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世界遺産より商店街の方がって話

9時30分起床。昨日床につくのが遅すぎた。一応、早寝早起きチャレンジは続けているし、努力もしているんです。そろそろ中間発表をしなくちゃ。

出張期間中ラスト休日。雨。こっちで迎えるお休み、全部雨な気がする。出かける気持ちが萎んでいくが、なんとか持ち直して出発。


宇治へ。職場の方のおすすめパン屋さんに行きたかったのと、平等院鳳凰堂に行きたくて。なんで鳳凰堂に行きたかったのか、と問われると困る。特に理由はない。宇治、であがってくる観光地の一つだし、先日母親にすすめられたってのもある。本当に、これといった理由はない。

パン屋さんの店先で開店を待っていたら、もうオープンしてますよと店員さんが声をかけてくれた。ドーナツと、チョコとオレンジが入ったカンパーニュ、そしてこの時期のおすすめだというよもぎあんぱんを購入。よかったら店内で召し上がってください、というお言葉に甘え、ドーナツを頬張る。揚げたてだ!外はサクッとしていて、中はふんわり。ゆっくり食べるつもりだったのに、5口で完食してしまった。しかも、ちゃっかりあんぱんも。やさしい甘さのあんこ。噛むたびに広がるよもぎの香り。もう春なんだよなあ。

平等院鳳凰堂。極楽浄土にある建物をイメージして作られた(曖昧な記憶)って知らなかった。藤原頼通が建てたことも知らなかった。いや、なんとなく聞いたことある気もするから、日本史の授業で習っていたのかも。「関白」が英語で"a chief advisor to the emperor"と表現されていたのが面白かった。


その後、近くの蕎麦屋に入って午後からの動きを考えた。ここまできたら、宇治上神社も行ったほうがいいのでは。でももう疲れてしまった。神様も、こんな気持ちで参られたくないんじゃない。でもせっかくの休みだし、まだ帰りたくない。化粧までしたんだぞ。でもでも、雨だし、寒いし、帰ってゴロゴロしたいんだよ〜。

結局、怠惰な私の意見が通り、ホテルに戻ることに。つくづく観光に向いていない人間だな、と感じる。行きに乗ったJR線ではなく京阪線を選んだのは、せめてもの抵抗です。

終点だった中書島駅で下車。電車に乗っている間に調べた洋菓子店で、ケーキを買おうと考えていた。少し歩くと、目の前に商店街の入り口にたどり着いた。こういう生活感がある場所をみると、テンションが上がる。国宝や世界遺産よりも、私にとっては価値あるものなのかもしれない。


ケーキ、2個買った。チーズケーキとアップルパイ。ホテルに帰宅し、ベッドで本を読みながら食べる。フォークがないので割り箸を使ったのですが、パイ生地との相性はよくないですね。結局箸でつかんで齧り付くという、マナー的にNGな食べ方をしてしまった。

ひとりだから楽しい仕事」を読み終えた。この前買った「翻訳に生きて死んで」と、どっち先に読むか悩んだんだけど。楽しいことばかりじゃないはずなのに、やっぱり楽しそうに見えてしまう。全部ひっくるめて楽しいなんて。その境地に辿り着くまでの道のりを、早く確認しないと。


※サムネは、美味しかったパンたち。

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