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【岡山グルメ】オムライス好き大歓喜!魅惑のオムライス専門店、「おむや」に行ってきた話

オムライスが無性に食べたくて仕方がない!という日が、一年に数回訪れる。

今日がまさにその「オムライスめちゃくちゃ食べたいデー」だったのだが、そんな日にうってつけの最高なお店に行ってきたのでご紹介させて頂きたいと思う。

極寒の岡山駅前

この日、岡山は強い寒波の影響で非常に厳しい寒さだった。
比較的穏やかな気候の岡山では珍しく朝の気温が-3℃にまで達するなど、県内全域で氷点下を記録するほどの大寒波に見舞われた本日。

寒さのせいか駅前は人の数もやや疎らで、そのせいか通り抜ける北風がより一層冷たく感じる。

「オムライスが食べたい」というシンプルな欲求に身を任せて岡山駅前まで足を運んだものの、あまりの寒さに「帰ろうか…」という弱音まで出てしまったのだが、目的地はもうすぐそこだ。
ただひたすらにオムライスの事だけを考えつつ、何度も何度もGoogleマップで確認した看板を探して一心不乱に歩き続けること数分。

オムライスの店 おむや

「オムライスの店  おむや」

岡山県岡山市北区柳町二丁目1-8
営業時間:11時〜22時30分
定休日:日曜日

https://tabelog.com/okayama/A3301/A330101/33001281/
https://tabelog.com/okayama/A3301/A330101/33001281/


ついに看板を発見!

見つけた!

そう、この店こそ、本日私がどうしても行きたかったオムライスの専門店「おむや」さんである。
半ば嫌がらせのような厳しすぎる北風にさらされながら歩き続けた先にこの看板を見つけた瞬間は、地獄に蜘蛛の糸を垂らされたような気持ちにすらなった。

この店、市内でも珍しいオムライスの専門店。
以前から気になってはいたもののなかなかタイミングが合わなかったのだが、今回ようやく足を運ぶことが出来た。

店内に入ると程よく暖房の効いたほっこりとした空気。
大寒波にいじめられ続けてきた体が一気に生き返る。

店内にはカウンター席もあり、こぢんまりとしつつもお洒落で暖かな雰囲気


壁に描かれた大きなオムライスの絵を見て、「ああそうだ、私はオムライスが死ぬほど食べたかったんだ」と本来の目的を改めて再確認させられる。

メニューはこちら。

オムライス好きにとって嬉しすぎるシステム

「おむや」が以前から気になっていた最大の理由が、卵の巻き方を選べるというオムライス好きにはたまらないシステムがあるからだ。

無類のオムライス好きである皆さんは、一度はこう考えたことはないだろうか。

「オムライスが食べたいけど、ふわとろタイプの店しかないな…たんぽぽオムライスが食べたいんだけど…」
「巻きオムライスが食べたいけどたんぽぽオムライスの店しか見つからないな…」

そう、オムライスと一口に言っても、そのタイプはさまざま。
ふわふわの卵がチキンライスを包むふわとろタイプ、昔ながらの巻きオムライス、今流行りのたんぽぽオムライスなどなど、一口に「オムライス」と言っても卵の巻き方が違うだけでそれぞれ全く別の食べ物になるのだ。

私は特にたんぽぽオムライスが好きなのだが、たんぽぽオムライスを取り扱うお店を探すのに難儀した経験はいくつもある。

しかしこの「おむや」なら、確実に求めているオムライスと出会えるのだ。

というわけで、卵のタイプは迷わずたんぽぽオムライスに決定。
次にソースを選ぶのだが、レギュラーメニューの二種類のソース(デミグラス、ケチャップ)に加え、日替わりの「本日のソース」から選べる。

本日のソースは和風おろしソースとのことで、こちらも非常に気になったものの、やっぱり最初は定番がいいかなという理由でデミグラスソースを選んだ。

「おむや」では、オムライスに様々なトッピングを加えることもできる。
グラタン風チーズ、ウィンナー、ハンバーグにスパイシーチキンなどなど、オムライスの傍にいてくれたら非常に嬉しい名脇役が勢揃いだ。

今日は北風のせいでエネルギーをごっそり奪われた事もあってかなり腹ペコだったので、ボリュームのありそうなスパイシーチキンをトッピングに追加した。

圧巻のパーフェクトオムライス

待つこと5分。
注文してからさほど時間が経っていないのに、脅威のスピードでテーブルにオムライスが運ばれてきた。
待ちに待ったオムライス、ここ何日も食べたい食べたいと思い続けていた愛しのたんぽぽオムライスとようやく対面できる。

ボリューミーなふわふわオムレツが、チキンライスの上に鎮座している。
まさに求めていた理想のたんぽぽオムライスが登場し、思わず「わ〜!」と言ってしまった。
オムライスの傍には、スパイシーな香り漂うチキンが寄り添ってくれている。

店主さんからオムレツを割る用のナイフを渡されたので、意を決して入刀すると…

あまりにも理想的すぎるオムレツの割れ方。
とろとろの卵が中から溢れ出してくる。

うますぎる

待望のオムライスを口に運ぶと、芳醇なデミグラスソースをまとった卵がふんわりと口の中でとろけた。
口当たりがよく心地よい噛みごたえのチキンライスは、決して主張しすぎず穏やかな味わい。
濃いめのデミグラスソースが卵とチキンライスを上手にアシストしてくれるので、口の中で更にパーフェクトなオムライスが出来上がるのだ。

トッピングのスパイシーチキンは、カレーっぽいまろやかなスパイスが効いていて非常に美味。
簡単に噛めてしまう驚きの柔らかさで、チキンライスとの相性も抜群だった。


嬉しいサプライズが!

ある程度食べ進めていくと、チキンライスの中からこんなものを掘り当ててしまった。

まさかの卵 in 卵。
なんとチキンライスの中にうずらの卵が!
思わず山珍の豚まんを思い浮かべてしまったが、このサプライズはすごく嬉しい!

うずらの卵をオムレツと一緒に食べるという、卵好きにしか許されない行為ができるのはここだけかもしれない。

ここに来る前期待が抑えきれずGoogleのクチコミを何度も見ていたのだが、「美味しすぎて一瞬で無くなってしまいます」という口コミがあった。

その理由がようやく分かった。
単に美味しすぎるというだけでなく、口に運ぶ度「もっともっと!」と求めてしまう一種の中毒性のようなものがある気がする。

あっという間にひと皿平らげてしまい、少し寂しい気持ち。
なぜオムライスは食べたらなくなってしまうのだろうか?

ちなみに、この日同行した旦那はふわとろタイプのオムライスを注文していた。

昔ながらの巻きオムライスに、スパイシーチキンとグラタン風チーズをトッピング。
こちらも非常に食べ応えのありそうなフォルムをしていて、何より卵の巻き方がなんとも美しい。

全トッピングにもチャレンジしたい

期待を遥かに超えてくるクオリティ、そしてオムライス好きには嬉しすぎる「卵のタイプを選べる」というシステムにすっかり心を掴まれてしまった。
私の住む倉敷市内からは少し距離があるものの、また近いうちに必ずお邪魔させて頂きたい。

次に来た時は、ふわとろオムライスを大盛りにして全トッピングにチャレンジしてみようかな。

オムライスが食べたいけど好みのタイプになかなか出会えずオムライスを食べること自体諦めてしまいそうなそこのオムライス好きのあなた、ぜひこの「おむや」に足を運んで頂きたい。

求めているオムライスと確実に出会える。

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