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ATARI2600:KEYSTONE KAPERS

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ゲームタイトル:KEYSTONE KAPERS
                  販売:Activision
     種別:横スクロールアクション
    発売年:1983年
カートリッジID:AX-025

1.ゲーム概要

このゲームはアクティビジョン制作の横スクロールアクションゲーム。
1910年代のサイレント映画であるキーストン・コップスシリーズを参考にして制作された。

日本ではキーストーンケーパーズという名前でMSXで発売されている。
内容はATARI版とほぼ同等。

捕まえる

ステージはデパートの中という設定。
空は夕暮れに見えるが、この頃のアクティビジョンは夕暮れのグラデーションがお気に入りだったのだろうか(他作品でもたまに使われている)。
目的は制限時間内にハリー・フーリガンという泥棒を捕まえることだが、捕まえても特にクリアするわけではなく、この頃にありがちな、スコアが増えステージ変化するのみのエンドレスゲームである。

エレベータ

エスカレータ

3フロアと屋上という構成になっており、エレベーターかエスカレーターを使用してフロア移動を行う。ただし、エスカレーターは上りのみという超不親切仕様のため、下りの際はエレベーターを待たなければならない。
なお、下のマップは現在自分がいるフロアとハリーがいるフロアを示している。
ハリーのいるフロアにプレイヤーが到達するとハリーは下に逃げるため、その場合はまたエレベーターを待つ羽目となる。
ハリーが屋上に到達してしまうと脱出されてしまうので、注意が必要。

落とし物50ポイント

ステージの随所には落とし物が配置されており、拾うことでスコアが加算される。

障害物2

障害物3

障害物4

また、同時に障害物も配置されており、これらに接触するとペナルティとしてカウントダウン秒数が減少する。なお、ステージが進むにつれていやらしい障害物が増えていき、特に途中から出現する飛行機のおもちゃに接触すると即死である。

2.総評

★★★★☆
非常になめらかなスクロールと操作性でストレスなく楽しめるゲームに感じる。ただ、いくつか初見殺しな罠配置や、ハリーの行動パターンがつかめない内は少し難易度が高いと感じる。慣れてくるとハマってくるスルメゲー。市場価格もそんなに高くないので見かけたら購入してみるといいかと。MSX版もまったく同じ内容なので、国内だとソッチのほうがプレイしやすいかも。
以下プレイ動画。


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