2014年4月の記事一覧
関西人が関西弁を使わないとき
10年前にブログに書いたものを掘り出してみた。今でもよくわからない。
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大阪に来ている。東京以外の土地に行くたびに思うのだが、方言がある地域の人々の多くは、その土地の方言と東京で一般的に使われていることば(いわゆる「標準語」というやつだ。語弊のあることばだが字数の関係もあり以後この表現を使う)を上手に使い分ける。アクセントが残る人も少なくないが、「えっ東京の人じゃないの!?」と
初任給がネクタイ1本に化けた話
会社に就職して最初の給料を受け取ったのは、当時泊まり込んでいた会社の研修所だった。当時はまだ週休2日制でなかったから、土曜日の午前中に、手渡しで。研修中だからまだ働いているという実感はさほどなかったし、紙幣の入った封筒は薄っぺらいものだったが、それでも、初めての給料というのは、テンションが上がるものだ。当然、そのときの私もそうだった。
それを胸ポケットの財布に入れて、かなり上機嫌で、研修所から実
伝統は守らなければならない
2005年3月にブログに書いた文章。全文公開で投げ銭的な有料設定をしている。
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世の中にはいろいろな伝統がある。女性は土俵に上げない。50年間国会議員をやると国会に銅像が置かれる。1人殺しただけでは死刑にならない(これは先日破られたが)。右手にナイフ、左手にフォーク。神社では二礼、二拍手、一礼。合併したら社長以下たすきがけ人事。敵対的買収はしない、というのは伝統と