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【数学解説動画】「開成高校の数学に挑戦」についての動画を投稿しました。

数学解説動画第27回を投稿しました。

今回は2010年の開成高校の入試問題解説です。サイコロの確率ですが、見たことないようなヤバい答えが印象的な問題です。

練習問題解説

(4)【別解】3回の勝負において、
① 3回とも引き分けとなる確率は?
引き分けになる確率は11/36なので、(11/36)^3=1331/46656 …(答)

② 2人とも1勝1敗1分になる確率は?
Aが勝つ確率は25/72、Bも25/72、引き分けは11/36。
これの起こる順番は、3×2×1=6通りあるので、
25/72×25/72×11/36×6=6875/31104 …(答)

これらを合計すると23287/93312で、これが引き分けになる確率となる。
よって、どちらかが勝ち越す確率は、1-23287/93312=70025/93312となるから、Aが勝ち越す確率はこれの半分で、70025/186624。

後語り

こういう「覚悟を決めて計算を頑張る」問題って、たまにありますよね。最近の高校入試では見かけることが増えてきたような印象を抱いています。
「覚悟」について、ジョルノ・ジョバーナもこう言っています。
『「覚悟」とは暗闇の荒野に!!進むべき道を切り開くことだッ!』
知識や計算力はもとより、ヤバいと感じる問題に出くわしても、「しょうがねぇ、やるか」の精神で戦う姿勢も求められているんでしょうかね。

ではでは~。

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