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『ポジティブ大全』を中学生にもわかるように解説してみた

「もっと自分を知って好きになる!ポジティブ大全」は、ポジティブ心理学の専門家である徳吉陽河さんが書いた本です。この本は、自分の「強み」を見つけて活かす方法や、自分の「弱さ」や「ネガティブさ」を受け入れて好きになる方法を教えてくれます。

ポジティブとは、単に明るく楽観的になることではありません。自分の本質や価値観に基づいて、自分らしく生きることです。そのためには、自分のストレングス(強み)を見つけることが重要です。

「もっと自分を知って好きになる!ポジティブ大全」の面白い部分は、自分の強みを3つの要素で分析するHDBモデルの活用です。このモデルは、Being(本質・あり方・価値観)、Doing(行動・態度・実行)、Having(資源・経験・能力)の3つの要素を使って、自分強みを発見し理解する手助けをしてくれます。このHDBモデルを使うことで、自分の強みがどのような特長を持っているのか、それをどのように活用できるのかを明確に理解できます。この本では、HDBモデルを通じて30種類のストレングス(例:「好奇心」「学習意欲」「勇敢さ」など)が紹介され、読者は自分の中にどのような強みがあるかを見つけ出す手助けを受けることができます。

しかし、この本は強みだけでなく、弱点やネガティブな感情も受け入れる重要性も教えています。弱点やネガティブな感情は、自己成長の一部であり、ダークサイドと呼ばれます。この本は、ダークサイドを否定せず、受け入れてコントロールする方法を紹介しています。これにより、弱点を強みに変える道を開けます。

最も大切なポイントは、自分自身を受け入れて好きになることです。この本は、日本人がネガティブになりやすいという遺伝子の研究結果を紹介し、それを否定するのではなく、自己受容力を高める方法を提供しています。自分自身を肯定し、ポジティブな思考と自己肯定感を育むためのヒントやワークも充実しています。この本を通じて、自分の強みと弱点を探求し、ポジティブな人生の道を歩んでください。


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