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ロス歴3年のイカす親友と遊ぶ(楽器屋)


フリマの後はアメリカの大手楽器屋、「ギターセンター」へ出向いた。

アメリカの楽器屋、でけえ!

凄腕(僕目線、、)のミュージシャンがいっぱい試奏してはる。。

久しぶりに、約3年ぶりに、彼ともジャムった!

何故かどちらもテレキャスを持って笑

一通りジャムると、お高めなギターが置いてある部屋に移動。

めっちゃめちゃうまいおっさんが試奏してはる。

めちゃめちゃうまい。

なんか、二人とも、ここで弾くの?いける?みたいな雰囲気、ちょっとびびってその部屋を出て、元の場所でまたジャムを始める。

後ろの黒人がベースで合わせてくる笑

2通りジャムを楽しんだ後、再びお高めな部屋へ。

めちゃめちゃうまいおっさんが、いなかったので、品定め。

二人ともストラトプレイヤー。

僕は40万ほどの、彼は100万越えのストラトを。

天井近くにギターが掛かっているので、

スキンヘッド、がたい大きめ、ヒゲモジャのおっさんに頼んで、それぞれのギターを取ってもらう。


ハシゴに登って、上の方でギターを取ってくれているが、

なんか、扱い雑い!笑

横のギターにぶつかってるし!

豪快。

んでよく喋るんだこれまた。ジョークを挟みつつね。

だから、3メートル程のハシゴにつかまって、片手でギターを取りながら、それを見上げてる僕らの方に目線をたまに向けて、ずっと喋ってる。

ギターをハシゴからそのまま腕を伸ばして下にいる僕らの方に渡しながら喋り、僕らは丁寧にそれを受け取る感じ。

二人ともにギターを渡すとハシゴから降りてきて、

Ok!This guitar is ....

と説明が始まる。

「こいつはNAMMshow(世界最大規模の楽器展示会。有名ミュージシャン、有名楽器メーカーの大物たちが世界中から集まるミュージシャン向けの祭典)に、出店されててだな、特徴がありすぎるんだよ、例えばこのボディは通常使われない木の削り方で、このヘッドの部分も、、、とまあ、言い出すとキリがない。NAMMでも客にこのギターはどんなギターだと聞かれたんだ。面倒くさいからこう答えてやったよ。

ああ、こいつかい?うん!!もんのすごくいいぜ!

てな。これだけだ。面倒くさいんだもん。」


おもろい。英語はつまみつまみしか理解できないが、うん。おもしろかった。

親友と二人でhahahaと笑いながら、

「よし、まずは生音で弾いてみろ!」と、言われ、弾く。

うん、よく鳴る。100万の方。

「よし、じゃあアンプだ。」

親友が一音チョーキング。二人で顔を見合わせる。

めちゃめちゃ気持ちいいやん、、。

そのおっさんもまた何やら説明をしてくれる。

今度はその説明よりも、僕はおっさんが売り物の見たこともないようなfenderのアンプに足を乗せながら得意げに喋っている姿に感動してしまった。

なんか、かっけぇんだよな、そーゆーとこ。。


40万の方も試奏。

これと言ってよく違いがわからない。

僕はやっぱり思った。

本当にいい音のギターは100万からなんだな。て。

知らんけど。


一通り音の違いとおっさんのジョークを楽しんでから、ギターセンターを出る。

道路の向かい側にもこれまた楽器屋がある。

「Sam Ash」というこれまたでかい楽器屋。


入って物色。

どーやらメタル色強めの感じだなこっちは。

という印象。

試奏してる連中も重めの歪みと、速弾きが多かった。

おもしろいね。

僕は一つ気になったギターがあった。

まっっっさおなセミアコ。

色が100点。

これまたハシゴに登って取ってもらう。

試奏。

いい。

あんまりセミアコはよくわからんけど、これはシェラトンというタイプらしい。

音もいいんだよ、十分。

値札をぱっとみてみると、

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7万円。


うわー、手届きそうーーーーほしいーーーーー


これを書いてる今も僕はあのギターの事を想っている。


名残惜しいが、別れを告げ、ラスベガスで一発当てたらこいつを買うと心に決めて、二人で店を出た。


ああ、げんきかなー、、シェラトン。。

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