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なんばから心斎橋へ、久しぶりにミナミの商店街を歩いてみました。

ミナミへ近づくことは、もうないかもしれないなと、漠然と思ってました。
2020年、コロナ禍に陥るまでは。

大阪の商業エリア、キタとミナミ。
心斎橋から通勤していたこともあるし、本町が職場だったころはミナミへ繰り出すこともそこそこあったので、それなりに馴染みはあります。
ひとつの転職をきっかけに、仕事も遊びもキタがベースになってしまい、ミナミへ向かうことは、減少傾向。その間、インバウンドやらなんやらで、客層は大きく様変わり。より足が遠のくことに、なっていました。
街がにぎわうのはいいことなんですが、自分がターゲット外であることは明白でしたから。

そんなこんなで10月も下旬。
学生時代の友人と、今年2月ぶりに会うことになりました。
この約8か月もの間、お互いちょっとした買い物も、気軽には行けなかった生活です。
そういえば少し前に、とらやさんが閉店するというニュースがあったことを思い出しました。敬遠していたミナミの商店街も空いてそうだし、行ってみるなら今なんではないか?
こんな感じで行きたいところを出し合って、ぶらぶら街歩きです。

◇◇◇


地下鉄、とつい言ってしまいますが、大阪メトロですね。
エンジョイエコカード(1日券、土日祝は600円とかなりお得)を使い、なんば駅から地上へ。なんばマルイから、表へ出ました。

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服地・布地のデパート、とらやさん。

この年末、2020年12月20日(日)をもって、閉店されるそうです。
閉店したら、サイトもなくなりそうですね…。
ここいらの学校の文化祭なんかで、大量に生地を買うとなったら、船場センタービルか難波のとらやさん。あとは新大阪センイシティでしたけど、こちらはすでに縮小されてしまいました。
今は、ユザワヤさんとかネット通販とか、他の手段もありますけど、昔ながらの実店舗が減っていくのは、寂しいものです。

せっかくなので、3階から2階、1階、表のハギレも見て回って、ついつい生地を購入してしまいました。店員さんに欲しい生地と必要な長さを伝え、小さく切った生地をホッチキス止めした伝票をもらい、10分後くらいにレジに向かってお会計、品物を受け取る方式。待ってる間も、ちょっとわくわくするこの感じも、なくなってしまんですね。

…この布で、何か作れるといいんだけどなぁ。(ノープラン)

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アラビヤコーヒーにて、おやつ休憩。
固めで大きいけど、あっさりといただける自家製プリン。
すっきりとした酸味のブレンドコーヒーとともに。

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勤続疲労のカニは、回復したところでした。

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道頓堀、ひっかけ橋、戎橋。そんなに密じゃない。

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アセンス(本屋さん)も、なくなっちゃったしなぁ。


日曜日の人出としては、まだ少ないんでしょうね。
とても歩きなれた感じの込み具合、とでも言いましょうか。
この日本人ばっかりの心斎橋筋商店街というのが、かえって郷愁を誘うという、不思議な感覚。昔は、こんな感じやったよねえ。妙に懐かしいやんか。店舗はかなり入れ替わってるはずなのに、ホントふしぎ。

改装したばっかりの、大丸さんを通り抜ける。その隣の心斎橋パルコは、11月20日オープン。新規会員の募集をしてました。
昔は、そごう。そごうから大丸の北館を経て、パルコになるなんて、思ってもみなかった。
元々の心斎橋パルコは、今はH&Mが入ってるビル。
閉館したのが、2011年。約9年ですか。雑貨とか買いに行きましたねぇ…。

2020年。この状態が、いつまで続くのか。
何とも言えない気持ちになりながら、心斎橋を後にしました。

◇◇◇

おまけ。
シモジマで文房具を買いたかったので、そのまま本町まで北上。

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今年ならではですな。

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