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#277 Googleがマンディアント買収

3月8日Googleはマンディアント社を54億ドル(約6200億円)で買収しました。

2004年にできた情報セキュリティ会社

2013年2月発表の「APT1レポート」で中国のハッカー「APT1」を公表したことで有名です。

APTとは「(Advanced Persistent Threat(高度な継続的脅威)」で特定のターゲットに執拗な攻撃を続けるサイバー攻撃の意味。「1」はこのレポートの中でのある中国の攻撃者に割り振り番号。

ここでは74ページにおよぶ中国の人民解放軍総参謀部の上海部隊(61398部隊)の分析でした。建物、顔写真、IPアドレス、ツール、個人名も入ったのです。彼らは7年間に渡って欧米、日本などアジアの150の企業のサイバースパイ活動をやっていたのです。

これらの企業は第十二次五カ年計画の強化分野の企業です。

初めて中国の人民解放軍の関与を断じたわけです。



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