点で「復習すべきでは?」という思いが強くなってしまい、過去問大量消化に思い切って舵を振り切れなかった。そこを「経験値不足」と捉えてより過去問消費に舵を振っていたら良かったのかも、というような気持の揺らぎがありました。

02. 1カ月はあっという間

あっという間です。さすがにゲーム大好き我が子もゲームをする時間はほぼなかったですかね。その分、インスタを見て息抜きはそれなりにやっていましたが。さすがにプレッシャーがあったのだと思います。

で、特筆すべきことが何かあるかというと何もないです。

我が家は相変わらずリビング学習なので、我が子がリビングのデスクで学習をする時間、親2人はこたつで読書をしたり、仕事をしたり、一緒に何か勉強をしたり・・・という時間になります。一緒に何かをしている、というのが大切だと思っています。当然、相棒は朝早く起きてお弁当を作ったりしてくれているので、読書をしながら寝てしまっていることもありましたが、それは重要ではないです。一緒にやろうとする姿勢・気持ちも大切ですから。

朝は6時に起きて夜は10時半には床につきます。実際は母親と同じ部屋で寝ているので、部屋を暗くしてからいろいろな世間話をしたりしていたはずなので眠りに入ったのは11時とか場合によっては12時近いこともあったかもしれません。でもそれは、学校でのストレスや受験に向けてのストレスを解消する時間だったのだとすると必要な遅れでしょう。

週末、日曜は朝から夜まで塾です。それは父親が送迎します。お友達も一緒に移動していたので親子で細かいコミュニケーションができていたかというとそうではないのですが、そういった時間も貴重でした。

親子でコミュニケーションをしっかりととりながら、必要以上の負荷やストレスをかけないことでしょうか。そういう意味では、中3になる前にそのような関係性やそのような考え方や姿勢を一緒に作り上げておくことが大切ですね。中3になったところではすでに勝負がついている、と言えば大げさですがとても大切な視点だと思います。

03. 入試本番~自己採点

我々は豪雪地帯に住んでおり、毎年高校入試の日は雪・・・少なくとも雨というイメージがあります。実際、我が子の入試のところでも雨という予報でしたが、ありがたいことにそれほどひどい天気ではありませんでした。晴れてそれほど寒くもなく、というのが理想かもしれませんがしんどい思いをするほどではなかったと思います。

試験の翌日、新聞の朝刊に試験の問題と解答が掲載されます。これを見て我が子は自己採点をした模様。科目別に結果を記載をします。

  • 数学:70点代後半 ←これ!

  • 英語:90~95(ほぼ95) 計約170点ちょい

  • 国語:85前後        計約255点ちょい

  • 社会:90~95       計約345点

  • 理科:90~95(ほぼ95) 計約440点くらい

とのこと。やはり数学でした。途中、過去の傾向とは異なる出題があり、かなりの訓練をしていても時間がかかる(難しいというよりは時間がかかる)というタイプの出題でまさに大幅に時間を削られた模様。結果として、その大問の中でも簡単な(1)(2)でさえ計算ミスをして6点を落としています。それがなければ80点台にのっていたのですが、時間配分など含めてそこで慌ててしまった点が気がかりではありました。つまりここから「01」に記載した反省につながる訳です。

我が子いわく、
・数学は皆が難しいと言っていた(皆70点台と思われる)
・社会と理科は簡単と言っていた(皆90点とっているのではないか)
とのこと。確かに前年度は数学の難化が顕著で90点台が1人もいない結果分析が発表されていたのでありうるかもしれないとは思ったものの、とは言え公立高校王国のトップ高校のトップ学科で80点台がいない難易度なんてあるのだろうか・・・と心配が勝りました。何せ傾斜配点で数学が2倍となる学科だったこともあり、これは困った・・・と。

しかし一方では、(前年度の傾向から)差がつきやすい英語で好成績を残してくれたこと、同じく記述で差がつきやすい社会でも好成績を残してくれたこと、加えて差がつきにくいけれどもこける可能性も同じくらいあり得る国語で十分な点数を取ってくれたことから、これは大丈夫だろうと思うに至りました(いや、内申はやや低めだったので、合否については合格発表のその瞬間まで落ち着くことはありませんでしたけどね)。

04. 合格発表当日

倍率約2倍という中で迎えた合格発表。
塾屋ではありますので、2倍と言えど(言葉は大変悪いのですが)ほぼ合格の目がないがチャレンジして受験をする人たちが一定数いること(県トップ校なので他の高校よりもそれが起こりやすいこと)を知っています。実質倍率はそれほど高くはないのです。トップは450点台と予想、それが1人いるかどうか。440点台が10人くらい、430点台が20~30人くらい・・・するとその合否の競争が起こるのは(それまでの模試の傾向から)400~420点台の人たちであろうことは想像がつきました。

つまり、440点くらいというのはある程度上位に位置しているはずなので、通知表(内申点)があまり良くはない我が子でもなんとかなるだろうと。それでも「親」というフィルターがかかるといろんなことを考えてしまいましたね。落ち着かない、長い長い時間でした。

さて、2か月ぶりくらいの投稿ですが長くなったのでさらに引っ張ります。次回合格発表、ということで。

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