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心臓麻痺した君の視力を奪って

せっせこせっせこ言葉を紡いだりしてる、意外と1000字ってあっという間なの、びっくりしたよ。余裕な顔して1万字とか書けるようになりたい。


中1の頃だったから、もう4年くらい前になる。

まだバンド好きになりたてのとき、YouTubeでインディーズのバンドを見つけるのが好きだった時があった。このバンド絶対売れる!とかめっちゃ好みだ~て思える音楽を見つけて、フォロワーとかと分かちあったりしてた。
それもあって今はすごく大きいところで埋めれるようになったところとかを見ると、勝手ながらすごくなったな~!!!という目で見てしまうのよね。お前まじいくつなんだよってな。
あとそういう古参的な言い方する人無理~っていう人いるけどやっぱどうしても思っちゃうじゃん?確かにあの時聴いて生活してたんだし。まあ、そういうの思われるの嫌だし実際表立ってツイートとかしたりしないし、ここでしか言わないから許しておくれよ。あたしはロックバンドが好きなだけさ。

そして色んなバンドに出会って、今も聴いてる人たち、思い出したようにたまに聴きに帰るとか、そんな存在がたくさんいて。
これはインディーズじゃなくてもさ、追ってたアーティストがなんとなく音楽性が変わっちゃったりして追わなくなったり、そういうのもあるじゃない?まあ、その話はいつか。

その時、いちばんインディーズの中で好きだったバンドがいた。1度聴いたら頭から離れられないような女性ボーカルの声、楽器隊も群を抜いてて、そしてギターが大好きだった。検索かかりたくないからバンド名書かないんだけどめっちゃいいからさ、仮にこれを読んでくれてる人がいたらタイトルは歌詞にしてるし気になったら探して聴いてみてよ。でもハマったら抜けなくなっちゃうから気をつけてね。後悔はさせないけど。



音楽の好きになり方って人それぞれだと思うし、色んな聴き方があると思うけど、わたしは歌詞とギターの音で大体好きになるかならないか決まっちゃう節があるんですが、あの時に好きだったいろんなバンドが確実に影響してると思います。ギタリスト好きになりがちなのも圧倒的にそう。ゴリゴリのロックなギターも好きだけど、歌うような繊細なギターがすきなんだ。

メンバーさんともTwitterとかでやり取りさせて頂いて、絶対ライブも見に行きますって何度も言ってて、全国流通盤が発売されたって時もフラゲして買いに行った。今は廃盤になった音源だって当時通販を駆使して買った。あ、もちろんちゃんとしたルートでね。
バンドがいい感じになってて、正直つぎの重大発表があるならメジャー行くとかそういう次元なんじゃないかと、多分あの時のファンはほとんど思ってた。と思う。

それは沖縄でも寒くなってきてた日、たまたま帰りが遅くなった。何してたんだっけ、補講かなんかかな。もうあの時からぜんぜん勉強してなかったから。
小雨も降ってた金曜日の18時を回ってイヤホンをつけて歩きながらTwitterを開くと、タイムラインが嘘でしょという文字で溢れていて、なんだろうと思いながらスクロールしまくってると今も忘れない解散の文字だった。


迎えの車に乗り込んで、YouTubeで曲聴いて、意味がわからなさすぎてその時は涙も出なかった。信じられなかった。でも家帰った時めちゃくちゃに泣いた。土曜日が学校の日で、テストがあってどうしても行かないといけない日だったから1時間目受けて早退した。本当に本当につらかった。大好きだった。

今もそのバンドのメンバーは各々で音楽を続けてくれてるだけ幸いで、ボーカルはソロで活動してるしドラマーは色んなサポートやられたりして。
ギタリストは元のバンドのベーシストと一緒にバンドを組んでギターボーカルをしてるんだけど、元々声もよかったし弾き語りも素敵だったし、そのバンドもものすごくよくて好きだ。いつかそのバンドのライブにも絶対観にいきたいと思っている。


でも、でも、やっぱり何か足りないのは、あの4人の音楽が好きだったから 本当に唯一無二だったからだと思う あれからバンドを漁るのを少し遠ざけた
勧められたら、なんとなく気になった人たちを見かけたら聴く程度になっている。多分心のどこかでずっと引きずっているんだろうね、今も思い出して泣きそうになる夜があるよ。


バンドは永遠じゃない。限らずとももちろんエンターテインメント全般に言えるが、好きと思える存在がずっと続く確証はない。最近も好きなバンドが無期限の活休をした。正直帰ってくるかは分からない。

だから好きな存在には会えるうちに会ってさ、時間はずっと続かないから どうにかこうにか後悔をしないように生きていかないとなって思います




でも、9月に戻って、真っ先に会いに行きたかったよ
これからも残してくれた音楽を大切に聴いていきたい、です。ずっと愛している。





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