家のキッチンで蒸留器を使ってみたら
百森の北森です。
私は今年引っ越しました。
引っ越したといっても前住んでいた西粟倉村内から車で30分ほどの場所隣町にご縁があり古民家をお借りしています。
前の家と比較してキッチンがかなり広くなったので最近森の香りをキッチンで抽出していました。こちらの蒸留器をつかって水蒸気蒸留法から芳香蒸留水を抽出する方法です。
実は、去年クロモジを抽出したりヒノキを抽出したりしていたのですがあまりうまくいきませんでした。原因は急熱、急冷だと思われます。
それではまず材料を揃えます。
材料
蒸留器
温度計
水
枝打ちしたヒノキの葉
今回は切ってそんなに時間が経過していないものを取ってきました。
枝から葉を切り落として蒸留機にいれます。
枝も10センチくらいの長さに切って入れました。
容器たくさんになるまで入れました。
蒸留していなくてもいいかおり。。
水はまだ入れずキッチンのガスコンロに運びます。
コンロに容器をセットして水を約16L入れました。
これは家庭用サイズではないな。。。とここで少し考えながら中火にかけて温度計も設置。
この時から時間と蒸留水が出てくる管の通る入れ物の水温を計り始めました。
11:54 11℃
12:15 11℃
13:43 蒸留水が出始めて上から蒸気が漏れ始める 16℃
すごく蒸気が漏れ始めたので、ネットで対策を調べていたら、小麦粉を練ったものを貼ればいいと出てきたので貼ってみることに。
蒸気が漏れなくなりました!
水温は42~38度を保ち1秒に1滴落とす感覚でゆっくり抽出しました。
18:30ごろ 約3Lの芳香蒸留水が抽出!
上の層はエッセンシャルオイルでしょうか。
振り返るとほぼ1日作業になりました。
蒸留器のサイズがあきらかに家庭用サイズではなかったがの原因かと思われます。
結構疲れましたが家の中はヒノキのいい香りでいっぱいです。
ゆっくり抽出するとうまく抽出することができたのでの樹木にも挑戦してみたいと思います。
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