#189 リープフロッグと無頓着
中国でITビジネスが急伸しているワケを考えてみましょう。
「リープフロッグと無頓着」が考えられます。
リープフロッグは「カエル飛び」のこと。
たとえば、固定電話がない ⇒ 携帯
ATMない ⇒ キャッシュ・レス
一方、日本は跳び箱のように動かない。「とろい木馬」状態
規制、社会規制、事実上の規制がありすぎです。
たとえば、NTTデータCAFIS(キャフィス)回線はクレジットカード会社と加盟店間をオンライン回線で結んでいますが、こうしたインフラがキャッシュレス社会を阻んでいます。事実上の参入規制なのです。
ウーバーなどライドシェアは白タク扱いですし、エアーB&Bは旅館業法違反です。ドローンは飛べず、暗号資産は税金をかけられる始末。
何もできない。
プライバシーに無頓着な人民という面もあります。
「中国当局、電話契約に顧客の顔スキャンを義務づけ」2019年12日1日より
広州地下鉄の改札に2019年9月「顔パス改札」
広州「セブン‐イレブン」は、2019年5月から広東省のおよそ1,000店で顔認証決済を導入。監視カメラ2億台(米5千万台)
こんなことは日本はもちろん、ヨーロッパではまず無理な話でしょう。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?