「？」と「！」のあいだに

もーはーやーペースが日記のようになっていますが、大勢の人にとっての精神病院って一種のファンタジーというか想像の煮こごりみたいなものだと思うのですよね。何かサーカスというかクーロン城というか、薄暗く、当人たちは真剣なんだけど好奇心で消費されているというか。（入院生活をネットにアップすることを目論んでいる奴が言うことじゃないですけどね）
私個人の体験や思い出？は消費されて笑い飛ばされて欲しいと思っているんですけどね。もちろんそうじゃない人も大勢いるだろうから私のnoteを見て精神疾患を「語る」つーのはとても危険なので止めた方がいいとおもいます。

でも外出や外泊から戻ってくると「やっぱりここって異空間だよなぁ」と思ってしまう。一番「異空」を感じるのは看護師さんすら微妙に話が通じにくいところで、看護師さんと「？」「？」「？」みたいなやり取りをしていて突然「！」となる瞬間があるんですよね…。

いや私も患者のうちなんで看護師さんの「？」も間違ってないと思うんですけど、あの「？」は「この相手に話、通じてる？」とローディングしてるんだと思います。その点ではプロです。ただ通常よりもローディングタイムが長いので私の方でも「この相手に話、通じてる？」とぎこちなくなり結果的に「？」の応酬になるんだと思います。
「！」は多分「あ、これ話通じてるわ」という気付き。一度「！」になると文字通り話が早いんですけどね。こういう感覚も自分が良くなっている確信の根拠にしちゃってますけど、この文章自体「？？？」になっているのでもう少し修行が必要みたいです。