Atari2600:PrivateEye
ゲームタイトル:PrivateEye
販売:Activision
種別:サイドビューアクション
発売年:1983年
カートリッジID:AG-034
1.ゲーム概要
本タイトルはActivisionよりAtari2600向けオリジナルタイトルとして発売された探偵ゲームである。タイトルの通り私立探偵が主人公。Atari2600のゲームとしては、割と複雑な内容となる。
主人公は私立探偵というのは前述の通りだが、このゲームは基本的にドライビングゲームとなる。探偵物としては珍しい気もするが、どうしてもアクションっぽくしたかったのだろう。このゲームは全5章で構成されており、それぞれの章で調査内容が異なる。なお、調査は指定の順番で進めなければならない。
道を走っていると、怪しいシルエットが窓に出現する。このようなシルエットが町の建物のいたるところに存在しており、しらみつぶしに確認していくことになる。
当たりのシルエットを調査すると、証拠品が入手できる。証拠を入手するとスコアが追加される。
証拠品は各所に点在しており、入手するごとに指定の場所への納品が要求される。納品されない限り次の証拠は出現しない。
マップはかなり広く、正直かなり迷いやすい。たまにピットフォールの森のようなエリアなどもあり、アクティビジョンファン?向けの演出もある。マップの端は行き止まりとなっている。
このゲームは時間制限が存在しており、時間内にすべての証拠品の調査、犯人の確保が必要となる。なぜか、鳥やネズミなども妨害してくる・・・。道路の穴にはまるとじわじわスコアが減る。証拠品を持った状態でいると、犯人もしくは犯人のグループからナイフを投げられる。これに当たると、証拠品が元の場所に戻ってしまい、大幅な時間ロスとなる。ジャンプでかわそう。
2.総評
★★☆☆☆
すごくストーリーが凝っており、複雑なゲーム性・マップなのはいいのだが、制限時間が非常に短く、なおかつマップが複雑すぎてかなり難易度が高い。また、これはレトロゲーム全般の問題だが、この手のゲームはマニュアルがないとクリアが困難であり、このゲームは特に顕著である。初見だと意味が分からないだろう。エリア移動は斬新なのだが、マップ内容が酷似しており自分が今どこにいるのか余計わからなくなる。Atari2600には早すぎた仕様だったのかもしれない・・・
以下プレイ動画
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