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「謎」について

アニメ『エヴァンゲリオン』を全26話分の最後の10話分を昨日から一気に観た。最後まで観終えたあとの、感動とも、喪失感ともいえない気持ちがずっと残ったまま、貴重な休日の1日を、ただただやりすごしてしまった。こういうときはほんとうに、何をやっても手が進まない。手が進まないと分かっていても、手を動かそうとしてしまう。仕方がないので料理をすることで気をまぎらわそうとしたけれど、結局そんなときは料理くらいしかまともにできないのだと知った。

ネタバレになるので具体的なことは書かないが(というより書ける気力がない)、小さいときに観ていたら、またもっと見え方は違っていたのだろう。考察記事もいくらか目を通した。そのどれもがすごい熱量で書かれていて、「もうこれ以上別のテーマにふれると、さらに倍くらい書くことになりそうで……」を記事をまとめていた記事があったほどだ。

謎が多くある作品は、「その謎をどうにかして理解したい」と多くの人を引きつける。ただ謎があるだけでは、「よくわからない」で終わってしまうだけなのだが、観ている人自身とリンクすることによって、興味は生まれる。また、謎が多くある作品は、それだけ多くの視点や解釈が生まれる。きっとまた何度かくり返し観てしまうような気がする。

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