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Atari2600:Revenge of the Beefsteak Tomatoes

ゲームタイトル:Revenge of the Beefsteak Tomatoes
販売:20世紀フォックス
種別:見下ろし系アクション
発売年:1983年
カートリッジID:11016

1.ゲーム概要

このゲームは1983年に20世紀フォックスから発売されたアクションシューティングゲームである。明らかに伝説的カルト映画「アタック・オブ・ザ・キラー・トマトの影響を受けている作品だが、同映画の配給は20世紀フォックスではないので、厳密には映画原作ゲームではない。なお、ビーフステーキトマト自体は実在する品種である。

ゲームをスタートさせると、まず下部にトマトプラントが生え始める演出が差し込まれる。ゲームの目的は、このプラントを封じ込めるべく、三層のレンガの壁(ゲーム画面上左右に存在している三色の四角い物体)を完成させることである。ちなみに自機はトマト噴霧器とかいうものらしい(なんじゃそりゃ)。

ビーフステーキトマト
チェリートマト

ゲーム開始後は、顔のついたビーフステーキトマトや、爆弾を飛ばしてくるチェリートマトが出現するので、これらの攻撃を回避しながら壁を構築していく。

爆弾を受けたり、キラートマトの直撃を受けると自機が爆発四散する。

壁の構築方法以下の3ステップとなる

構築したい色のレンガにショットを当てる

構築したい場所に発射する

レンガが作られる

なお、構築したレンガの上には時間が経過すると、トマトプラントが生成されてしまうので、定期的に確認して破壊する必要がある。これを行わないで、プラントが育ち切るとレンガが破壊される。

以下がレンガ破壊プロセス

トマトプラントが生える

生え切った個所が空洞になる

このように導線を確保する形でレンガを配置していくと、最下層でレンガが破壊された場合でも、すぐに修復が可能となるのでお勧め。

すべての壁を構築するとクリアとなる。
クリア以降はスコアを引き継いでゲームが再開始する。いわゆるループゲーである。

2.総評

★★★★☆
非常に奇怪なビジュアルとは裏腹にオーソドックスなゲームデザインなので、意外にも遊びやすい。逆ブレークアウトとシューティングを組み合わせたようなゲームである。マニュアルがない場合、最初は何をすればいいかわからなくなるが、ルールがわかると目的がはっきりしているので進めやすいと感じる。また、敵の攻撃頻度もそこまで高くないので初心者でもプレイしやすい。ただ、ゲーム内容が少し単調なのは欠点かもしれない。
以下プレイ動画


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