曖昧な価値をコトバにして、表現へつなげる方法 - 第3回リーダーズ講座での学び
こんにちは、デジLIG卒業生のikaです。今回も、リーダーズ講座についての記事を書いていきます。
第3回リーダーズ講座とは?
↓概要はこちらです↓
今回の講座では、ワークショップ形式で、コトバによるセルフブランディングが何かを体感することができました。
本記事では、このワークショップでの学びを追体験できるように、私の実際のアウトプットを載せていきます。
よろしければみなさまも、一緒にやってみませんか。
なぜコトバが必要なのか
曖昧だった物事をコトバにすることで、他者に伝わるようになります。
ばらばらだったみんなの気持ちをあつめていくための、旗を立てることができます。
わかっているようでわかっていない対象についての色々を、コトバにすれば気づけるし、ある一定の方向に向かわせることができます。
なるほど、大切ですね!
ワークショップ:曖昧な価値をコトバにして、表現へつなげる方法
今回の目的は「セルフブランディング」です。
とりあえずでもいいので、ぜひ一緒にやってみませんか。
みなさまが参考にできるように、私のアウトプットを載せていきます。
習うより慣れろ!
①エピソードを書き出す
Point
エピソード(具体的心象)をできるだけ書き出してみましょう。
※今回の目的は「セルフブランディング」なので、自分自身の体験を書いていきます。
ヒント
あなたがずっと頑張ってきたことは?
あなたのすきなことは?嫌いなことは?
周りからどんな人だと言われる?
あなたの将来の目標は?
↓私が書いたもの↓
気が向いたとき日記書く
面白いと言われる
深く考える
人にプレゼントするのが好き
どうせ行くなら行ったことのない場所
気が合う人と話すのが好き
納得したい
マイブームがある
作ることがすき
無駄がないものがすき
感想:まずは具体的なエピソードを考えていきました。制限時間は10分(?)程度ありましたが、意外と思いつくのが大変で、時間まるまる使いました。
②キーワードを書き出す
Point
その体験から得られたことや紐づく価値観をコトバにする。
↓私が書いたもの↓
気が向いたとき日記書く→自分の気持ちを大切にする、内省的、考えるタイプ
面白いと言われる→自分を持ってる、自分の意見がある、ユーモアがある
深く考える→思想家、自分の意見がある
人にプレゼントするのが好き→その人に似合うものを考えることがすき、何を渡したら喜ぶかを考えるのがすき
どうせ行くなら言ったことのない場所→好奇心旺盛、刺激を求める
気が合う人と話すのが好き→深い関係を大事にする、冗談が好き
納得したい→ねばりづよい、凝り性、とことん突き詰める
マイブームがある→好奇心旺盛、興味に従う
作ることがすき→(白紙)
無駄がないものがすき→本来的、機能的
キーワード
思想家、好奇心旺盛、ユーモア、ねばりづよい、自分を持ってる、内省的、興味に従う、冗談が好き、凝り性、刺激的、わくわく、追求、ユニーク、深い、個性的、考える、本来的
感想:具体的なエピソードだったものが、だんだん抽象度を増してきました。エピソードが既に出してあることで、それに紐づく価値観も、比較的簡単に思いつけた気がします。(価値観というよりも、性格特性が近いかも…?)
③3つのグループにまとめ、名前をつける
Point
キーワードを3つのグループにまとめてみましょう。
それぞれに所属するキーワードの中心を捉え、一言で言い表せるような名前をつけよう。
↓私が書いたもの↓
グループ①
ユニーク、凝り性、自分をもってる、直感的、思想家、考える、内省的、深い、ねばりづよい、本来的、追求、内省的、情緒的、感覚的
名前…introspection(内省、内観)
グループ②
好奇心旺盛、興味に従う、マイブーム、刺激的、わくわく
名前…curious(好奇心)
グループ③
面白い、会話好き、深い関係、適当、冗談、ユーモア
名前…funny(面白い)
感想:キーワードをまとめたもののコアの部分を捉え、一言で表すことで、抽象度が更に増して本質的な言葉になった気がします。
それにしても、ばらばらだったキーワードが、うまいこと3つにまとまるなんて驚きでした。(エピソードやキーワードを書き出しているときは、3つにまとめようなんて考えてなかったです)。
④リファレンスを用意する
Point
それぞれのグループに、既存デザインやビジュアル(リファレンス)をつけてみよう。形式はなんでもok。
↓私が用意したもの↓
説明…内省、内観。自分の心や考えに興味を持ち、深く掘り下げる。自分の内面へ沈んでいく。眺める。のぞく。進んでいく。泳いでいく。吸い込まれる。
説明…好奇心。対象に興味をもち、もっと知ろうとする。疑問を持つ。のぞいてみる。そのようにして自分を通し、世界を感じていくことのたのしみとよろこび。
説明…面白い。日常のさなかに楽しいことを発見しようとする姿勢、その目線。適当さ。そして愛嬌。いい意味でナンセンス。
感想:私のリファレンスはイラストレーションが多いですが、webサイトでも写真でもなんでもokのようです。
他の方のリファレンスが後日紹介されたのですが、例えば同じ「curious(好奇心)」でも、ビジュアルが大きく違うことが驚きでした。言葉の捉え方やイメージは、人によって異なることを頭ではわかっていたけれど、実際に目で見ることで深く体感できました。
⑤3つのトンマナを用いて、好きなものを作ってみる
Point
「ツイッターのアイコン」「名刺」「ロゴ」「ポートフォリオ」「オリジナルTシャツ」「変な置物」
企画段階のものでも、デザインまでやっても大丈夫。
ぜんぶ、あなたが決めればいい。
↓私が企画したもの↓
たのしみかるた
だれに:暇人、学生、あそびを忘れた社会人
何を:かるた(あそびの楽しみ方が書かれたもの)
なぜ:余暇を楽しんでもらうため、楽しみを心に抱いてもらう
いつ・どこで:雑貨屋、生活用品や文房具の店・来店したとき
かるたで趣味や休日の過ごし方を提案してみようという試みです。かるたよりもトレーディングカードとかの方がよかったかも…。
こちらはラフですが、イラストはほのぼの系のイラストレーターさんに任せたりとか、裏面に「楽しみ方の応用編」なんかも書いたら面白いかと考えました。トンマナはグループ③のfunnyが合いそうです。
感想:商品の企画になってしまいましたが、一応考えました…。3つのトンマナをかけ合わせるのは難しかったです…。他の方は、Twitterのヘッダーや名刺などを作成されててすごかったです。
まとめ
いかがでしたか。
この手法によって、曖昧だった私の価値もひとことに言語化され、ビジュアルのイメージもつきました。
具体的なものから発想し、抽象度を高めながら、
最終的には本質へと迫っていくのですね(私の解釈ですが…)。
セルフブランディング以外にも、様々な場面で使えそうです。
それでは、
浦川さん及び関係者の方々、
この度は貴重なお話をありがとうございました。
たいへん学びになりました。
またここまで読んでくださった読者のみなさまも、本当にありがとうございました。
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