2023年7月の雑感
手書きの日記帳、個人のNotion、個人のブログ、Facebook、Twitter、InstagramといったSNSに加えて最近はThreadsに……とあまりにも日々の記録（及び自分流の日記）が点在していることに謎の危機感を覚え、今月から実験的にnoteにまとめることにしました。「日々の生活を振り返ろうにも何をみたら状態」から脱却せねばというのと、個人のNotion上でのメモすらカオスになり始めたのが主なきっかけ。あとは、写真もSNSへのポストもテキストも気軽に書き残しやすく、「最近全然note書けてないな」という思いも後押しに。
ーーというのは事後的な理由の後づけで、気づいたらnoteに清書的な感じで整理していたので、「これでいいじゃん！」と我に帰ったのがつまるところの理由でした。「気づけばもう7月」と冒頭書いてますが、「気づけばもう8月14日」という現実。もうあれからずっと暑い日々ですね。それでは2023年7月の雑感です。
2023-07-01（土）
気づけばもう7月。当たり前のようにもう毎日半袖だし、朝食のかけそばも冷たいぶっかけそばになっている。夏バテというわけではないのだけど、毎年この7月に入るくらいから、何かと調子が悪くなる。すでに「せっかく当選したチケットの振込を忘れて楽しみにしていたライブを逃す」「一眼レフカメラのレンズキャップをなくす」「全然夜寝付けないで不規則な生活になる」などなど、その兆しはしっかりと見え始めている。
とはいえそんな調子の悪さも何度も経験すると、少し経験則みたいなものが生まれてくる。「定期的にサウナ、銭湯へいく」「ちゃんと運動する」「毎朝日光を浴びる（ついでに20分くらい散歩できるとベスト）」「SNSでも日記でもいいから頭にあるものは書いて吐き出しておく」「とにかく無理をしない」「ごはんをバランスよくちゃんと食べる」など、まあどれも当たり前のことなのだけど、こういう当たり前なことを気づいたらできなくなっているのが調子の悪いときだから、指差し確認しながらきちんとできているかのセルフチェックをしている。最近は天下一品のこってりラーメン（ネギトッピング）を食べると調子がいいです。
2023-07-02（日）
しばらく夜型を極めていたのが、銭湯に行くだけで夜ちゃんと眠くなって久しぶりに朝早くに起きれたので、銭湯は偉大。記念して久しぶりに近所のコメダ珈琲へ。モーニングセットはドリンクありきのものだったことを失念していて注文に戸惑う。朝7時台はまだ涼しいが、8時台になると一気に暑くなる。昼はCa va缶と冷蔵庫に残っていたキャベツを炒めて食べた。午後はまとまった時間がとれたので、これまた久しぶりにPCの整理（不要なファイルやアプリを消したり、キャッシュ消したりなど）をした。夕方は妻と近所のサウナへ。からのびっくりドンキーのビールとハンバーグはたまらない。帰ってきて推しの子のまだみれてなかったラスト3話をみをえて、あれこれ調べ物をしていたら0時。このままいくと朝型が早々に崩れそうなので、そろそろ寝ます。
2023-07-03（月）
結局昨晩は明け方まで寝れずに、ラジオを聞くなどして過ごしていた。昔から寝つきが悪いので慣れてはいるものの、翌朝がしんどいのでなんとかしたいという気持ちはずっとある。「アメリカ軍が戦地でも寝れる方法」みたいな記事を読んで試してみたもののダメだった。ここは戦地よりも大変な場所。副業もあいまって仕事も忙しいが、秋にやるイベントのコンセプト案が思いの外好評でほっとした。
2023-07-04（日）
今日は朝からやたら食欲のある一日だった。朝6時過ぎに起床ししばらくゴロゴロしてから駅前の富士そばへ。頼んだのはカツ丼ともりそばのセット。カツ丼はミニにしようかと思ったがあまりの空腹に普通サイズに。家に帰り少し寝てから仕事。昼は昨日の残りの麻婆豆腐ごはん（大盛り）。そして夜は近所のうどん屋でつけ汁うどんを食べ、やはり物足りなく追加で小盛りうどんを食べた。夏だからなのか、疲れからなのか。あと、「読書は自分のいいたいことを言ってくれてるのを探す行為でもある」というポッドキャスト・奇奇怪怪明解事典ラジオの話もよかった
2023-07-05（水）
すごくやる気がないことに、開き直り続ける夢を見た。依頼をされたり、用事が設定されたりするのだけど、すべて華麗に無視し続ける夢。いや、正確には依頼や用事は1度認識するのだけど、その後やりたいことをただやりたいままにやるだけだから、「無視してる」わけではない。わかった上で、意識しつつも、別に意識を向けているだけなのだ。そして「あれはどうしたの」と人に問われる。「ああ、あれはこれから考えるよ」と言う。もう予定の時間はすでに過ぎているのに。いや、冷静に考えれば、ただ時間を過ぎているだけなのだ。━━と終始こんな感じ。遅刻しそうでも全然慌てない、気持ちにストレスがまっさらない夢は初めて見た。こんなにもすがすがしく目覚められるなら、そんな風にも生きてみたい。
2023-07-06（木）
「つまんない」と言おうとしたら「コーヒー飲む？」と言われそれを「どうしてもつくりたい」に翻訳した話、これだけで映画になりそうなくらいいいな
2023-07-07（金）
いつもの整体で初めて腸マッサージやってもらったら腰と腹がこれまでにないくらいに柔らかくなり、腰もラクになっている。あとはもう新感覚すぎた。
2023-07-08（土）
しばらく映画が観れてなかったので久しぶりにAmazonウォッチリストを開き、目に止まったフェイブルマンズを観た。
あらすじはこんな感じ
「ジョーズ」「E.T.」「ジュラシック・パーク」など、世界中で愛される映画の数々を世に送り出してきた巨匠スティーブン・スピルバーグが、映画監督になるという夢をかなえた自身の原体験を映画にした自伝的作品。
初めて映画館を訪れて以来、映画に夢中になった少年サミー・フェイブルマンは、母親から8ミリカメラをプレゼントされる。家族や仲間たちと過ごす日々のなか、人生の一瞬一瞬を探求し、夢を追い求めていくサミー。母親はそんな彼の夢を支えてくれるが、父親はその夢を単なる趣味としか見なさない。サミーはそんな両親の間で葛藤しながら、さまざまな人々との出会いを通じて成長していく。
いい意味で派手さがなく、少年サミー・フェイブルマン、そして両親の切実さに満ちた作品だった。フィルムでとり編集した映画をみんなで観るシーン、会場みんなの和気あいあいさと映写機の脇でいろいろと訳があり悲しむサミーとの対比がくり返し描かれているのが妙に思い出される。
また、思いがけず本屋で買った本『応答、しつづけよ。』がおもしろかった。
変化と生成、無限の繰り返しの中に 近年、マルチスピーシーズ人類学に注目が集まっている。世界は人間だけで成り立っているのではなく、人間だけに主体があるわけでもない。動物、植物、モノなど多様な種が絡まり合い、変化を伴いながら生成を繰り返している。その多元的な存在を対等に扱うことで、人間中心主義からの脱却を試みているのが、マルチスピーシーズ人類学である。
著者のティム・インゴルドは、この潮流を代表する人類学者とされる。そんな彼が様々な様式を駆使して綴（つづ）った27編のエッセイがおさめられている。
今週の本棚：中島岳志・評 『応答、しつづけよ。』＝ティム・インゴルド著、奥野克巳・訳
といったテーマ。合わせて購入した本、口語短歌の歌集『サワーマッシュ』も偶然にも同じような主題が描かれていた。主体である「わたし」は「物体としてのからだからなかば溶けだして、風と一緒に歩こうとする」、「人間の優位性を相対化している」ような存在として描かれている。
この世からみられることとみることを同時にしてる お花見をした
どちらも風通しのいい文章で読んでいてとても心地がいい。「私が考えているのではなく、考えは不意に私にやって来るものである。考えは去来し、私に宿る。私は考えを受けとめる器なのだ」と『応答、しつづけよ。』の書評で中島氏が語るように、不意に訪れた2冊を味わいながら読もうとおもう。
2023-07-09（日）
ジョーダン・ピール監督長編3作目の映画『NOPE』、ホラー映画に見せかけたSF映画だったり随所にオマージュが散りばめられていたりと、なかなかなスルメ映画だった。
午後は近所のスーパー銭湯へ。近所といっても少し離れたところにある施設で、最寄り駅からシャトルバスに乗っていった。日曜にしては人が多くなくゆっくりできてよかった。あまりにも効いて、その後よったカフェで気づいたら2時間近く爆睡していた。Amazonのプライムセールの買いたいものの吟味も完了。
2023-07-10（月）
ドラッグストアで気になるシャンプーの10mlくらい入ったのをあれこれ買って毎日試しているのだけどとてもたのしい。どれかに乗り換えるために試したはずが、試し続ける日々の方が好きになってしまいそうで怖い。切れたのでまた買い出しへと向かう。しいたけ占いの復活に喜ぶ。
2023-07-11（火）
健康診断、やるたびに採血がいかに苦手か、そして視力がみるみる落ちていることを思い知らされる。採血後もふらふら気味だったので今日は早く寝よう。（体重は今年に入ってから毎月1キロずつ減量できているので、体重についてはポジティブ）
2023-07-12（水）
どうにも頭が重い1日。占いの「小さなミスに注意」の呪いが強すぎて、いつもはしないような小さなミスがくり返し起きる。起きないように注意。
2023-07-13（木）
結婚指輪のあたりの指がかゆく、プツプツとした腫れも少しあり、調べたらどうやら手湿疹らしい。別名、主婦湿疹とも。たしかに皿洗いの後などに特にかゆかった。手湿疹用のクリームを買ってきたので、それを試してみる。
2023-07-14（金）
コピーライティング、つい先週は散々考え抜いたものがハマり、今週は散々考えたものの1番最初にパッと考えたものがハマったりするので、なかなかおもしろいなと。今年に入ってから広報的な仕事よりもマーケ的な仕事が、特にLP制作が増えたけど、受け取り手と伝えたいことの解像度を高め、媒体に合った形でコンテンツと進行をデザインするという企画編集の軸は共通してるところも多いなと感じる。
2023-07-15（土）
渋谷に新規オープンしてた「長崎くんち」の長崎ちゃんぽん、滋味深い旨さが詰まっててとてもよかった。今度は皿うどんも食べたい。
2023-07-16（日）
半月前に腰を痛めてからしばらく遠ざかっていたジムにまた通い始めた。徐々に筋肉を戻していきたい。
2023-07-17（月）
『君たちはどう生きるか』、ついにみれた！！！！！！！！！！！
2023-07-18（火）
連休明け初日、家庭内で風邪が流行りだした。そういえば昨年のこの時期も夏風邪が家庭内で流行っていたことを思い出す。フジロックにだけはなんとか被らないようにしたい。
2023-07-19（水）
2023-07-20（木）
サフィール踊り子に乗って熱海へ行きたい。定期的に観光列車に乗りたくなる。
2023-07-21（金）
昨晩、マンガ『氷の城壁』を読み始めたら止まらなくなり、明け方まで読んでた。最後は氷枕を使って強制的に寝た。
2023-07-22（土）
近所のまだ訪れたことのない方面へと自転車を飛ばし、シャトレーゼをみたり、人気のない神社でお参りしたりした。それから行きつけのサウナへ。あまりの暑さにつきなので、いつもの温泉が「ぬるゆ」として提供されていた。ぬるゆ好きとしてはありがたい。それにしてもびっくりドンキーのビールと小ポテトセット、ビールはクラフトビールでポテトは100円とは思えないしっかりとした量で、お金の幸せな使い道ランキングトップ3には入りそう。韓国風オムレツも頼み、仕上げにいつものハンバーグプレートまで食べたらもうお腹が限界に。
本棚が好きな理由が詰まってるな pic.twitter.com/CjemHdF1NT
— 森園 凌成｜もりぞー (@morizooo0825) July 22, 2023
2023-07-23（日）
久しぶりの仙台。目的は大好きな「家主」というバンドのライブ。夜のライブまで時間があったのであちこち散歩した。家主のライブは昨年京都のボロフェスタぶり。ワンマンライブは初めて。観れて感無量。ほんとにいいバンドだな………。
2023-07-24（月）
そろそろフジロックの準備をせねば。
2023-07-25（火）
仕事終わりにサウナへ行けたので今日はいい日。
2023-07-26（水）
フジロック準備完了！！！いよいよ明日から。
2023-07-27（木）
今回のフジロックは友人と2人でオートキャンプ参加＆前夜祭参加につき木曜〜月曜の5日間滞在。月夜野ICから入り、オートキャンプエリアのムーンキャラバンに昼過ぎに到着。テント設営して16時過ぎに会場へ。そして前夜祭。JATAYUがすごい。飲みすぎてテントに戻り1時間爆睡しかえって覚醒して明け方まで寝れない。
2023-07-28（金）
FEVER 333→SUDAN ARCHIVES→THE BUDOS BAND→kott→CORY HENRY→THE STROKES→OGAWA & TOKORO→1962、という一日。カレー三昧。2度目のドラゴンドラ。腰痛との戦い。今日は2万7000歩。
2023-07-29（土）
d4vd→羊文学→TESTSET→GOGO PENGUIN→UA→Vaundy→FOO FIGHTERS→LOUIS COLE→TSHA→ROMY、という一日。あんなに疲れていたのに深夜2時のROMYがあまりにもよくて一気に元気になった（直後すぐに地面に這いつくばるように寝た）
2023-07-30（日）
never young beach→YUKI→BAD HOP→FKJ→LIZZO、という一日。ネバヤンみて昼過ぎに一度キャンプサイトに戻って横になりながらホワイトステージからドミコが曲名わかるレベルでちゃんと聞こえてきてびっくりした。歩いて30分くらいの結構な距離でもこんなに聞こえるのはドミコだから、というわけでもないだろう。遠くから聞こえてもなおかっこいいくらいにドミコはかっこいい。最後LIZZO聞いたらもう何も聞きたくない、このままフジロックを終えたいという気持ちが勝りそのまま帰った。
今年のフジロックはとにかく暑かった（雨は一瞬だけ、日中は気温35度、朝晩は最低気温15度くらいまでになり涼しい）。15時過ぎると暑さは落ち着いてきた印象。
2023-07-31（月）
朝、フジロック会場から出発。帰りに温泉により、そばとゆかりごはんのセットをもりもりと食べ、行きつけの整体へ行き、とことん寝た。夜はトマトスープが食べたくなり、作ってたべた。
（最後まで読んでいただけただけで十分です…！ありがとうございます！）