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Atari2600:Carnival
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ゲームタイトル:Carnival
販売:Coleco
種別:サイドビューアクション
発売年:1982年
カートリッジID:2468
1.ゲーム概要
本作品は、セガよりリリースされたアーケードゲームタイトルである「カーニバル」のAtari2600への移植作品である。移植・販売元はコレコとなっている。
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お祭りの縁日によくある射的をモチーフとしたゲームであるが、基本的にはアーケードゲーム黎明期にありがちなインベーダー系ゲームの亜種といえばわかりやすいかもしれない。画面上部でスクロールしている景品を撃ってスコアを稼ぐゲームである。景品としては、クマ・ウサギ・アヒルが存在しており、その他に数字のパネルも流れるが、そちらは射的の銃の残弾が増えるアイテムとなっている。なお、アーケード版に存在していた、ボーナスパネルはオミットされている。クマがフクロウにしか見えないのは秘密だ。
2022年12月7日追記:loderun様からの指摘で、フクロウっぽいターゲットは普通にフクロウとのことでした(マニュアルに記載)。なぜクマと思ったのか。。。
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スコアを増やす方法としては、景品へのヒットのほかに、左上に時々現れる数字のパネルを撃つことで、表示されている分だけスコアが増える。ただ、表示時間は短いので、早めに撃っておく必要がある。
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また、画面上部に表示されているフラッグに弾を当ててもスコアが増える。アーケード版では複数色のフラッグが回っており、色によってスコアの数が異なっていたが、Atari2600番では回転軸ごと単色スプライトとなっており、回転ごとに色が変化する方式になっている。
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スコアのパネルとは別に、プラスやマイナスの記号がついたパネルも表示されるが、こちらは残弾の増減を意味している。プラスのパネルに弾を当てれば、銃の残弾が増える。逆にマイナスのパネルに当ててしまった場合は残弾が減少することになる。
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また、景品の中でもアヒルだけは意思を持っており、時々プレイヤーのもとに降りてくることがある。銃に接触されてしまった場合は残弾を捕食される。
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下の残弾ゲージが無くなればゲームオーバーとなる。
2.総評
★★★☆☆
ゲームの移植度的にはかなり再現されている方だとは思う。ボーナスステージやBGMは省略されてしまってはいるものの、基本的なゲーム性はそのままである。また、シューティングゲームとしても、縁日の射的というテーマはとてもユニークであり、日本人としては何となく夏にプレイしたくなるゲームである。ただ、1980年にすでにAtari2600でスペースインベーダーがリリースされているので、ゲーム性を考えると若干リリースタイミングが古いようにも感じてしまう。当時の人がどう思っていたかはわからないが・・・
以下プレイ動画
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