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もりぞー生活

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日々の雑記です。とりとめもなく書きます。 (2017年10月〜)
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2020年1月の記事一覧

2年間で36個のマウスピースを使って歯の矯正を行う経過観察

そういえば歯の矯正をはじめてから半年近くがたった。歯の矯正は2年がかりだ。なのでまだ半分も過ぎていないことになる。 歯の矯正をはじめたきっかけは、いつも行っている歯科医院さんから勧められたことだったのと、自分が昔から歯ぎしりのひどさになやんでいたことだった。寝ている間や日常生活で、気づいたら歯ぎしりしていていることが昔から多かった。原因は歯のかみ合わせが悪かったことだった。そこで歯のかみ合わせをよくできたらいいなとおもい、歯の矯正をはじめることになった。 「歯の矯正をして

流行りへの対処と「誰を信じるか」問題

最近新型肝炎が流行っていると聞く。流行りの病とは怖いもので、確かめる間もなく、唐突に行動が求められる。もちろんすごい速さで迫る危険には対応しないと悲劇に至る可能性があるので、とにかくリスクをとった行動が無難になる。だからとりあえずマスクをして手洗いうがいをいつもどおりするしかないですよね、みたいな話を先輩とコンビニに向かいながら今日した。 津波や爆発した原発はすぐ逃げたほうがいいとおもうのはそのリスクの大きさと確実さがわかっているから。しかし急に耳にした病はそのどちらもわか

言語化が難しいのは、意外と身近なものなのかもしれない

昨日は久しぶりにサウナにいった。これまで週に一度はいっていたのだけど、引っ越ししてから家のお風呂にお湯をはって入るようになり、気づけば3週間がすぎていた。3週間がまんした甲斐があったとおもうほどによかった。 サウナ好きは増えているけれど、サウナのよさについての説明で「これだ!」といえるものはまだ出てこない、いやきっとないような気すらしている。最近「読まなきゃ結局わからない」とか「サウナは気持ちいいと感じるまで行くしかない」みたいなことしか言えてなくてなんだか申し訳ないのだけ

panpanyaさんの漫画ばかり読んでいる

panpanyaという漫画家さんがいる。『グヤバノホリデー』という1巻完結の短編漫画集を年始の1冊目に読んだら一気にはまってしまったので、2冊目の『二匹目の金魚』に手をつけた。そしたら一気に読み終わってしまったので、3冊目をどれにしようかと探している。 思わず「読めばわかる」といってしまいそうなおもしろさがある。おもしろい登場人物がいるわけでも、あっと驚くようなストーリー展開があるわけでも、素敵な街並みが広がっているわけでもない。「グヤバノというフルーツを生で食べるために東

楽しい「もしも」の力

「もしも世界のみんなが一斉に自分の部屋からラジオでも流したらどんなに平和だろうか」なんてことを小学生のときにおもった。一瞬だけでもそんな非日常を見てみたいと願った。「もしも僕が総理大臣になったら」とRADWIMPSは歌い、「もしも僕に子どもができたら」と関取花は歌う。 「人が想像できることは、必ず人が実現できる」というCMをまたも小学生のときに見た。ようするに「もしも」と考えられることは、だいたいできるらしいのだ。「いや、そんなことないでしょ」とおもっていたが、どうやら意外

毎日noteを書くための秘訣

今年に入ってから、気のせいだろうか、毎日noteを書いている人を多くみる。例に漏れず、自分自身も。 何度でもいうことだけれど、書くことは相当にエネルギーを使う。その反動でエネルギーをかけずして書こうというのが、自分の場合、毎日noteを書く動機でもある。ちゃんと書こうとすると、週に一度がやっとである。 同じように毎日書いている人のnoteは、ついつい読んでしまう。この人は毎日書いている人だなとおもって読む。毎日が毎日トピックにあふれていることなんてないから、たいていは頭に

とんこつラーメンに勝てない。コーヒーにも勝てない。

とんこつラーメンに勝てない。コーヒーにも勝てない。 昔から、お腹は負けてばかりいる。先週、仕事終わりに食べたとんこつラーメンで、10杯中10杯目の腹痛が引き起こされた。とんこつラーメンを食べると、10割の確率で腹痛になってしまう。結局2日間にわたって腹痛に苛まれ続けたので参った。 そして、コーヒーにも勝てない。昔、レッドブルを人生で初めて飲んだとき、3日間寝れなくて、一週間40度の高熱を出して倒れたことがある。それ以来、それまで飲めたコーヒーがいっさい飲めなくなってしまっ

初めて作品を買うことと、芸術の当事者になること

人生で初めて作品を買った。海の水面に光がまぶしく映る、素敵な写真だ。 とりあえず額縁を人生で初めて買って差し込んでみた。反射の具合でどうにも本棚やらが写り込んでしまっているのだけど、家に置くとこんな具合になるものかと思っていただけたらとおもい、そのまま掲載させてもらう(早いところ壁にうまいことひっかけたい)。 「作品を買う」と聞くと、きっとたいそうなことにおもわれるかもしれない。もちろん、僕にとって写真を買うことは、ずいぶんとたいそうなことだ。ただ、よくいう「たいそう」さ

秋の歌は歌われない

秋の歌は歌われない。平安時代ではないから。 1年ほど前、カラオケ大会を開こうとなった。「ただ歌うだけじゃつまらないから」と、「季節をテーマにした歌」しばりのルールにした。「じゃ、どんな歌が季節ごとにあるかな?」といい、企画チームでどんどんあげていった。「春といえばスピッツの歌」「冬はレミオロメンの粉雪に…」「夏はオレンジレンジ、桑田佳祐…いっぱいあるなえ…」と話をとんとん拍子で進んでいったのだが、「秋の歌」がいつまでたっても出てこないことに気がついた。 「季節の歌しばり」

「頭が回らない」ことへの処方箋

「頭が回らない」というように、頭は本来、頭の中でぐるぐると回っている状態がいい。できれば、自分だけではなく、多くの人との中で。 調子が悪いときは、頭の巡りが悪いとき。だから、調子の悪いときこそ、自分の中にあるものを出して、外から入れて、とする必要がある。インプットとアウトプットが多い状態は傍から見るとなんだか忙しそうだが、本人からしてみると、意外とそうではないことが多い。「忙しい」となるのはインプットばかりが先行して、アウトプットができていないときに発生する。ようするに、自

短い言葉で伝えることの難しさと、いろいろな自分の力を借りた文章のこと

短い言葉であればあるほど、難しいと感じるのは昔からのこと。ただつらつらと書けばいいだけであれば、いくらでも書ける。学生時代の「感想レポート」や、夏休みの日記など、ただ長く書けばいいものであれば、なんなく書けたものだった。 ただ、しっかり人に届けたい文章、読んでよかったなと思ってもらえる文章を書こうとすると、途端に短くまとめるのが難しい、と感じる。note だってそうかもしれないが、この日記のような短さで伝わるところまで目指すのは、至難のわざだ。 一定の長さはそれだけで説得

なぜデバイスやアプリはいくつもある方が心地よいのか

最近iPadを使いはじめた。これまでずっとAmazonのタブレットを使っていたのだけど、とにかく使い心地がよいので使っている。あたりを見渡すとノートPCと、スマホと、タブレットがある。ふと、なんで用途やできることはだいたい同じなのに、3つも同じようなものをもっているのだろうとおもった。 なにも、無駄に持ってしまっているなあ、というわけではない。やはりそれぞれに持ち味があって、大きさも違うものは、それぞれ分かれているほうが、使いやすいのだと気づく。だから3つデバイスがあっても

「手を動かす」ことの効用

この間、キッチン整理に関するnoteを書いたけども、キッチンを整理するのは、料理を心地よくするためだ。 最近「手を動かすこと」について考える。理由はなんてことはなくて、引っ越してきてから、料理ばかりしているからだ。「素人の僕がなぜ料理本をつくることになったのか」とはじめて、「この体が思考を助けてくれる、という他ではあまり感じることができない動きを、料理ならば今すぐにでも体感できるから」と坂口恭平氏は著書『cook』の中で述べている。これは実感としてとても感じられるものだ。そ

「謎」について

アニメ『エヴァンゲリオン』を全26話分の最後の10話分を昨日から一気に観た。最後まで観終えたあとの、感動とも、喪失感ともいえない気持ちがずっと残ったまま、貴重な休日の1日を、ただただやりすごしてしまった。こういうときはほんとうに、何をやっても手が進まない。手が進まないと分かっていても、手を動かそうとしてしまう。仕方がないので料理をすることで気をまぎらわそうとしたけれど、結局そんなときは料理くらいしかまともにできないのだと知った。 ネタバレになるので具体的なことは書かないが(