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Atari2600:Breakout

ゲームタイトル:Breakout
販売:Atari
種別:パズルゲーム
発売年:1978年
カートリッジID:CX2622

1.ゲーム概要

本タイトルはATARIからリリースされていたアーケードゲームタイトル"Breakout"のAtari2600への移植作品である。アーケード版に関してはウォズニアックやジョブズが開発にかかわっていたり、日本ではブロック崩しという名で輸入され、様々な玩具メーカーに影響を与えたなど、いろいろ曰くはあるがここでは割愛する。

起動後の画面

ゲームを起動すると、カラフルなラインとパドルが表示される。なお、元のアーケードではモノクロであったためオーバーレイでカラフルにしていた模様(あの年代のゲーム機ではあるある)。画面上部の数字は、左の三桁表示がスコア、中央がボールの数、一番右がゲームモード番号である。

ゲーム開始

パドルの操作には、ATARI2600用パドルコントローラを使用する。パドルのボタンを押すとボールが出現しゲームがスタートする。

ブロックを崩しているところ

基本的にはPONGを一人用にしたようなゲーム性で、ブロックに対してボールを当てて崩していき、パドル外にボールを落としてしまうと残りのボールが減るというルールだ。また、ブロックの4段目以降にボールを当てると、ボールの速度が速くなる。

連続でブロック破壊

ブロックを貫通し、上部のスペースにボールを到達させると連続でブロックを破壊できる。これが脳汁が出そうなくらい気持ちがいい。

ゲームオーバー

当然ながら、ボールの残りがゼロになるとゲームオーバー。

パドルの長さが変わる(モードB)
Breakthruモード

ゲームモードがいくつかあり、まずモードスイッチでパドルの長さを変更し難易度調整が可能。そのほか、ゲームセレクトでブレイクスルーという、高難易度のブロック貫通モードや、パドルでボールを保持できる初心者モードなどが用意されている。

2.総評

★★★★★
まさに完成されたゲーム性であり、一人で黙々と打ち込んで楽しめるゲームとしては歴史に名を残す発明といえるゲームである。後世のゲームに与えた影響も大きく、まさにこのゲームの別名であるブロック崩しというタイトルがそのままゲームジャンルとして確立するほどである。ATARIのことは知らなくても、このゲームを知らない人はあまりいないだろう。ゲームの歴史を感じるためにも、一度はプレイしてみて欲しい一本。
以下プレイ動画


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