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Atari2600:Sorcerer’s Apprentice

ゲームタイトル:Sorcerer’s Apprentice
販売:Atari
種別:サイドビューアクション
発売年:1983年
カートリッジID:CX-26109

1.ゲーム概要

本タイトルは1940年に公開されたディズニー映画「ファンタジア」内の短編ストーリー「魔法使いの弟子」をゲーム化したものである。映画を観たことない人向けにストーリーの概要を説明すると、魔法使いの弟子であるミッキーは、師匠から水汲みを指示されていたが、師匠が出かけている隙に師匠の魔法の帽子を使用して、ほうきに水汲みを代行させる魔法をかけて愚かにも仕事をさぼる。そして、ミッキーが居眠りをしている間に部屋中が水浸しになるまでほうきが水汲みを継続しており、ミッキーは止める術を知らず右往左往するという内容。

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ゲームをスタートされるとミッキーに眼を付けられる。

夢の世界へ・・・・

メインステージは、映画内でミッキーが居眠りしていた際に見ていた夢の世界。星が飛び交っており、頻繁に星が落ちてくる。

魔法を出すミッキー

このゲームではミッキーは魔法を出すことが出来る。魔法を飛んでいる星に当てると何故か空のバケツに変換されるようだ(なんで?)。また、スコアも増える。

地下修練所に向かうミッキー

ある程度プレイしていると、画面下部のゲージが青くなってくる。その場合は地下の修練所が水浸しになり始めているのですぐに向かう。

地下の惨状

地下修練所では、水を運ぶほうきと無人空バケツが拮抗した戦いを繰り広げている。ここで、ミッキーを操作して、ほうき側をひたすら妨害するとバケツがすべての水を排出することが出来る。排出が完了したらミッキーを地上に戻し、バケツ生成作業を再開する。

階段から足を踏み外すネズミ

地下にいる際に階段から落ちてしまうと、地上に戻る速度が大幅に落ちてしまいタイムロスとなる。その間に水浸しが進行する。

水浸しの進行

水浸しが進行すると、ミッキーが動ける範囲が小くなる。主に水面より下には行くことが出来ない。

水がいっぱいに・・・

最終的に修練所が水でいっぱいになったらゲームオーバー。映画ではこの後、師匠がすべて排出し、ミッキーはお目玉を食らう。

2.総評

★★★☆☆
グラフィックはそれなりによく、映画の内容もそこそこ再現している。ただ、あまりにゲーム内容が単調すぎてすぐに飽きてしまう。しかも、割と簡単なので短時間で慣れる。低年齢層向けの内容といわれればそれまでだが、そもそもなぜこれをゲームの題材に選んだのかという謎も残る・・・。それと、映画の内容は再現されているといったものの、星に魔法に当てるとバケツになるというものはゲームオリジナルなので、ここは本当に謎すぎる。
以下プレイ動画


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