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それでも日々を記していくって話

8時すぎ起床。だめだ、寝ても寝ても眠い。

木曜にもなると、平日の暮らしに慣れてくる。慣れてくるせいか、月曜ほど新鮮な気持ちになれない。


9月があと一週間残っていることに安心する。ついこの間、8月が終わるという話をしたばかりなのに。ああ、そうだ。こんなふうに日々は私たちをすり抜けていくんだった。あっという間に今年も過去になってしまうのだろう。来月になれば束の間の秋がやってきて、その翌月には冬の気配を感じて、賑やかな街を眺めて、暮れゆく年に思いを馳せて、そうしてまた歳をとって。気づいた時には新たな年の流れに身を任せているのだろう。

こういう、時の流れが早いって話、本当はしたくない。毎日を蔑ろにしているって認めているみたいで。

だから私は日記を書いている。日々を手放したくないという一心で。日記を書く理由を問われた時は、「毎日の面白さに気づきたいから」とか「小さな幸せを集めたいから」とか、そんなようなことを答えている。別に嘘じゃない。でも、なんだか、苦しい。その言葉に縛られているような気持ちにもなる。

ある人が口にした「日記に操られている」という言葉がずっと引っかかっている。心を捉えるために書く。書くために心を捉える。今の私はどちら側に立っているだろうか。


そんなことを考えながら、今日も日記を書いている。

いつか答えを見つけたい。


※サムネはチャーハンもどき。

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