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【新社会人へ】超超初心者向けメイク購入品一覧【とりあえずこれ買っとけ】

これは、今までまったくメイクをして来ず、更には校則でも「メイク禁止」と言われていたのに、

大学生や社会人になった途端「メイクは社会の常識」と言われて大困惑している人向けの記事である。

私も覚えがある。私はメイクのプロではない。大困惑し、試行錯誤のうえ何とか生活をしている側である。

なぜ、今まで「メイク禁止」更には「日焼け止め禁止」とまで言われていたのに、唐突に「メイクをするのは社会の常識」と言われるのか。

社会の常識と言うなら、なぜそれを学ぶ機会は無いのか。

全員が全員、ある一定の年齢になるとメイクに興味を持ち始めるわけではない。

誰しもが眉毛を抜いていて「今日わたし眉毛無いわwwwww」と爆笑しているわけではない。

私の場合は幸いなことに、周囲にコスプレイヤーが多くいたのでどうにか切り抜けたが、そうもいかない人の方が多数だろう。

ならば買いに行こう、と薬局やハンズのメイクコーナーに行ったら種類が多すぎて何が何やら……だし、

そもそも「マット」とか「艶感」とか「トーンアップ」と言われても……と困惑することだろう。

今回は、そんな人に向けて、とりあえずこれだけ買えばなんとかなる!という、メイク好きの人たちには発狂ものの記事を書いていこうと思う。

*メイクを始める前に

まず、メイクを始めたり購入する前にやることがある。

それは、眉毛を整えること・肌の調子を整えることである。

肌の調子を整える、は読んで字の如くで、洗顔後に化粧水と乳液を叩き込めば問題ない。

問題なのは、眉毛の方だ。

人間誰しも毛がボーボーで、いつも綺麗に着飾っているあの人も、あのイケメンも、何もしていなかったらボーボーなのである。

メイクをするにあたって、まず顔面の凹凸を出来るだけ無くしてフラットにすることがまず重要で、

そのためにも眉毛を整えるのは大事な工程と言える。

ボーボーなままではせっかく眉毛を書いても眉毛として認識されない。認識されるとしたら「」である。

酷い人だと、こっちは必死にメイクしているのに「メイクしてんの?wwwww」とか言う始末である。

では、その「眉毛を整える」という工程に何が必要か。

それはまず、美容院に行く。これだ。

あなたには行きつけの美容院はあるだろうか。

もし、いつも行っている美容院があれば「眉毛を整えてもらえますか?」と聞いてみて欲しい。

行きつけの美容院ならば、あなたが普段から化粧っけが無いことを知っているし、この発言からメイク超超初心者であることを汲み取ってくれるだろう。

彼らは何と言っても「首から上の毛」のエキスパートである。

更に、美容院では七五三や成人式の着付けやヘアメイクをやってくれているところも多く、顔面全体の生毛処理は出来ずとも眉毛くらいならやってくれる場合がある。

場所によっては「眉毛カット」としてメニューがある場合もある。

だが、もし「無理です」と言われてしまったら、自分でカットするしかない。

その場合は、100円均一ショップにも売っているものを買おう。

眉毛をカットするハサミ

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眉毛を梳くハサミ

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できればこの2種類を買って欲しい。

達人ともなれば、眉毛をカットするハサミとコームがあればボーボー眉毛を綺麗に梳くことも可能だろうが、超超初心者には荷が重い。

なので、眉毛を梳く用のハサミの購入もオススメする。

この梳く用ハサミでボーボー眉毛の長さを一定に整え、そして眉毛をカットするハサミで形を整える。

そうして、ようやくメイクに取り掛かろう。

*とりあえずこれ買っとけ編

さて、とりあえず無事に眉毛を整えられたら、次からメイク本番である。

メイクの超超初心者の人は、とりあえず自分はメイクしているのだと周囲に分からせるためにも下記の4つを購入してほしい。

メイク下地(肌をとりあえずフラットにさせるやつ)

ファンデーション(肌を「肌色」にするやつ)

アイブロウ(眉毛書くやつ)

チーク(頬が血色良く見えるようにするやつ)

これらを上から順番通りに顔に塗ることで、メイクは完成する。慣れてくると10分もかからないだろう。

新人の頃は研修やら仕事のやり方やらを短期間で詰め込まれ心に余裕がないものなので、

化粧に割く時間は少ない方が良い。

がっつりしっかりしたメイクは、遊びに行ったり推しに会いに行く時だけで十分である。

それでは、それぞれの効果と、オススメ品のリンクを以下に書いていく。

・メイク下地

このメイク下地というのは、味方につけると非常に万能である。

本当であれば素肌に直接ファンデーションを塗りたいところであるが、あのファンデーションと言うのは素肌と、それから素肌から出る脂と非常に相性が悪い。

下手したら顔中が荒野になりかねない。

そのためにも、メイクをする前には必ずメイク下地をつけよう。

メイク下地は、ファンデーションから素肌をある程度守ってくれる効果もある。

それから、くすんだ色をした肌を少し明るくしてくれるし、赤くなった肌の色味を抑えてくれる。

「私の肌はくすんでもいないし、赤くなってもいない!」という人でも、ひとまずメイク下地は塗ってほしい。

キャンバスに絵を描く前にはキャンバスに水を刷き、肉を調理する前には塩胡椒で肉に下味をつける。

メイク下地とはまさにあの段階のことを指す。

☆オススメのメイク下地①

CEZANNE(セザンヌ) 皮脂テカリ防止下地

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☆オススメのメイク下地②

MAJOLICA MAJORCA(マジョリカマジョルカ) ミルキースキンマスク

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どれ買えばいいか分からない人向け

各種日焼け止め

ニベアの青缶

究極、この2つでも良い。

・ファンデーション

普段メイクをしない人でも、ファンデーションは聞き馴染みがあるかもしれない。

これは、上記のメイク下地を使用して悩みをできるだけフラットな状態にした肌を「肌色」にするものである。

メイク下地は、その効果のせいか顔が白くなる場合がある。

それから、ファンデーションをつけると、これから書く眉毛やチークの色が素肌の脂に負けずにちゃんと本来の色を出してくれるようになる。

オススメのファンデーション(リキッドタイプ)

毛穴パテ職人 エッセンスBBクリーム ML(モイストリフト)

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オススメのファンデーション(パウダータイプ)

CANMAKE(キャンメイク) マシュマロフィニッシュファンデーション

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「何色を選べばいいか分からない!」という場合は、数個置いてあるファンデーションのうちの真ん中を選ぼう。

もし試せるようだったら、手の甲に少し塗ってみると色の違いが分かりやすい。

ファンデーションには「パウダーファンデーション」と「リキッドファンデーション」の2種類がある。

パウダーファンデーションは、皆さんの想像する通りの「ケースにファンデーションとパフが入っている」ファンデーションで、あのパフさえクリアできれば使い勝手は良い。

対して、リキッドファンデーションは液体状のファンデーションだ。

これは液体状なので日焼け止め感覚で塗ることが可能だが、つけ過ぎてしまうことがあるので注意が必要である。

あと、リキッドファンデーションだけだと、液体状だった名残りなのか、顔面に脂が浮いているようにも見えてしまい、それを抑えるためのパウダーを叩かなきゃいけない。

もし、リキッドファンデーションを買った場合は下記も一緒に買っておこう。

CEZANNE(セザンヌ) うるふわ仕上げパウダー

この粉を、リキッドファンデーションを塗った肌に叩き込むととても良い。

・アイブロウ

アイブロウとは、眉毛を書く鉛筆みたいなものである。

メイクをする前に整えた眉毛だが、これまでメイク下地+ファンデーションを塗った結果、眉毛がとても薄くなっていることに気づくはずだ。

このアイブロウはそれらの上から「ここに眉毛あります」と主張させるためのようなもので、自分の髪色より少し明るい色を選ぶと良い。

オススメのアイブロウ(鉛筆タイプ)

DAISO(ダイソー) UR GLAM SLIM SKETCH EYEBROW PENCIL

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オススメのアイブロウ(パウダータイプ)

DAISO(ダイソー) UR GLAM EYEBROW POWDER

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このアイブロウは、鉛筆タイプの他にもパウダータイプがあるのが面倒なところだ。

だが、濃い眉毛を持つ人ならパウダータイプで十分かもしれない。

少しコツはいるが、付属の小さなブラシでちょっとずつ塗ることができるので、鉛筆タイプでガッツリと眉毛を主張することなくふんわりとした仕上がりにできる。

アイブロウの良いところは、上記のように100円均一ショップで買っても何ら問題ない点だ。

肌に良い成分だとか、キラキラが入っているとか、そういうものが一切なく「茶か灰色か黒、どれか選べ」と至ってシンプルである。

そのためか、各コスメ会社のアイブロウコーナーは非常に小さい。

だがもし、大量にあってどれが良いか分からない!!となったら、100円均一ショップに行こう。

・チーク

チークは頬紅とも言う。

これはアイブロウと同様、メイク下地とファンデーションを塗った結果消えた頬の赤みを付けるためのものだ。

昨今のコロナウイルス対策のためにマスクをつけることが多いので、最悪チークは無くても問題ない。

ただ、面接となると「マスクを外せ」と言われかねないので、念のためつけておいて損はない。

オススメのチーク①

CANMAKE(キャンメイク) グロウフルールチークス

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オススメのチーク②

CEZANNE(セザンヌ) ナチュラル チークN

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*メイクをするのが楽しくなってきたら買いなね編

・口紅

さて、ここまで来て「あれ?そういえば口紅無いじゃん」と思われるかもしれない。

個人的には、口紅を塗るのはメイクの超超初心者にはまったくもってオススメしない。

自分にあった色を、いろんな企業から販売されているあの膨大な量の中から見つけるのは非常に困難であるというのと、

口紅はメイク道具たちの中でも唯一「自分の体温で色が変わることがある」という特性を持つからだ。

ピンクを買って塗ったのに時間が経つとなぜかオレンジになった、とか、

明るい赤を買ったはずなのにいつの間にかくすんだ色になってしまっていた、なんてことが起きるのがこの口紅の厄介なところで、何色がいいよ!と安易に言えないのである。

なので、口紅はメイクをするのが楽しくなってきてから買うのをオススメする。

最近はそうでもないが、口紅は基本的には唇の大敵でしかない。

もし、唇がパッサパサで何か塗りたいとなったら、とりあえず市販のリップクリームを塗ってほしい。リップクリームでも、色付きのリップクリームも売っている。

☆個人的にお気に入りの口紅

OPERA(オペラ) シアーリップカラー RN

・コンシーラー

コンシーラーは、自分の顔にできたシミやニキビ跡、クマなど、ファンデーションでは隠しきれないものを隠す時に使う。

ファンデーションよりも濃くリキッドタイプが多い。

付属の小さなブラシで隠したい部分にコンシーラーを乗せて、指やスポンジで肌とコンシーラーの境目をぼかす必要がある。

もしコンシーラーを買う時は、自分の使っているファンデーションよりも暗い色を選ぶといいだろう。

☆オススメのコンシーラー

the SAEM(ザセム) カバーパーフェクト チップ コンシーラー

・アイシャドウとアイライナー

この2つは、自分の目を大きくするために使うのが主な効果である。

アイシャドウなんかは、遊びに行くときには良いけど仕事にはちょっとね……と言うカラーラインナップが多く、

もし仕事以外でメイクする必要が無いのなら買わなくていいと思う。

また、自分でグラデーションを作ったり、目の縁をはっきりさせるために細く(もしくは太く)書いたりと、テクニカルな技術を要求されるため、メイクが楽しくなってきたら買おう。

☆オススメのアイシャドウ

MAYBELLINE NEW YORK(メイベリンニューヨーク) トーンオントーンアイシャドウ

☆オススメのアイライナー

デジャヴュ(dejavu) 密着アイライナー ラスティンファイン クリームペンシル

・マスカラ

マスカラはよく見かける広告通り「まつ毛を伸ばす」「まつ毛をはっきりさせる」「まつ毛をボーボーにする」ことが主な特徴である。

ほとんどがリキッドタイプで、つけるのに失敗するとせっかくファンデーションで整えた肌に無情な黒い線がつくことになってしまう。

最近は水に濡れても落ちにくいウォータープルーフタイプが多く、目標と違うところについてしまったのを直すのに苦労する。

なので、メイクをしている際にまつ毛が薄いのが気になりだしたら買おう。

ブラシ部分が小さめのやつがとてもオススメだ。

☆オススメのマスカラ

デジャヴュ(dejavu) 塗るつけまつげ ラッシュアップ

・ハイライトとシェーディング

これらは、顔面の凹凸をはっきりくっきりさせてくれる代物である。

鼻筋を綺麗に見せたい時はハイライトを塗ったり、顔面をどうにか整形以外の方法で小顔に見せたい時はシェーディングを塗ったりする。

これらは正直メイクの超上級者向けの道具たちなので、メイクをすることに楽しくなってきてかつ自分の顔面に詐欺行為を働きたくなったら買おう。

☆オススメのハイライト

CANMAKE(キャンメイク) グロウフルールハイライター

☆オススメのシェーディング

too cool for school(トゥークールフォースクール) アートクラス バイ ロダン

*まとめ

以上が、メイクの超超初心者向けメイク道具たちである。

メイクは自分のテンションを上げるためにも非常に効果的だが、

じゃあいざやろうと思って調べても、インターネットや動画サイトではテクニカルな話しか出てこず途方に暮れる人もいるだろう。

私もその1人だった。

他人から見れば私のメイク技術なんぞ微々たるものだと思うが、

それでもやっぱり、死んだ魚のような顔面が明るくなって目が大きく見えてくるメイクの作業は、やっていて楽しいものだ。

これから続く長い人生の中で、「メイクをする」という行為が、あなたのテンションを上げる作業のひとつとなれたら嬉しい。

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